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【第5回】NFTアートはコピーできるのに、なぜ買う人がいるの?

「見られるのに、どうして買うんだろう?」

前回の記事では、

NFTとは何なのか。普通の画像とは何が違うのか。

ということを、初心者向けに整理しました。

NFTについて少し分かってくると、今度は別の疑問が出てきます。

それが、

「画像は見られるし、コピーもできるのに、どうしてNFTを買う人がいるの?」

ということです。

私も最初は、

「値上がりを期待して買っている人が多いのかな?」

と思っていました。

でも、調べていくと、NFTを買う理由はそれだけではありませんでした。

作品が好きだから。

作った人を応援したいから。

集めることを楽しみたいから。

同じものが好きな人とつながりたいから。

今回は、NFTの仕組みそのものではなく、

「なぜ人はNFTを買うのか」

という部分に絞って、初心者目線でやさしく整理していきます。


理由① 好きな作品を「持っていたい」

まず、分かりやすい理由のひとつが、

その作品が好きだから買う

というものです。

これは、NFTに限った話ではありません。

好きなアーティストのCDを買う。

好きなキャラクターのグッズを集める。

お気に入りの作家さんの作品を購入する。

今は、音楽も画像もインターネットで見ることができます。

それでも、

「好きだから手元に置いておきたい」

「自分のコレクションとして持っていたい」

と思うことがあります。

NFTも、それに近い感覚で楽しんでいる人がいます。

画像を見るだけではなく、

「この作品のNFTを自分が持っている」

ということ自体に、楽しさを感じる人もいるのです。

私はここで、

「見るためだけに買っているわけではないんだ」

と少し納得できました。


理由② クリエイターを応援したい

NFTを買う理由には、

クリエイターを応援したい

という気持ちもあります。

イラストを描く人。

写真を撮る人。

音楽を作る人。

さまざまなクリエイターがNFT作品を出していることがあります。

その作品を購入することで、

「この人の作品が好き」

「これからも活動を続けてほしい」

という気持ちを形にする人もいます。

たとえば、

好きな作家さんの本を買ったり、

ハンドメイド作家さんの商品を購入したりするのと、少し似ているのかもしれません。

NFTだから買うというより、

「この人の作品だから欲しい」

という気持ちです。

私は、NFTというと「投資」というイメージを強く持っていました。

でも、こうした応援の形もあると知って、見方が少し変わりました。


理由③ 集めることそのものを楽しむ

NFTには、同じテーマやキャラクターで複数の作品が作られているものもあります。

その中から、

「このデザインが好き」

「この作品を持っておきたい」

と選びながら、少しずつ集めている人もいます。

これは、

トレーディングカード。

フィギュア。

切手。

スニーカー。

などを集める感覚に近いかもしれません。

生活に必要だから買うのではなく、

集めること自体が楽しい。

そんな楽しみ方です。

NFTについて調べる前の私は、

「買ったあとに値段が上がるかどうか」

ばかりが注目されていると思っていました。

でも、価格とは関係なく、

「この作品が好きだから持っていたい」

と考える人もいます。


理由④ 同じものが好きな人とつながれることもある

NFTの中には、その作品やプロジェクトをきっかけに、コミュニティが作られているものもあります。

そこで、

作品について話したり、

情報交換をしたり、

イベントに参加したりすることがあります。

つまり、

NFTをきっかけに、同じものが好きな人とつながることがある

ということです。

私はこれを知ったとき、

少しファンクラブに似ていると感じました。

同じ歌手が好き。

同じアニメが好き。

同じスポーツチームを応援している。

共通の「好き」があると、自然と会話が生まれることがあります。

NFTでも、

作品そのものだけではなく、

その周りにある人とのつながり

を楽しんでいる人がいるようです。

もちろん、すべてのNFTにコミュニティがあるわけではありません。

活動内容も、それぞれ違います。

だからこそ、購入する前には、

「どんなNFTなのか」

「どんな活動をしているのか」

を確認することが大切です。


理由⑤ 持っている人向けの体験や特典がある場合もある

NFTによっては、

持っている人向けに、特別な体験やサービスが用意されていることがあります。

たとえば、

限定イベントへの参加。

保有者向けのコンテンツ。

新しい企画への参加。

コミュニティ内での特典。

などです。

こうしたNFTの場合、

人が価値を感じているのは画像だけではありません。

「持っていることで何ができるのか」

という部分も含めて、魅力を感じていることがあります。

私はここで、

NFTには「作品」のように楽しむものもあれば、

「会員証」のような役割をするものもある、

というイメージを持つようになりました。

NFTとひとことで言っても、

使われ方や楽しみ方はひとつではありません。


「買う理由」は人によって違う

ここまで調べてみて分かったのは、

NFTを買う理由を、

「値上がりしそうだから」だけで考えると分かりにくい

ということでした。

作品が好きだから買う人。

クリエイターを応援したい人。

コレクションを楽しみたい人。

コミュニティに参加したい人。

そのNFTを持つことでできる体験を楽しみたい人。

理由は、人によってさまざまです。

もちろん、価格の変化を期待して購入する人もいます。

ただ、それだけがNFTを買う理由ではありません。

これは、普段のお金の使い方にも少し似ている気がします。

同じ1万円でも、

旅行に使いたい人。

洋服を買いたい人。

趣味に使いたい人。

貯金したい人。

人によって、価値を感じるところは違います。

NFTも同じように、

何に価値を感じるかは人それぞれ

と考えると、少し分かりやすくなりました。


「画像の値段」だけを見ると分かりにくかった

以前の私は、NFTアートの価格を見ると、

「この画像に、どうしてこの値段がつくんだろう?」

と思っていました。

でも今は、

画像だけを見るのではなく、

「この作品を好きな人がいるのかな?」

「このクリエイターを応援している人がいるのかな?」

「このNFTには、どんな楽しみ方があるのかな?」

と考えるようになりました。

NFTの価値は、

画像のきれいさだけで決まるものではありません。

誰が作っているのか。

どんな考えで作られているのか。

どんな人たちが集まっているのか。

持っていることで何ができるのか。

そうしたさまざまな部分を含めて、

「欲しい」

と思う人がいるのだと思います。

だから、

「コピーできるのに、なぜ買うの?」

という疑問は、

画像だけを見ていると答えが見つかりにくいのかもしれません。


NFTを持つことと、著作権を持つことは別

ここは、初心者として覚えておきたいポイントです。

NFTを購入して持っているからといって、

その作品の著作権まで自分のものになるとは限りません。

たとえば、

その画像を商品にして販売できるのか。

広告に使っていいのか。

自由に加工して使えるのか。

こうしたルールは、NFTによって異なります。

前回の記事でも触れましたが、

NFTを持つことと、作品を自由に使えることは別

と考えておくと分かりやすいと思います。

購入する場合は、公式の説明や利用条件を確認することが大切です。


私は「買う・買わない」より先に、理由を見るようになった

以前の私は、

NFTを見かけるたびに、

「画像なのに、どうして買うんだろう?」

と思っていました。

でも今は、

「このNFTを持っている人は、何を楽しんでいるんだろう?」

と考えるようになりました。

作品そのものなのか。

クリエイターを応援することなのか。

コレクションなのか。

人とのつながりなのか。

参加できる企画なのか。

そうやって見ていくと、

NFTに対する見え方が少し変わります。

もちろん、

誰かが価値を感じているからといって、自分も同じように感じる必要はありません。

興味がなければ買わなくてもいいですし、

よく分からないものを無理に買う必要もありません。

大切なのは、

「なぜこのNFTを欲しいと思う人がいるのか」を知ってから、自分なりに考えること

だと思っています。


まとめ|NFTを買う人が見ているのは「画像だけ」ではない

今回、私が一番納得できたのは、

NFTを買う人は、必ずしも画像そのものだけに価値を感じているわけではない

ということでした。

好きな作品を持つ楽しさ。

クリエイターを応援する気持ち。

集める楽しさ。

同じものが好きな人とのつながり。

持っていることで参加できる体験。

NFTには、いろいろな楽しみ方があります。

もちろん、どこに価値を感じるかは人それぞれです。

私自身も、

「NFTだから欲しい」

と思うわけではありません。

でも、

「コピーできるのに買うなんて不思議」

と思っていたころより、

なぜ買う人がいるのかは、少し理解できるようになりました。

知らないものをすぐに、

「意味がない」

と決めるのではなく、

「どうして欲しいと思う人がいるんだろう?」

と調べてみる。

そうすると、

今まで見えていなかった楽しみ方が見えてくることがあります。

このシリーズでは、知識ゼロだった主婦の私が、仮想通貨やWeb3について学びながら、

「最初に疑問だったこと」

「勘違いしていたこと」

「調べて初めて分かったこと」

を、初心者目線で残していきます。

同じように、

「NFTってよく分からない」

「気になるけれど、難しそう」

と思っている方と、一緒に少しずつ学んでいけたらうれしいです。

📚 この記事は「Web3を10分で学ぶ|初心者向けやさしい用語解説」にまとめています。

Web3・ブロックチェーン・NFTなどを、初心者向けに順番に学べます。

次回予告|NFTを買うには何が必要?

次回は、

NFTを買うときに登場する「仮想通貨・ウォレット」の関係

について、初心者向けにやさしく整理します。

「NFTに興味はあるけれど、実際に買うには何を準備するの?」

「ウォレットって何のために必要なの?」

そんな疑問を、一つずつ見ていきます。

📚 この記事は「Web3を10分で学ぶ|初心者向けやさしい用語解説」にまとめています。
Web3・ブロックチェーン・NFTなどを、初心者向けに順番に学べます。

ご注意

※この記事は、個人の体験と学びをもとに、初心者向けに分かりやすくまとめたものです。NFTや暗号資産の購入をすすめるものではありません。

NFTによって、内容・特典・利用条件などは異なります。また、NFTや暗号資産には価格変動などのリスクがあります。

興味を持った場合は、公式情報や利用条件をご自身でも確認し、無理のない範囲で判断してください。

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