どこで何を買う?自作キーボードパーツの購入先と価格まとめ
初めに
この記事では「自作無線キーボード 完全解説」の題材として用いた
"Tweakbit"というキーボードの製作で使用した部品の購入先や価格についてまとめています。
「自作キーボードの部品ってどこで買えばいいの?」
「全部そろえるといくらかかるの?」
そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください!
※Amazonリンクについては、Amazonアソシエイトリンクを掲載して
います。
必須機材
まずは設計や開発に必要な道具を準備しましょう。
パソコン💻
キーボードの設計・製作には以下のソフトを使います
基板設計:KiCadなどの基板設計CADソフト
ファームウェア作成 : VSCodeなどのコードエディタ
ケース設計:Fusion 360などの3D CADソフト
Windows/Macどちらでも、上記3種のソフトが使用できれば使用することができればOKです。
メモリは8GB以上あると快適です。
電子部品・制御系パーツ
ここからは、実際に購入した部品を紹介します。
マイコン (Seeed XIAO BLE nRF52840)
無線接続に対応した小型マイコンです。
各通販サイトで販売されているので、価格や到着期間に応じて購入先を選ぶと良いと思います。
ダイオード (1N4148W)
ダイオードは表面実装(SMD)タイプの1N4148Wを使用しています。
基板発注の際、PCBAで頼んでしまう場合もあります。
複数生産出ない限り、PCBAを行う必要はないと思います。
キーソケット (MX / Choc)
TweakbitではMXとChocタイプの両方を使用しています。
製作したいキーボードのキー数に応じて購入しましょう
私はAmazonで100個単位で買うことが多いです。
スライドスイッチ
電源ON/OFFのため、スライドスイッチを使用しています。
表面実装のスライドスイッチを使用するのもおすすめです。
Lipoバッテリー
無線キーボードの場合に必要となります。
取り回しのために、JSTコネクタ 1.25mmピッチがついているものを選んでいます。
⚠️Lipoバッテリーの取り扱いは十分に注意してください。
万が一のために、購入の際はなるべく容量の小さい物を選ぶことをお勧め
します。
また、バッテリーの取り扱い等についてすべて自己責任でお願いします。
JSTコネクタ
バッテリーの取り回しのためにSMDタイプのJSTコネクタを使用しています。
2.0mmピッチのコネクタは秋月電子等でも売っています。
1.25mmピッチはAliExpressで購入することが多いです。
💡ピッチ数を間違えやすいので注意して購入しましょう。
掲載リンクの商品は10個入りです。
PCB (メイン基板)
自作基板を設計・発注します。
JLC PCB というサイトで発注することが多いです。
基板の大きさや設定によっても価格が異なります。
最低ロット数(JLC PCBの場合5枚) についても確認しておきましょう。
Tweakbitの場合、両手分で 3,446円 でした。(トラボ基盤除く)
PCBA (トラックボール用基板)
Tweakbitではトラックボールの基板を別で設計・発注しています。
発注先はJLC PCBです。
トラックボール基板はコンデンサや抵抗などの小さな素子を使用しているため、PCBAを活用しています。
2枚分のPCBAで価格は 1,686円 でした。
💡2枚をPCBAすると部品無しの基板が3枚一緒に届きます。
マウスセンサ (PMW3610)
トラックボールの検知用センサになります。
AliExpressで購入することが多いです。
マグネットポゴピン6P
トラックボールの着脱用に使用しています。
AliExpressで購入することが多いです。
ピンが直角に曲がっているタイプとまっすぐなタイプがあります。
電子ワイヤー
マグネットポゴピンをメイン基板とつなぐ配線材です。
普通の自作キーボードでは必要ないと思います。
入力系パーツ
実際に「打つ」感触を決めるパーツたちです。
キースイッチ (MX、Choc)
打鍵感や音の好みに合わせて選べます。
形状は MX / Choc v1 / v2 の3種類があります。
設計したキーボードに対応した種類を購入しましょう。
いろいろ試して好みのキースイッチを見つけ出すのが良いかと思います!!
私は静音リニア (Lofree Hades) と呼ばれる静かなキースイッチが好きです。
トラックボール / POM球
34mm球は色がたくさんありますが、25mmの単品トラックボールは赤色しか販売されていません。
shakupanさんが25mmのPOM球を染色して販売してくれているので、ここで購入するのも手だと思います。
💡球のサイズに注意して購入しましょう。
外装・ケース関連パーツ
キーキャップ
見た目の印象を大きく変えることができます。
Nuphy製のキーキャップは個性的なデザインが豊富でおすすめです。
💡キースイッチにつけることができるかを確認して購入しましょう。
キーピッチが狭いと付かないこともあるので注意してください。
フィラメント
私は3Dプリンタを所持しているため、設計したケース類はすべて印刷しています。
試作品の作成や、フィラメントを変えるだけで簡単に色も変更できるので
興味がある人は3Dプリンタの購入もおすすめします。
🎉趣味にもなるので、3Dプリンタの導入は大いにアリだと思います!
ベアリング
トラックボールケースに使用しています。
もっと安い製品もありますが、回転時の音が大きい場合があります。
やや高めですが品質が良いためこちらを使用しています。
ねじ類
用途に応じて M1.4 / M1.7 / M2.0 を使い分けています。
「ウィルコ」という通販サイトには、大きさや形状の異なるねじ類がたくさんあるのでお勧めです。
💡ねじの長さにとねじ径に注意して購入してください。
スペーサー類
基板固定に高さ4mmのM2両メネジスペーサーを使用しています。
積層型のケース (トラボケース) の固定に高さ10mmのM2丸型オスメスネジを使用しています。
💡スペーサーの長さとねじ径に注意して購入してください。
開発費用
ここからは、キーボード (Tweakbit) の開発にかかった費用を紹介します。
結論から言うと、、合計金額は 43,056円でした。
Tweakbitはトラックボールなどを搭載しているため、
一般的な自作キーボードより相当高額です。
キースイッチやキーキャップをはじめは安価なものにするというのもありだと思います👍
購入先や性能次第では、1~2万以上節約できる可能性もあるので色々調べてから購入することをお勧めします!
割り振り
マイコン 1423円×2
ダイオード 220円×1
キーソケット 187円×8
スライドスイッチ 30円×2
Lipoバッテリー 999円×2
JSTコネクタ 158円×1
メイン基板 3446円×1
トラボ基板 1686円×1
マウスセンサ 675円×2
マグネットポゴピン 300円×2
電子ワイヤー 350円×1
キースイッチ 231円×40
トラックボール 1600円×2
キーキャップ 8008円×1
フィラメント 2800円×1
ベアリング 258×6円
ねじ類 2000円×1
スペーサ類 2050円×1
合計 43056 円
※ キーソケットはMXとChocの両方を購入しています。
ねじは100個単位で購入しています。
送料は含んでいません。(一部除く)
最後に
ここまでご覧いただきありがとうございました。
自作キーボードを製作する際の目安になっていただけたら幸いです。
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