【支援のかたち】思春期のサポートを考える。
青年期(思春期)「同一性/疎外・拡散」
「同一性=アイデンティティ」とは、自分ってなんだ?自分らしさっていったいなんだ?と考えて“独りよがりではない自分像”を持つことです。
独りよがりではない自分像を持つということは、客観的な自分を知るということです。そのために必要なのは、大人でしょうか?親でしょうか?自分より立場が上の人からの言葉って真実でも何だか嫌じゃありませんか?対等な仲間からの評価や言葉って気になりませんでしたか?自分を見るためには鏡が必要です。「友達は第二の自己である。アリストテレス」の言葉どおりですよね。
「疎外」されると誰でも良いから友達が欲しい!となってしまいます。「拡散」とは、期待に応えられず、劣等感から媚びて関わり、自分を見失ったり、そんな自分にいら立ったり、そんな自分をコントロール不能になることです。
そして思春期です。
思春期に獲得することは、アイデンティティです。理想とする自分ではなく、現実の自分を知る事です。でも、哲学でいうように一番難しいのが自分を知ることです。では、どうやって知って行けばよいのか。それは、自分の外郭、外枠、外周がはっきりすれば、その中身が自分ということになります。そういうことです。
自分の中身は、何でも知っている顔をしている親や大人が教えることではなく、これから先も自分で考えていくことであり、その考える基になる要素、素材は、同じ状態にある対等な仲間からの評価でしょう。
だから、思春期には、大人や親の存在よりも鏡となる「友達」の存在が大事なのです。
この記事は、【支援のかたち】思春期のサポートに収録されています。
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