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11/21(印象に残っているミュージックビデオ30選)

急に思い付いたんです。

最近は身の周りの出来事や世間のニュースやリリースや、どっか行ったとか何かしらのイベントに出たとか、そういうきっかけありきのnote書き出しが多かったのですが、なんかフッとね、ただただ自分の嗜好のアレコレを綴るだけの記事も書いてみたいなという。そんなアレ。

自分は専門学校時代、デザイン系の学校に通っており、専攻の学科はコンピューターグラフィック学科だったのですが、友人たちがPhotoshopやIllustratorを駆使してのキャラクターデザインや3DCG制作ソフトを使ってのゲーム映像作成などをしている姿を尻目に、自身はというとPremiereやAfter Effectsを弄りながらのミュージックビデオのような作品課題に取り掛かりがちでした。もちろん授業なので前者のようなソフトを使っての作品制作の機会も多々ありましたが、自由課題は実写の編集に惹かれてた気がする。

ともすれば当時、まだネットもそこまでガッツリ普及…してはいるんだけど速度とか容量も今に比べて全然だし、比較的容量も軽い、いわゆるFlashムービーがニコニコ動画などで猛威を振るっていた時期なので、今みたいにYouTubeで色んな人のMVがガンガン観られる訳でもなく、例えば友人が実家で契約してて録画してくれたスペースシャワーTVだとか、ちょっと海外の雰囲気ある飲み屋とか行った時に店内で流れているMTVだとか、ライブ映像じゃなくMVだけを集めたDVD(そのくせ高かったのよね当時)とか、カラオケ行った時のまだ数少ない本人映像とか、曲を入れてない間に流れている音楽チャンネルとかそういうので何とか情報を集めては色々観ていた思い出があります。オールのカラオケなど終盤誰も歌わんからずっとMV観てた。

昨今はすぐにでもYouTubeで大体のアーティストの最新MVが観られるのですが、逆にわざわざ観なくなったなあというか…簡単に手に届くようになると離れちゃうものなのかしら。むしろひと昔前のMVが公式でも上がってなかったりで、そういう方が貴重だったりするね。事務所の問題なのかな。

ともあれ。そんな学生時代を経ているとちょっと見方や好みも偏った感じもありますが、自分の個人的に好きなミュージックビデオをざっくり振り返りながら並べてみようと思い立った次第です。それこそ昔観ていたものから比較的近年のものもまぜこぜで。忘れている所もあったので思い出しつつ。


大好きなGRAPEVINEですので印象に残っているMVは多々あれど、こういうひねくれっぷりがまさにバインだなあと。ずっとピンボケ!でもオシャレ!これは何というか…この技法に「こういうの撮ってみたかったー!」もあるし、純粋にこの流れてくる風景に「土曜日の夕方の市街」を勝手に感じてその雰囲気も好きだし、この焦らされる演出を最後一番気持ちいいところで晴らしてくれるというニクイ演出も含めて、思い入れもあってとても好きな作品です。まああと普通に曲が好き。全然ライブでやってくんないけど。


こちらも大好きなthe band apartですので好きなMVは数知れずですが、やっぱりインパクト受けたのはこれだなあ。ここからバンアパのMVは4人が横並びでの、あえて表情が分かりにくい逆光や遠い構図などの演出のシリーズが定番化した気がします。昔大好きな漫画の『BECK』にて主人公達のバンドがMV制作する際に予算がなく、そんな中でひょんなきっかけで世界的映画監督のジム・ジャームッシュウォルシュに撮ってもらうというエピソードがあるのですが、そこで描かれていたMVがまさにこんな感じな気がしたんですよね。アイデアと構図、バンドの佇まいと曲の良さ、シンプルに凝縮したものだけでこんなにカッコいいものが出来てしまう。「free fall」も好き。

前出のバインのMVにも顕著ですが、街の灯かりがピンボケっぽく照らされているのが個人的にツボでして、あとアー写にしてもMVにしてもバンドが均等に横並びで演奏している構図もツボでして、その演出が両方あって更に曲も良いなら言うことないやん、がこれ。土手っぽいロケーションも好き。


自分黒スーツ黒ネクタイ好きなんす…それも普段あんまそういう衣装じゃないバンドが着てくれるとたまらんす…いやハイエイタスはBLUE NOTEなどで開催されているJive Turkeyシリーズでも結構着てくれてるんですけどね。あと「Bonfire」のMVとかね。そこに相まってこのパーティの終盤のカオスな雰囲気とか、細美さんの着崩れた感じとか、実写に二次元を交えたジャスティスのアレっぽい編集とか色々くすぐられるポイントがあって好きです。

ジャスティスのアレ。これですね。これ衝撃でしたね。カーッコ良かった!当時は自分もDJ始めたてとかでエレクトロブームにも影響を受けまくり、ファッションもそういう…DEXPISTOLSのDARUMAさんのROC STARだとか、SHAKKAZOMBIEのオオスミさんのPHENOMENONだとか、KITSUNE MAISONのTシャツだとか、色々見たり着たりしてました。懐かしーい。まさにそのフレンチエレクトロのムードを印象付けるMVではないでしょうか。出てくるTシャツが全部カッコ良くて、これに革ジャン羽織ればもうJUSTICE!印なイメージでしたね。DAFT PUNK然り、クラブでの革ジャンがロックテイストとはまた一線を画してトレンドになっていた時代でした。


なんかそこまで知られていないデュオのMVでもここまでのスケールでMV撮れるのが海外だなあと思ったのがこちら。超失礼ですね。いやだってこの曲超良いのにi-TunesストアでもSpotifyでもすぐ出てこないの。このタイトルも、こんな検索ワードならQueenやJourneyやKing knuやらが先に出ちゃうわと。これもインパクトあって観た当時終盤に行くにつれて「大丈夫!?」と思いましたが、曲の爽やかさであまり深刻さがないというか。同じ水系でもレミオロメンのアレの方が曲調も歌詞も相まってヤバさ段違いでしたね。


専門学生時代に何回も観たであろう大好きミシェル・ゴンドリー作品。好きなものは沢山ありすぎるのですが、特にこの3作かなあ。もう「Star Guitar」は掛け値なしに好き。曲も。未だにDJでかかるとアガる。これMV最初観たとき「何だろうこの違和感?」が「えっ…まさか…嘘だろ?」になり、思わず学校で周りの同級生に観せまくって「いやいや偶然じゃないん?」「違うんだって!よく音聴いて!んで観て!」と興奮した思い出。後日メイキングも観たのですが、当然全部計算されての小物を使ったテスト撮影まで!毎回この監督のアイデアも凄いけど、やっぱ超手間かかってんなというか。手間でいうとOK GOとかもそうなのですが、あちらはまたイッテQ的な"人力の限界に挑戦"な感じやピタゴラスイッチ的な要素もあり、ちょっと趣向が異なる気がする。もちろんどちらも好きなのですけどね。


同じく専門時代によく観たクリス・カニンガム。Aphex TwinのライブVJもクリスがやってるんだっけか。毎回リチャードの悪趣味全開で最高ですね。
当時確かこのクリスと上記のミシェル、そしてスパイク・ジョーンズだったかな?のMV集がDIRECTORS LABELとかってパッケージで出てて、うわー観たーい!!と思ったけどまあ全部はいいか…高いし…と諦めた思い出。まあ観たとて自分の作品制作には到底真似できないネタばっかりだったしな。


今年でRADWIMPSも20周年!早いなあ。周年記念ライブ対バンにはなんとバンプも決定しており、すわトリビュートアルバムにも参加か?と思われましたがさすがに入ってませんでした。同じ対バン相手のYOASOBIやVaundyは入ってたね。MVも変わった作りのものが多くて印象に残りますが、特に有名なMVは「有心論」とかになるのかな?何か賞獲ってたね。ただ自分はラッドはダークサイドなMVが好みでして(ゲス笑い)こういうの選びがち。「狭心症」はちょっと違う。洗脳のこの古いフィルムっぽい画質がなんか好き。昔の理科の実験ビデオみたい。内容は全然子供向けじゃないけど。


実験っぽいといえばこちらでしょうか。ライブVJにMVを取り入れて画面と音を同期させる演出は最近はもう珍しくもないのですが、その先駆けはやはりCorneliusだったんじゃないかなあと思います。むしろ映像や照明ありきの、そのシンクロっぷりが素晴らしかったというか。この後のアルバム『SENSUOUS』で一つの到達点に辿り着いてしまったくらいにMVもライブもクオリティがとんでもない域になっていったのですが、自分は専門学校時代の思い入れもあり『POINT』がダントツで好きだったりします。上記の「Drop」に至っては好きすぎて当時自分も学校の課題で勝手にMV作品を作成したりしてました。公式でもMV作品コンテストがあったらしいですね。


自分こういうワンカットものも結構好きでして…といっても「24 -TWENTY FOUR-」なども未見のニワカが言うとりますが。これは今回挙げている作品の中でも一番近年のものではなかろうか。この曲好きやねん…その主題歌となった朝ドラも未見だけど。
時間経過が逆再生によって描かれていくような不思議な世界観ですが、どこか退廃的な雰囲気もありつつ、歌詞の「100年先も覚えてるかな 知らねえけれど さよーならまたいつか!」というフレーズとどこかリンクしているような、そんなこのピースサイン。あ、ピースサインって曲もありますね。


ワンカットもの。こちらは当時曲もMVもかなり話題になりましたね。曲も好きですが何というかこの混沌とした雰囲気。ここに描かれる黒人社会のメッセージ性などは自分みたいな浅い知識では迂闊に発言はできないので控えますが、この情報量と、一息で観せてしまう演出と、何よりドナルド・グローヴァーその人の皆を惹きつける魅力が全てを物語っております。結局チャイルディッシュ・ガンビーノの活動自体は本当に終了したのだろうか。


ワンカットね。バインはワンカットもの多い気する。「放浪フリーク」とか「EVIL EYE」とか「RAKUEN」とか。田中はんMVのコンセプトによって毎回リップシンク大変だろうなあと思いつつ(EVIL EYEは"役得"っつってらしたけど笑)この曲は特にやることも移動も多くて目線がちょいちょい泳いでたりするのも面白い。決め打ち多いのだろうな。曲も最高に好き。カメオっぽく他のメンバーも出てほしいけどこれは海外ロケだもんなあ。予算がな。


ワンカットもの続けて。これは楽曲に思い入れがあり過ぎてそっちに引っ張られている部分も大いにありますが。でも撮り方も面白い。こういう時間軸がズレている作品って現場で曲を倍速再生してそれに動きを合わせて…とかはよく聞くけど、これは本人達が超スローで動いたものを後で倍速処理してエキストラが速く動いて見えるという編集。なのでよく見ると達身さんがゆっくり煙草に火をつけようとするがライターの着火が高速だったり、繁くんの首の動きが時折機敏だったりと、色々苦労が見られる笑


ワンカットものといえば!ですね。これも曲への思い入れも然りだがMVもリップではダントツで好きだなあ。どっかの図書館なのかな?秘話として鉄板ネタの "PESくんパートでアップになる際に他のメンバーがカメラ裏でダッシュしてるのが見えてしまい、思わずニヤける" というカットが採用されておりますが、メイキングも面白かった。屋外シーンでは夜なのに屋内シーンではブラインド越しに朝日が見えており、どういう編集か別撮りをどこかで繋いでいるんだろうなと。おそらくイルちゃんからRYO-Zくんに変わるとこ辺りっぽいが。壁に朝焼けの影が見えるしね。なので正確には一発撮りではないのですが、でも本人達は一発撮り言うてはんねんな。果たして。


この辺の曲はカラオケでも本人映像がよく入っていて、友人たち何人かで行った際あまりヒップホップに明るくない友人も映像が面白いのでまあ観てくれるという、そのうち曲も覚えてくれるという効果もあり。上記のインタビューでも触れておられますが、なんで寿司なんだろうっつう笑 でもターンテーブルとつけ場の相性がいいというか、DJしてても握ってても違和感があんまりない。ちゃんと寿司職人さんが指導したらしい。オチもいいですね。


DAはもうMVの構成やら何やらの前にバンドが好き過ぎて…Kj筆頭にキャラ立ちが皆すごいので、このバンドが演奏している時点でもう画になっちゃうのですが、特に自分の青春時代に影響バチバチに受けたこの辺り。チャイナ服っぽい衣装も最高にカッコいいし、馬場さんのこのいちいちキメのポーズよ!この時はまだギターがHirokiさんではなく元SBKのHakuchoさんなのよね。でもあのアフロ頭なシルエットもMVに合ってるというか、カリスマフロントマンにヤバいバンドメンバー、みたいな。一時期のリンプのような。


そんなSBK、アルバムごとにガラッと変わる作風もさながら、MVも結構設定が凝っていてずっとチェックしていて、初期作MVを集めたDVDなど購入しては頻繁に観ておりました。音源としてのどのアルバムも大好き。活動再開後の作品には申し訳なくあまり追えていないのですが、ライブ観られる機会がいつかあればなあ。このMVはDAからKj&BOTSが友情出演しチンピラっぽい役でかますのも楽しいのですが、ただただシンプルな設定なのに笑えて衣装もカッコ良くて曲も良くて、ずっと観れちゃう。あとSBKはこういう寸劇っぽいMV多いけど演技しながらのリップシンクが二人とも本当お上手。


バンプです。バンプもね、まあ思い入れが強いからね、MV云々であんまり語れないし、好きだからこそ言うけど、まあ早々に国民的バンドになってしまったので、MVもちょっと派手だったり映画かと思うくらいの綺麗な映像だったり何かの作品とのコラボだったり、純粋なMVとしての楽しみは近年の作品には若干薄いところもありますが。それでもこうメンバーがわちゃわちゃっとしていて、その上でバンド!って感じが出ている作品は観ていてとっても楽しい。藤くんがsailing dayでヘルメット落とすところや、虹を待つ人でパリピに肩組まれちゃうところで自分は大満足です笑 虹の方は色んな場所で色んな人がそれぞれの楽しみ方をしている光景が、観ていて本当泣きそうになるくらい良い。上手く手は繋げなくても、それでも笑うんだぜ。


カラオケで本人映像がよく入っているパターンその2です。ゴーイングも最近の曲こそ追えていませんが、結構ずっとアルバム買ってました。歌ってて気持ちいい曲多いのよね。この曲モキュメンタリーっぽい感じのドラマ仕立てにしてあって、観ているうちに引き込まれていくのでこれもカラオケで歌っていると友人や周りの方がジーっと観てくれるという笑 でもカラオケだと最後のシーンは歌が終わってるから大体の機種でカットされちゃうのよね。新郎役がボーカルでなく敢えてベースの石さんってのが良いですね。


出ました。前のアジカン取り上げたnoteでも貼ってましたが、もうこれでしょう笑 これもカラオケでよく本人映像あって、大体間奏のところって(間奏 〇秒)とかって若干間が出来がちだけど、これはあのギターソロのところで皆が「えええーーーー!?」と笑 これ秀逸なのはゴッチの表情ですよね。そして山本監督のジャンプ。笑えるのに最後ちょっと感動しちゃうのはもちろん曲の素晴らしさもありつつ、やっぱ監督のあのリアクションだよなあ。


NUMBER GIRLも映像作品集をDVDでゲットしていた気がします。MVのみならず京都大学西武講堂のライブや解散までのドキュメンタリーも入っていて、さらに副音声で向井さんの解説も聴けるっつうお得感。ナンバガのMVならではのあのデカい曲テロップっつうんですかね、あれ出るだけでもう興奮しちゃいますが(このMVだと小さめだけど)これはイントロからのこの「This is 向井秀徳」な佇まいと、途中から曲に全然合わせてないメンバーの動きがだんだん癖になってきて好きです。このフィルムの画質感も好き。


ここからはおまけ。これ最初観た時マジでビックリしたなあ。どうやってんだろうと。曲ネタ自体超禁じ手なのにリンゴにスクラッチさせたり、ジョンに至っては最後ブレイクダンスまでさせちゃう悪ノリっぷり。しかもこれ非公認だったんだっけか。で音源無料ダウンロードにしたとか。番組ディレクターが次第に頭抱えだして最後背中さすって貰ってるところ面白い。


AC部。こういうのも嫌いじゃないです笑 ボブデミミッミも観てました。group_inouは初期曲ちょっと聴いてて「RIP」や「SHIP」や「COIN」とかのちょっとクールでニヒルな印象だったのだけど、いつからかもうこれとか「THERAPY」とか「ORIENTATION」のイメージに…というか周りはむしろそっちのが強いくらい。まあAC部だよな。歌詞もこの映像のために書かれているかと思っちゃう。逆なんだけど。何はともあれ活動再開よかったです


MVかどうかですが。MVだよね?超カッコいいんですよね。今でこそ林檎様お着物からレトロなセットアップやドレスなど様々な衣装を着こなされており衣裳展まで開催されるくらいですが、この当時~2000年くらいでしょうか、多分2ndアルバム出た後くらいで「絶頂集」なるシングルセットがリリースされるっつうんでCDショップに行った際に視聴コーナー覗いたらばこのMVのダイジェスト版が流れてたのだけど、バンドメンバー全員の浴衣衣装!に衝撃を受け、そしてこのショートヘアーの超かわいい林檎様に目を奪われひたすら繰り返し観ていた思い出。事変の群青日和の時とかもショートウルフで、ほんのり汗かいた林檎様いいよね色気あって。失礼しました。
この福岡嘉穂劇場の雰囲気やエキストラのお客さんのノリも相まって、ライブがもはや一つの映像作品になっていますね。センターに絶対的カリスマを据えておきながらサポートメンバーも個性的な風貌かつ超絶プレイヤーでステージのどこを観ても隙がなく飽きない、みたいなバンドセットは昨今ではずっと真夜中でいいのに。やYOASOBI等々、数多くありますが、その走りのような気がしますね。余談ですがこのベースのファンキーモヒカンさん、あの名プロデューサーにしてスーパープレイヤー、東京事変でもある亀田誠治さんです。こんな時代もあったんですね笑

このアーティストなら(またはこの監督なら)あの作品がないじゃん!とかあの名作MVは?とか諸々ありそうですが、まあパッと思い出したものと、あと基本好きな曲のMVをチョイスしているので、今回はこんなところで。

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Q (P.V.B.) 読んでいただいたそのお気持ちに感謝いたします。