「リーダーシップ3.0」を概観する
過去に結構な数のリーダーシップに
関連する記事を書いてきましたが、
とりわけ小杉俊哉先生が提唱する
「リーダーシップ3.0」に絡めた
ものが多かったと思います。
例えば、慶應義塾高校が甲子園を
制覇した少し前のタイミングで
書いた下記の記事の中においても、
小杉先生の著書を紹介しつつ、
その話に触れました。
「リーダーシップ3.0」の概念は、
別名「支援型リーダーシップ」で、
基本的には一人ひとりの自主性を
尊重しつつ、行き詰まってしまった
ときには周囲の人間が手を差し延べ、
再び前に進めるように支援する、
そんな考え方です。
「3.0」があるからには、
「1.0」や「2.0」もあるわけですが、
その辺の詳しい内容は小杉先生の
下記の著書に譲りたいところ。
このリーダーシップ論の変遷に
ついて、本を読まずにYouTubeで
エッセンスが学べてしまうような
企画が先日放映されていたので、
折角ですから紹介させてください。
あのショーンKさんが、
ナビゲーターとして議論を先導したり、
適切な合いの手を挟んだりしつつ、
小杉先生がリーダーシップ理論の
変遷を簡潔に、かいつまんで教えて
くださいます。
「1.0」から「2.0」、そして「3.0」へ
という変遷を概観できる良い機会なので、
是非ご覧になってみてください。
その中で、最後の方に、永平寺の
事例について触れているのも
今回のおすすめポイントです。
永平寺と言えば、道元禅師が開祖した
曹洞宗の総本山。
福井県永平寺町にあり、700年を優に
超える歴史を持つ名刹ゆえ、ご存知の
方も多いのではないでしょうか。
その永平寺が、
「仏教界のハーバード」
と呼ばれる程に世界的に名が通り、
様々な国から修行に訪れる人が後を
絶たないとのこと。
そして、そこで繰り広げられる修行の
あり方が、リーダーシップ3.0と通底
しているという趣旨の紹介があって、
正直驚いてしまいました。
要は、修行者が自らリーダーシップを
発揮するのを待つ「システム」が
出来上がっており、困ったときに
だけ助けの手が差し伸べられるという、
修行者の成長にとって理想的とも
言える環境が整っているそうなのです。
誰か著名な、あるいは力のある僧侶が
そのカリスマで引っ張るのではなく、
誰が担っても物事を成し遂げられる
ようにマニュアル化され、
それでも行き詰まると先達が最低限の
助け舟を出すとのこと。
なかなかに興味深いエピソードなので、
是非お二人のトークを直接聞いてみて
欲しいと思います。
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