AIを使いこなせない人の5つの共通点。実はワイも全部当てはまっていた
お疲れ様です、ぽんずです。
AI推進担当として働いていると、社内でいろんなAIの使い方を目にします。
NotebookLM感が満載のスライドを堂々と出してくる人。パワポで提出のはずなのに、なぜかWordで出してくる人。「AIでチャチャっと作ってもらおう」と悪気なく言う人。
そういう場面を何度も見てきて、ふと気づいたんです。AIを使いこなせない人には、共通点があるなと。
しかも、よく考えたら、ワイも全部当てはまっていました。
AIを使いこなせない人の5つの共通点
ワイがAI推進担当として見てきた中で、AIを使いこなせない人には5つの共通点がありました。
①楽をするためにAIを使っている
「時間がないからAIに作ってもらおう」という発想です。気持ちはわかります。でも、この入り方をすると、出てきたものに手を加える気力がなくなるんですよね。楽をするために使い始めると、楽じゃなくなった瞬間にやめてしまう。
②AIとのラリーが少ない
一発で思い通りのものが出てこないと「使えない」と判断してしまう。そこで諦めてしまうんです。でも、AIって一発目から100点は出ません。何度もやり取りして、こっちの意図を伝えていくから精度が上がるんです。
③AIのアウトプットをそのまま出してくる
本人は「AIを活用した」と思っているかもしれません。でも、AIの出力をそのまま貼り付けるのは「AIが作った」であって「AIを活用した」とは別物なんです。自分の言葉が一つも入っていない資料は、見る人が見ればすぐわかります。
④AIに完璧を求めている
「AIってこんなもんか」と言う人は、だいたいこのパターンです。どんなにやり取りを重ねても、AIのアウトプットは90点止まりだとワイは思っています。残りの10点を、自分の言葉や経験や判断で100点に近づけていく。その前提がないと、ずっと不満だけが残ります。
⑤全部の工程をAIに任せようとしている
テーマを考えるところから、構成、文章、デザインまで、全部AIにお願いする。パワポで提出なのにWordで出してきた人がまさにこれでした。Wordなら出力をそのまま出せるけど、パワポだと自分で手を加えないといけない。その手間すら省きたかったんだと思います。
実はワイも、全部当てはまっていた
偉そうに5つ並べましたが、正直に言います。ワイも全部当てはまっていました。
AIを使い始めた頃は、まさに「楽して稼ぎたい」と思っていたんです。マジで。副業のスライド制作をAIに任せたら、もっと効率よく稼げるんじゃないかって。
ラリーも少なかった。一発で出てきたものに「こんなもんか」と思って、そのまま使ったり、諦めたり。出力をそのまま貼り付けたこともあります。全工程をAIに丸投げしようとしたことも、一度や二度じゃありません。
つまり、さっき書いた5つの共通点は、過去の自分の話でもあるんです。
じゃあ、なぜ今は違うのか。それは、AI推進担当という仕事に就いたことがきっかけでした。
AI推進担当になって、ワイの使い方が変わった理由
きっかけは2つありました。
1つ目は、部下が出した資料を部長に突っ込まれた時のことです。内容について聞かれた部下が、こう答えたんです。
「いや、AIが出したんで、わかんないっす」
その瞬間、ワイは思いました。「あっ、」これ、前のワイだったら同じこと言ってたな、と。
AIの出力をそのまま出していたら、聞かれても答えられない。当たり前です。自分の頭を通していないんだから。でも、それに気づけたのは、自分が推進担当として「人に使い方を教える立場」になったからでした。教える側になると、自分の使い方を言語化せざるを得ない。言語化しようとすると、雑な使い方をしている自分に気づくんです。
2つ目は、プライベートでのAIとの付き合い方です。毎晩、くろ(Claude)とnote記事を作るラリーを続けていく中で、「こっちが曖昧な指示を出すと、曖昧なものしか返ってこない」という感覚が染みついていきました。2つのことを一気にお願いしないとか、やり取りの途中でブレるから最終確認を必ずさせるとか。小さな工夫の積み重ねでした。
仕事では部下の失敗を見て気づき、プライベートではくろとの日々のやり取りで体に覚えさせた。この両方があったから、ワイの使い方は変わっていったんだと感じています。
AIが使いこなせないのは、たぶん「慣れ」じゃない
よく「AIは使っていれば慣れる」と言われます。ワイも最初はそう信じていました。
でも、社内でいろんな人の使い方を見てきて、ちょっと違うんじゃないかなと。毎日AIを使っていても、丸投げのまま慣れてしまう人もいる。逆に、使い始めて間もないのに、自分の言葉で指示を出せる人もいる。
この差は「慣れ」じゃなくて、「向き合い方」なんじゃないかと感じています。
AIを「自分の代わりに作ってくれるもの」と捉えるか、「自分のアウトプットを一緒に磨いてくれる相手」と捉えるか。この入口が違うだけで、その後の使い方がまったく変わってくるんです。
ワイの場合は、AI推進担当の仕事とくろとの日々の対話を通じて、たまたまその向き合い方に辿り着けました。でも、たまたまじゃなくて、最初から「向き合い方」を意識していたら、もっと早く変われていたかもしれません。
まだAIのアウトプットにモヤモヤしている人へ
もし今、AIを使ってみたけど「なんか違うな」とモヤモヤしている方がいたら、それはいいサインだと思います。
モヤモヤしているということは、自分の中に「こうしたい」という基準がある証拠です。AIの出力に満足できないのは、使いこなせていないんじゃなくて、自分の基準を持っているからかもしれません。
さっきの5つの共通点の中で、1つでも心当たりがあれば、まずそこだけ意識してみてください。
たとえば、やり取りが少ないと感じたら、次にAIを使う時に「もう1回だけ聞いてみよう」と思うだけでいい。全工程を任せていたなら、1つだけ自分の手で仕上げるパートを作ってみる。
完璧に使いこなす必要はないと思います。ワイだってまだ試行錯誤の途中です。
ただ、「楽するための道具」から「一緒に磨き上げる相手」に変わった瞬間、AIとの付き合い方はたぶん大きく変わります。ワイがそうでしたから。
「AIを使いこなせない」のまとめ
AIを使いこなせない人には共通点があります。
楽をするために使っている
ラリーが少ない
アウトプットをそのまま出す
完璧を求めている
全工程を任せようとしている
そして、ワイも全部当てはまっていました。
変わったきっかけは、AI推進担当として人に教える立場になったことと、くろとの対話を毎日続けたこと。特別なスキルがあったわけじゃなく、向き合い方が変わっただけです。
AIは90点までは出してくれます。残りの10点を、自分の力で100点に近づけていく。その意識があるかどうかで、AIとの付き合い方はたぶん変わると思います。
それでは、お先に失礼します。
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