嵐の素顔↑←↑←工藤静香
工藤静香の代名詞とも言える一曲を紹介します。
§ 嵐の素顔(1989/5/3)
作詞:三浦徳子 作曲:後藤次利 収録アルバム:『HARVEST』
「↑←↑←」インパクトありすぎ問題
激しいダンスは当時から話題。
その中でも、顔の輪郭に合わせて手を上横上横に動かす振り付けがインパクト大。当初は一番のサビが終わった後だけだったようだが、あまりにも好評で他のパートでも使われるようになった。
そして現在、この振りは手話で「クドウ」さんを意味するようになったらしい。
スーツ姿で歌うのは狙っていた!?
当時はバブル絶頂期。ボディコン、ワンレンブームの最中。
肩パットが入ったスーツ、トサカの髪型、左側の前髪だけ垂らすのは聖子ちゃんカットではなく静香流(その後暫くは夜の界隈の人たちのスタンダードにも・・・)。
カラオケボックスの台頭も相まってスーツ姿で歌うことでOL層への楽曲アピールだったのでしょう。
「空が落ちればいいの」
一番サビ終わりの印象的な一節。
偶然にも同時期に、Martika「I Feel The Earth Move」(邦題:空が落ちてくる)も大ヒット。Carole Kingのカバーだった。恋をしたり失恋したりの揺れる思いは天変地異に譬えられている。
作詞:三浦徳子
作詞は松田聖子「青い珊瑚礁」でも有名な故・三浦徳子さん。
工藤静香のシングルとしてはこの曲と「Please」の2曲のみだが、88年~93年のアルバムには毎年参加し、比較的華美な楽曲の担当だった。それこそ『三浦徳子×後藤次利コレクション』といったBEST盤があってもよい位の曲数(全16曲)だ。
世良公則が優勝!
この曲は音楽番組で数々の歌手とコラボしたり、バラエティでもよくモノマネされてきた。その中でも世良公則さんがとても秀逸で感動した。
プロの男性が歌うとこんなにもロックで、骨太になる力強い曲だと再認識した。その意味で静香さんは既に当時からアイドル枠では収まりきれなかった逸材ですね。
数々のバージョン違い
①2022年、新バージョン(アルバム『感受』)
澤近泰輔さんのアレンジにより、クールでシュールなテイストに。
②2000年、ユーロビート盤(アルバム『EURO工藤静香』)
当時流行ったパラパラブームの企画物。心構えなしにいきなりブッ込んで来る。
③2020年、NightTempoのShowa Groove Mix
世界的な韓国人プロデューサー兼DJの手による再アレンジ。
時折、こっちの耳がおかしくなりそうだ(笑)。
最後に
近年でもTVでこの曲を披露することが多いが、笑いながらの手振りに違和感あり。照れないで本気出しているところが見てみたい。
