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#8前半 フェルメールの聖地巡礼(マウリッツハイス美術館) 母と娘のネーデルラント旅🌷


day 8

 ホテルで美味しい朝ごはんを食べ、"私たちの改札"こと、ホテルから一番近い改札から一番乗り場に入り、デン・ハーグ行きの電車に乗ります。今日の目的はハーグとデルフトでフェルメールを感じることです。

デン・ハーグ駅はアムステルダム中央駅にそっくり

 マウリッツハイス美術館の開館1時間ほど前に到着。街中を歩いて美術館に向かいます。

珍しいカタチの新教会

 途中で見つけた教会。多角形でこじんまりした、あんまり見たことない外観。中も見てみたかったけど、開いていなかったので外見だけ。あとで戻ってきて中に入ろうかなんて言っていたけれど、結局、午後はトラムでデルフトに向かうことにしたので、ここには戻ってこず。外だけでも写真に撮っておいてよかった!

ビネンホフは改修中

 マウリッツハイスの開館前にホフ池の周りを散歩しようとしていると、元気なお兄さんに声をかけられた。「このやぐら、タダで登れるよ!」
 ビネンホフに入れないかわりに、見下ろせるように立てられた、足場材でできたやぐら。たぶん私たちがこの日初めてのお客さん。ぐるぐる回りながら登って、かなりの高さからハーグの街並みを見渡すことができました。

聖ヤコブ教会の塔が、やぐらと同じくらいの高さ
ホフ池の噴水

 池の向こうにはフードトラックや、骨董品やアート作品を販売する人たちが準備をしています。私たちが通りすがったときもまだ準備中だったので、「また後で来てね」と言われました。いくつか素敵な作品がありましたが、お土産には大きすぎました、残念。

念願のマウリッツハイス

 以前の旅行の時には、マウリッツハイスが改修中で、一番見たかった「真珠の耳飾りの少女」はまさかの日本に貸し出し中。その時ちょうど東京に旅行に行っていた母に「見てきたよー」って言われたのを思い出します。
 いくつかの作品はハーグ市立美術館で展示されていたので、十分楽しむことができていましたが、ちゃんと彼らのお家で、彼らのための場所に展示されている状態で、見ることができるのをとても楽しみにしていました。

 予約の時間が来たのでいざ入館!建物に入る前にチケットの確認がありました。事前に予約していたミュージアムカード利用者の予約票を見せましたが、ミュージアムカード自体の確認は建物内に入るまでありませんでした。
 日本から来ていた別の旅行者は、予約票で建物の中に入ってからレセプションでミュージアムカードを購入されていました。
 私たちは前日のフランス=ハルス美術館で購入していたのですが、こんなふうに買うことも可能なのかー、と勉強になりました。
 というのも、後日、ミュージアムカードを使い切って、6つ目の博物館(レンブラントハウス)に行った時、ハルス美術館より入場料が高かったのでちょびっともったいなかった気持ちになったんですよね。予約票だけで受付に行ける、勉強になりました。

 さて、鑑賞開始です。時間と体力があるなら、一部屋ずつ見ていくといいと思います。しかし私たちは、本当に見たい絵の前に来た時に、すでに疲れ切ってしまっていて、ぜんぜん感動できないという経験を、何度もしてきました。
 だからこそ、一番見たい絵がある部屋へと、一目散に歩いていきました。(美術館のスタッフには、風情のない人間に思われたかもしれませんが)

 まずは彼女にご挨拶!

きれいな子ですね。

 昔から思ってますが、彼女の唇の色のリップが欲しい。真珠はぶら下がるタイプだったんですね。私もパールのイヤリングをつけて行ってたんですが、耳たぶ👂におさまるタイプだったのでちょっとしくじりました笑
 この部屋の一番客だったので、たくさん写真が撮れました。が、朝イチの自分の顔はむくみが酷いというか、目が開いてない感じだったので、ツーショット写真はちょいと残念な仕上がりでした。

デルフト!あとでこの街に行きます。

 以前みたとき、この絵の前で1時間過ごしました。冗談じゃなく、本当に。フェルメールのこの街への想いがよく込められていて、細部まで細かく,光り輝くように描かれています。

アントワープ大聖堂の下書き

 大きなものや高額なもの、飾られる場所がすごいところなど、規模の大きめな契約においては、注文主と画家との間に思いのズレがあると両者にとって被害が大きくなりかねないので、あらかじめ下絵を描いてイメージを共有して承認を得ていたようです。
 アントワープでフランダースの犬ごっこをした、あの大聖堂に飾られていたルーベンスの聖母被昇天の絵の下絵(モデロ)がありました。完成系の方にいた、左下のお尻重めの天使ちゃんが可愛らしくて好きなので、下絵にはいなくてびっくり。

オラニエ公ウィレム

 美術館の階段にいました!世界史探究に出てくる人の中でNo. 1イケメンこと、オラニエ公ウィレム。「あ、イケメン!」とテンション上がりましたが、母にはイケメンだということが伝わりませんでした。若い時はイケメンなのに。あちゃー

指輪が可愛い💍

  フランス=ハルスによる肖像画をマウリッツハイスでも発見。彼の描く装飾品はどれもキラキラ輝いてる感じがする。ハルスの絵から装飾品を復刻してみたらどうかなぁ、シリーズにしてみたらとてもいいと思うけど。私、買います。

一番有名な解剖シーン

 レンブラントが描く人たちは、キョトン顔が多くて可愛い。自然な雰囲気といえばそうなんだけど、あざとい感じも否めない。ハルスに比べたら、「卒アル用に普段の様子を撮影してます、ヤラセです」感があるんだよねー。ハルス贔屓がすぎるか?

レンブラント おじいちゃんver.

 自画像が多いのは、新しい技法を試したり、練習したりするためだったんじゃないだろうか。モデルを雇うのはお金かかるけど、自分なら鏡を見ればいいだけだから。この推測、いかがでしょう。

美味しそうなイチゴ🍓

 机の隅っこに野いちごをたくさん乗せてる。フルーツ違いで同じ構図の絵を、コールテは結構描いてます。私はこの野いちごが気に入りました。一輪だけすんっと咲く花も、机から落ちそうなイチゴも良い。生花みたいだ。この絵は気に入ったので、ポストカードを購入⭐️

筆跡なし!

 以前見たこの絵が、とても印象的で覚えていました。ダウの描く小物が好き。まるで写真のように完璧に描写されていて、色の乗せ方もいい。横から写真を撮っても筆跡がきらりと光ることは全くなかった!どんな筆を使ってたのだろう、どんなふうに塗ってたんだろう。印象派以降の、絵の具チューブを使ってた画家たちの絵をダウに見せたいわ。どう感じるんだろう。

見学後のおやつ

 オランダで食べたいものNo. 1こと、アップルパイ。マウリッツハイス美術館付属のカフェにて休憩し、いただきました🍎りんごもタルトも甘めで、クリームはかなりあっさりしたものだったのが予想外!クリーム付きかどうか選べるときは、是非つけて。

彫刻だとイケメンかどうか分からん。

 マウリッツハイス美術館を出て、デルフトに向かいます。鉄道の駅まで戻ろうかと思いましたが、美術館の近くからトラムで一本、30分ほどで着くと分かり、歩く時間が短くて済むのでトラムを選択。街中をのんびり見ながら移動できたので良かったです。

長くなったので、続きはまた!

✍️次回 フェルメールの故郷デルフト散策

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