権力に弱い者が権力者になりたがる!?:月曜日は雑談と雑感の話
「真の権力の在り方とは?」
🍔 反りが合わない彼と、バイト先のヒエラルキー!?
あれは、まだ私が某ハンバーガーショップでアルバイトをしていた頃の出来事である。
その彼は、私より年下で、露骨に上のスタッフには媚びを売るのが目に付く人物であった。
彼とは、申し訳ないが一目会った時から、反りが合わないと感じていた。
ファーストフードのアルバイトには、ランク制度というのが存在する。
私の頃は、入ったばかりをトレーニー(Tr)と呼び、CBAと並んでいて、Aランクになると1人前とされていた。
その上になると、リーダーやトレーナーなどの役職が与えられる。
ランクと時給はリンクされており、人によっては、そのランクアップに夢中になる。
こうしてヒエラルキーは完成されるわけだ。
時給を抑えて、やる気を煽るには、良いシステムだが、私は当時から少し捻くれていたので、クソ喰らえ!と思っていた。
ま、責任感が芽生えるなどのメリットもある訳だが。
そんな私は他店からの移籍組であった。
大抵移籍組には、厳しい目が向けられるものだ。
その店舗は当時、旗艦店(フラッグシップ)であったから尚更だ。
私だって、自店が閉店にならなければ、わざわざ忙しいお店などに移りたくはなかったけど。
移籍した当時の私のランクはAであった。
それより上に行くにはそれなりの試験などもあり、時給審査会なる物の洗礼も必要なのだ。
時はバブル崩壊真っ只中。
私が以前いた会社は事実上倒産し、正社員からアルバイト生活への転向を余儀なくされていた。
アルバイト先での出世欲など到底持ち合わせているわけがない。
それに、前の店舗ではそれでも何不自由なく楽しくやってこれた。
生活は、昼のバーガー店とコンビニの夜勤の掛け持ちだから、楽ではなかったが。
ま、その辺の身の上話は置いとくとして、ま、今振り返っても自由奔放過ぎたと反省点もあるわけだが…。
そんな感じて、ランクなんかどうでも良いわ!と思っていた。
しかし、そのツケを、移籍先で払わせられることになろうとは…。
移籍先では、信じられない程の徹底的なランク優先主義であった。
そんな私は、そもそも、学生の頃から縦社会が大嫌い!
先輩・後輩関係も大の苦手だった私には、試練と苦難の日々が待ち受けていた。
10近くも年の離れた坊やに顎で指示をされる。
何か意見を言えば、「Aメイトのクセに」と一笑される。
前の店舗で「よきにはからえ」とばかりに過ごしていたのに、急に雑巾がけに逆戻りであった。
私は否応無しにも、ネームプレートに付けられて「A」のアルファベットを意識せざるを得なくされたわけだ。
まぁ、それでも人の性分は簡単には変わらない。
私は、頑なまでにランクアップを拒否しながら、何とか実力でのし上がってやると変な方向にやる気を燃やしていた。
そこに立ちはだかろうとしたのが彼なわけだ。
(再登場まで時間を要したね(._.)スマヌ)
💥 「やだ。」と即答したあの日と店長からの教え
彼はその状況を面白く思っていなかったのだろう。
そもそも考え方がまるで違う。
ランク制度を軽視し、マニュアルなんて最低限の約束事と言ってはばからない私と、マニュアルこそ最高のものだ。ランクこそ全て。それに従うのが絶対的な鉄則と考える彼。
水と油以上だったなと今でも思う。
彼は当初、私と同じAランクの立場だった。
それなのに、自分より上のランクのスタッフと普通にコミュニケーションを取る私が面白くなかったらしい。
ま、これは後に和解?した時に本人から告げられた話であって、当の本人は全く気付いていなかったのだが。
普通にしてただけだし。
そもそも、正直に言えば彼の存在など眼中になかった。
そんな彼が、時給審査会なるものに申請をして、私よりランクが1つ上がった。
彼の気持ちになるなら、どれだけこの時を待ったことだろうか。
それは直ぐに彼の態度に現れた。
彼は突然私に指示を出し始めた。
その最初が、外に行ってクーポンを撒いてこいであった。
クーポン配りとは、大抵、入店間もないスタッフの役目だった。
それを私に命じたのだから、宣戦布告だったのだろう。
「〇〇さんクーポンお願いします。」
「やだ。」
即答。
人があんなに分かりやすく不満を顔にするものだろうか?と思うくらい不満そうな顔をして「なんでですか?」と言った。
「明らかに間違っている」
この状況で私が持ち場を離れて良いわけがなかった。
クーポンを配れば集客に繋がる。しかし、その客を誰が捌くのか??
こいつの実力じゃ無理だろと思っていた。ま、私も失礼だけどね。
彼は「なんでですか?指示には従ってください」と言ってきたので、「間違った指示には従えない」と伝えた。
彼は、直ぐに店長室へと駆け込んだ。言いつけに行ったのだろう。
私も店長室に呼ばれたが、ハッキリと拒否した理由を説明すると納得してくれた。
当時の店長は私の理解者である。
しかし、その時にこうも言われた。
「〇〇よ。何かを変えたければ、それなりのポジションまで行くしかないんだぞ?いい加減お前も上に上がれ」と。
その店長は、私が人生で出会った、尊敬すべき、手本にすべきと思えた3人の上司の1人だ。
この時の言葉が、後に私に店長になる決意をさせるのだが。
彼は私から見るととても小さな人間だった。
リーダークルーなどへのゴマすりは忘れない。
いつも嘘っぽい笑みを浮かべている。(それはいいだろ?)
常にマニュアル通りこそ最高!が口癖で、ま、それも受け売りだったけど。
彼はとにかく上のランクのスタッフにはペコペコしていた。
権力者に弱かった。
だから、権力者になりたかったのだろう。
権力を持てば、下はみんな自分に従うと信じて疑わなかったようだ。
しかし、残念ながら仕事の方が私の目から見てもイマイチだった。
ここがもう少し暇なお店なら彼にも勝ち目もあったかもだが。
彼は私を本当に従わせたいなら、ランクでなくて、仕事で私より明らかに上になれば良かったのだ。
とは言っても、結局は口だけ達者な学生よりも、使い勝手の良い労働力だった私に軍配が上がっただけに過ぎないのだが。
それでも、その後、その店長の言葉を受けて、私も一応トレーナーの立場にはなるのだが。
この店舗で経験した、とんでもない忙しさや、70名以上の大所帯で、指導する立場を得たことは大きな財産となり、その後のキャリアに大いに役立ったと思う。
🍨メルヘンなパフェが並ぶカフェでの「白旗」と告白
そんなきっかけをくれた彼だったが、彼が辞める折に、最後だからと突然呼び出された。
私とふたりで話をしたいと。
多分この時の呼び出しが無ければ、彼の存在は忘れ去られていたかもしれない。
呼び出された場所は、まぁ、メルヘンチックな男二人では絶対に行ってはならないようなカフェだった。
彼は正直に、私に対して、唯ならぬ嫉妬の炎を燃やしていたと告白をした。
私が入ってから、お店の雰囲気が変わってしまったと。
彼は規律が厳しい、ヒリつく感じの職場が好きだったんだとさ。
まぁ、それが私はとっても嫌で、壊したかったわけだから、そりゃ嫌われるわけだ。
やっぱり職場は楽しくないとね。
しかし、当時はそこまで理解できなかったが、今ならその気持ちも少しは分かる。
当時の職場が、アルバイト先とは言え、生活の基盤で、人間関係の中心である私と。
学生で別に生活の主軸があった彼とでは、自ずと職場に求めるものが違ったのだろう。
彼は最後に白旗をあげたのだ。結局、そっちの方が楽しくなってしまったと。
自分を貫けなくなってしまったのだと。
私も、今なら、彼を少しは労ってあげられただろうにとは思う。
が、やはりおセンチな気分になって、こんなパフェが並ぶような店に呼び出す輩とは分かり合えない運命だとは思うよ?
見てこのパフェたち!

ま、カッコつけたい年頃だったのね?としか。
結局、何だかんだで7年くらい在籍したその店舗も、お世話になった店長が辞めたのをきっかけに、段々と遠のいていった。
私もいつまでもアルバイト生活というわけにはいかないと考えてもいた。
🏔️ 権力を振るう者と、責任を引き受ける覚悟
今でも、「権力に弱い者ほど、権力者になりたがる」
その考えに変わりはない。
そもそも、権力とは、持っているだけで十分に権力なのだ。
わざわざその権力を振りかざさなくても。
ま、私も人生を振り返る年齢になった。
私にも反省すべき点はある。
私は昔から自由人過ぎるところがある。
人生で何度上司から、「お前は組織に向かない」と言われたことか…。
当時の私は、相手が誰であろうと、自分が正しいと思えば、従わず、平気で反論を口にしていた。
それは、例え間違っていなくても、相手の立場への敬いを欠く、組織を乱す行為には違いない。
ま、それも自分が上に立ってようやく気付けたことだけど。
商社に勤めてめてからも、そりの合わない上司と揉めて、何度かその場でネクタイに手を掛けて、「こんな会社辞めてやる!」と(ドラマの見すぎだな)
言い出し、他の上司に間を取り持っていただいたことも1度や2度ではなかった。
問題児だわな。
ま、それでもなぜか?トップ、社長のような種族からは不思議と寵愛を受けることが多く、それがまた権力志向の上司を苛立たせていたんだと思う。
社長って、ちょっと生意気なくらいが好きじゃない??
それは、結局、最後の会社勤めまで変わらなかったけどさ。
常に吐くのは正論だしね。
タチが悪い笑
ま、そのツケを払わされて、今の孤独があるのでしょう。
あ、そろそろまとめないとね。
先程も言ったように、権力は振りかざさなくても十分に権力である。
そして、その権力には、それ相応の責任が付随する。
私が考える権力の正しい使い道は、他者へ己の権限の一部を譲渡し、しっかりと責任は引き受けることだと思う。
最近の世の中は、責任を負わされたら負けゲームになっている。
責任を負わないために注力するあまり、フジサンケイグループのようなみっともなさが際立った事態に陥っている。
自分たちに火の粉が降りかからないためなら、その火の粉で他人が火傷をしてもお構い無しって感じに見える。
権力に弱い者に権力を与えてはならない。
所詮そんな人間が登る権力者への道は、途中までは登れても、決して最上階、トップには届かないだろう。
それは、ルートが違うから。
下からは同じ頂上が見えていても、その道は精々五合目で潰れてるものなのだよ?
ま、私の全く違う別ルートを登ってもさ、その頂上にはせいぜい自販機が何台かしか無かったけど。
山の上で食べる自販機のお蕎麦って、 美味しいぜ?って何の話しよ…。
とまぁ、強がりが出たところで今日も私の雑感、思い出話にお付き合い頂き誠にありがとうございました。
読了に深く感謝申し上げます。
あ、最後にどうかこのまま涼しくなりますように🙏
今日!久々に暑かったぞ?
間違えて休館日なのにジムに出かけてしまって、きっちり汗だけはかいたわ ( ̄▽ ̄;)
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