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病院によって"診断名"が違った、8年間で回った4つの病院の記録

前回、最初に訪れた病院でこう言われた話を書きました。


「リハビリを受けるためには、診断名をつける必要があります」
「正直なところ、今の段階でこの子の状態がはっきり"何なのか"は分かりません」


診断名とは、一体何なのだろう。その問いを抱えたまま、私たちはその後も複数の病院を回ることになります。今日は、その8年間の記録を、できるだけ具体的にお話ししようと思います。


 「診断名は簡単につけられる」——最初のかかりつけ医の言葉


未就学児の、まだ幼い時期。私たちが最初に相談したのは、かかりつけの小児科でした。


そこで先生が言ったのは、意外な言葉でした。


「診断名をつけることは簡単です。でも大事なのは、診断名そのものより、保育園でどんなふうにフォローしてもらえるかです」


正直、拍子抜けしました。診断名がつけば、何かがはっきりするはずだと思っていたからです。でも先生の言葉は、「名前をつけること」と「実際に困りごとを減らすこと」は別だ、という視点でした。


この時点では、リハビリが必要なのかどうかすら、私たちにはよく分かりませんでした。診断名もつかない。だから次の一歩をどう踏み出せばいいのかも、まだ見えていませんでした。

診断名さえつけば、この霧が晴れるような不安から解放されるはずだ。
当時の私は、どこかでそう信じていました。

しかし、ようやく手にしたのは、想像していたものとは全く違う手触りでした。

ここから先は、4つの病院を渡り歩く中で直面した「診断名の曖昧さ」と、医師によって驚くほど異なる見解、そして親としてどう「納得」を見つけていったかという、より個人的な記録を綴ります。

同じように、病院ごとの言葉の重みに振り回され、疲弊している方のヒントになれば幸いです。

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