『オルセー美術館展』に行きました。印象画と写実画の違いは「カメラ・写真にも通じる」ものがあるのかも
こんにちは。Photographer non🐤です。
海外の街や風景、スポーツ撮影を生涯のライフワークとしています。毎日、生活のすべてにカメラが欠かせません。
写真は記憶を確かにしてくれるだけでなく、時にはその写真が今を生きるための力を与えてくれるものになります。
カメラ・写真に関する話題について語っていきたいと思いますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
「オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語」
会期: 2025年10月25日[土]ー2026年2月15日[日]
会場: 国立西洋美術館[東京・上野公園]





フランスに旅行した時、ルーヴル美術館には行ったのですが、オルセー美術館は時間の都合もあり見送りました。
両美術館の主な違いは収蔵作品の時代区分です。ルーヴル美術館は1848年以前の作品、オルセー美術館は1848年から1914年までの作品を中心としており、オルセー美術館は特に印象派の作品で知られています。
オルセー美術館をフランス滞在中に見送ったのは、印象派の作品が多いことでした。


私は絵を描かないので、絵について何かを詳細に語ることはできないのですが、カメラ・写真の無かった時代に如何に実際に見たままを絵に描いて残してきたか、という点に興味を持ち、西洋画を鑑賞することが好きになり、海外では必ず美術館に足を運び、国内でも国立西洋美術館には定期的に訪れます。
その意味で「写実主義」の絵が好きで、写真も見たままに、色を変えず、解像を第一としています。

絵が好きな人には今更の話ですが、印象画(印象派)と写実画(写実主義)の主な違いは以下のとおりです。
1.目的の違い
● 印象画(印象派)
その瞬間の「光」や「空気感」「雰囲気」を捉えることを重視。見たままを正確に描くより、“感じたまま” を描く。
● 写実画(写実主義)
対象をできるだけ正確・客観的に描くことが目的。
光や質感、形を忠実に再現し、写真のような正確さを求める。
2.見たときの印象
● 印象画
「ふんわり」「柔らかい」「軽やか」「キラキラした光」
近くで見ると筆跡の集まり、離れて見ると1枚の絵になる。
● 写実画
「写真のよう」「重厚」「細密」
近くで見ても形が崩れず、滑らか。
3.一言でまとめると
印象画=光と雰囲気を描く絵
写実画=形と事実を忠実に描く絵
これらは、写真にも通じると感じたのは、私にとって写真は主に「記録」であって、建築物などの写真は、後で拡大して装飾など細かい部分をチェックして楽しみます。
写真を拡大せず、印刷などして全体を「作品」として楽しむ人は、おそらく「印象画」に共感を覚えるのではと思いました。



ただし、印象派の絵が最初に登場した時は、評価が低く「酷評」されました。
批評家や一般客の反応は、
「未完成の絵だ」
「子どもが描いたようだ」
「粗雑で雑に見える」
「伝統を破壊している」
というものだったそうです。
最初の印象派展(1874)からおよそ20年後にようやく「革新的な絵画」として受け入れられていきました。

で、何で『オルセー美術館展』に行ったの?って言われそうですが😅、西洋美術館と国立科学博物館に行く予定があったからです。
国立科学博物館では今、特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」を開催しており、これが目的だったのですが、「印象派展×大絶滅展 上野おとなりセット券」というのがあるのを見つけ、どうせならフランスで行かなかったオルセー美術館の所蔵が見られるならついでに、ということでした。

写真にも印象派と写実主義が存在するような気がしました。
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