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猫のゆりかご 

彼は酔っていたのだろう。その酔いは社会のデタラメをシニカルに描かせ、そこにユーモアを盛り込ませた。
"人生にユーモアを!"

世界が終焉を迎えた日、ボコノン教ボコノン書が完成した。
そのしめくくりはこうだ。

「もしわたしがもっと若ければ、人間の愚行の歴史を書くだろう。そしてマッケーブ山の頂きにのぼり、歴史を枕に横になる。そして地面から、人を彫像にする青白い毒をつまみあげ、みずから彫像となるだろう。おそろしい笑いをうかべ、あおむけになり、天にいるだれかさんを見あげるのだ。親指を鼻の頭につけ、てのひらを広げた恰好のまま。」

親指を鼻の上につけ、てのひらを広げた恰好で空を見あげてみよう。

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