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アートへの触れ方

二十四節気は「小雪」に入りました。
出身地の新潟でも初雪の便りが届いています。
先月までは、ほんとに冬が来るのかしら?
くらいの勢いでしたが、自然界は帳尻が合うものですね。

暦の上では冬ですが… 芸術の秋らしいお話を。

マグリットというシュールレアリズムの画家が好きです。

何年か前、東京で開催されたマグリット展を観に行きました。
ちょうど気功の学びを始めて少しだけ感覚を開き始めた頃だったかと思いますが、
観て回っている途中、少し遊んでみることとしました。

絵の中に意識を飛ばすというか…
絵の世界に入りこむというか…
とにかくそんな接し方をしてみたのです。

結果、雪山を描いた絵では本当に寒さを感じたり、
部屋に巨大な青リンゴがみっしりと詰まっている絵では息苦しさと、
かつ作者のふざけ心みたいなものを同時に感じて、一人ニヤニヤしてしまったり、
そんな変な楽しみ方を覚えた初めての体験となりました。

さらにその少し後、
かのゴッホの「ひまわり」を観る機会がありました。

人だかりの合間から気忙しく
けれど心をしかと向けての鑑賞。

ゴッホが何を表現したかったかは分かりません。
ですが、黄色いその絵からは圧倒的な
それこそ太陽みたいなエネルギーが放たれているのをしっかり感じました。
そのエネルギーを一枚のキャンバスに封じ込め
相対する人に感じさせたかったのであれば…
それは見事に成功したと言えましょう。

ネットを見るとゴッホは好き嫌いが分かれるようです。
あにはからんや
好き嫌いがないのは毒にも薬にもならないということ。

嫌悪感も恍惚感も
招き得るのはそこに確かなエネルギーが宿っているから。
だからこそ名作として扱われているのでしょう。
万人が好むから、はこと芸術に感じて理由にはなり得ない。

それ以来、
ー芸術とは浴びるものー
という信条を築くに至りました。

言葉では表現できないものを
他の手段で表すのですから
感想も言葉である必要はないと言えるでしょう。

新しい見方をしてみたら
見慣れたものも違う側面を露わにしてくれるかも知れません。
芸術作品を前にする機会がありましたら、
こんな見方も思い出していただけると幸いです。

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