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【第2回】ブロックチェーンとは?Web3を支える仕組みを初心者向けに解説

はじめに|Web3を調べると必ず出てくる「ブロックチェーン」

前回の記事では、「Web3とは何か?」について、Web1.0・Web2.0との違いを交えながら紹介しました。

Web3について調べていると、必ずといっていいほど出てくる言葉があります。

それが、

「ブロックチェーン」

です。

でも、初めて聞くと、

「ブロックの鎖ってどういうこと?」

「仮想通貨と何が違うの?」

「Web3とブロックチェーンは同じもの?」

と、よく分からないですよね。

私も仮想通貨について調べ始めたころ、「ブロックチェーン」という言葉を何度も目にしました。

説明を読んでも、

「分散型台帳?」

「取引記録をブロックに入れる?」

と、知らない言葉がさらに増えてしまい、最初はなかなか理解できませんでした。

でも、細かい技術をいったん横に置いて考えてみると、仕組みそのものは意外とシンプルです。

今回は、Web3を理解するうえで知っておきたい「ブロックチェーン」について、専門用語をできるだけ使わずに初心者向けに整理してみます。


ブロックチェーンとは?簡単にいうと「みんなで持つ記録帳」

ブロックチェーンを初心者向けに簡単に表すなら、

「取引などの記録を、複数のコンピューターで共有して管理する仕組み」

です。

より正確には、複数の場所でデータを共有・管理する「分散型台帳技術(DLT)」の一種とされています。

とはいえ、初心者の段階では難しい言葉まで覚える必要はありません。

まずは、

「みんなで同じ記録帳を確認しながら管理する仕組み」

くらいのイメージで十分です。

たとえば、一般的なインターネットサービスでは、利用者の情報や取引記録を運営会社が管理しています。

銀行なら銀行。

ネットショップなら運営会社。

SNSならSNSを運営している企業です。

一方、ブロックチェーンでは、ひとつの会社やコンピューターだけで記録を管理するのではなく、ネットワークに参加している複数のコンピューターで記録を共有する仕組みがあります。

イメージとしては、

「1冊しかない帳簿を誰か一人が管理する」のではなく、「同じ内容の帳簿を複数の人で確認しながら持っている」

ようなものです。

これが、ブロックチェーンの大きな特徴のひとつです。


なぜ「ブロックチェーン」と呼ばれるの?

では、なぜ「ブロックチェーン」という名前なのでしょうか。

ブロックチェーンでは、取引などのデータを一定のまとまりごとに記録します。

このデータのまとまりが、

「ブロック」

です。

そして、新しいブロックが作られると、それまでのブロックと関連づけられながら順番につながっていきます。

ブロックが鎖のようにつながっていくため、

Block(ブロック)+Chain(チェーン・鎖)=Blockchain

と呼ばれています。

難しい計算方法まで覚える必要はありません。

初心者のうちは、

「記録をまとめた箱が、過去から順番につながっている」

くらいのイメージで大丈夫です。


ブロックチェーンの特徴① 記録を書き換えにくい

ブロックチェーンの大きな特徴としてよく挙げられるのが、

「過去の記録を書き換えにくい」

という点です。

ブロック同士は関連づけられているため、過去の記録だけを勝手に変更すると、その後につながるデータとの整合性が崩れてしまいます。

さらに、記録は複数のコンピューターで共有・検証されます。

そのため、ひとつの場所だけを書き換えれば済む仕組みとは異なります。

ただし、

「ブロックチェーンなら絶対に改ざんできない」

という意味ではありません。

利用するブロックチェーンの仕組みやネットワークの規模などによって、安全性は異なります。

初心者向けには、

「一般的なデータベースとは違う方法で、記録の信頼性を保とうとしている」

と理解しておくと分かりやすいでしょう。


ブロックチェーンの特徴② 複数の参加者でデータを管理できる

もうひとつの特徴が、

「特定の企業や管理者だけに依存しない仕組みを作れる」

ことです。

これまでのインターネットサービスでは、サービスを提供する企業がデータを管理する形が一般的でした。

一方、ブロックチェーンでは、複数の参加者でデータを共有・管理する仕組みを作ることができます。

こうした考え方を説明するときに、

「分散型」

という言葉がよく使われます。

簡単にいうと、

「ひとつの中央管理者だけに任せるのではなく、複数の参加者で管理する仕組み」

です。

ただし、Web3のサービスだからといって、すべてが完全に分散しているわけではありません。

運営会社が存在するサービスもありますし、一部だけブロックチェーンを利用しているサービスもあります。

そのため、

「Web3=管理者がまったくいない世界」

と考えるのではなく、

「特定の企業だけに管理を集中させない方法もある」

と理解するほうが分かりやすいと思います。


ブロックチェーンと仮想通貨は何が違う?

ここで私が最初に混乱した疑問があります。

それが、

「ブロックチェーンと仮想通貨は同じものなの?」

ということです。

結論からいうと、同じものではありません。

ブロックチェーンは、

「データを記録・共有するための技術や仕組み」

です。

一方、ビットコインなどの**暗号資産(仮想通貨)**は、その仕組みを利用したもののひとつです。

たとえるなら、

ブロックチェーンが「道路」なら、暗号資産は「その道路を走る車」

のような関係です。

代表的なビットコインも、ブロックチェーンを利用して取引記録を管理しています。

ただし、ブロックチェーンが使われているのは暗号資産だけではありません。

ここが、

「ブロックチェーン=仮想通貨」ではない

と覚えておきたいポイントです。


ブロックチェーンは何に使われているの?

ブロックチェーンというと、どうしてもビットコインなどの暗号資産を思い浮かべます。

しかし、活用が検討・実践されている分野はそれだけではありません。

たとえば、

・暗号資産(仮想通貨)の取引
・NFTやデジタルアイテム
・ゲーム内アイテム
・金融サービス
・商品の流通履歴を記録するサプライチェーン管理
・デジタル証明書
・契約書などの管理

といった分野があります。

ここで登場するのが、最近よく耳にする、

「NFT」

です。

NFTは、

Non-Fungible Token(非代替性トークン)

の略です。

デジタルアートやゲームアイテムなどと関連づけて利用されることがあります。

NFTでは、ブロックチェーン上にトークンの情報や取引履歴などを記録することで、デジタル上で所有や取引を扱う新しい仕組みが使われています。

つまり、

Web3を理解する

ブロックチェーンを知る

NFTや暗号資産の仕組みが少しずつ分かる

という順番で考えると、バラバラだった言葉が少しずつつながってきます。


ブロックチェーンにも注意点はある

ここまで読むと、

「ブロックチェーンって便利そう」

と思うかもしれません。

ただし、ブロックチェーンも万能な技術ではありません。

ブロックチェーンによっては、取引時に手数料が必要になったり、処理に時間がかかったりすることがあります。

特に多くの人が同時に利用すると、

処理に時間がかかったり、手数料が高くなったりする場合があります。

また、一度行った取引を簡単に取り消せない場合があることも注意点です。

さらに、

ブロックチェーン自体の仕組みと、その上で提供されるサービスの安全性は別問題です。

偽サイトにアクセスしたり、ウォレットの重要な情報を他人に教えてしまったりすれば、資産を失う可能性もあります。

そのため、

「ブロックチェーンだから安全」

と考えるのではなく、利用するサービスやウォレットについても確認することが大切です。


初心者は細かい技術まで覚えなくても大丈夫

ブロックチェーンについて調べると、

「ハッシュ」

「ノード」

「コンセンサス」

「PoW」

「PoS」

など、さらに難しそうな言葉が次々に出てきます。

私も最初は、

「全部理解してからじゃないと、仮想通貨やWeb3を知ったことにならないのかな」

と思っていました。

でも、最初から全部覚える必要はありません。

まずは、

① 記録をまとめる
② 複数のコンピューターで共有する
③ 過去の記録を書き換えにくくする

このくらいのイメージを持っておけば、Web3関連のニュースも以前より理解しやすくなります。

分からない言葉が出てきたら、その都度ひとつずつ調べれば大丈夫です。


まとめ|ブロックチェーンを知るとWeb3が少し見えてくる

今回は、Web3を支える技術のひとつである「ブロックチェーン」について整理しました。

ブロックチェーンとは簡単にいうと、

「取引などの記録を、複数のコンピューターで共有しながら管理する仕組み」

です。

より正確には、分散型台帳技術(DLT)の一種です。

今回のポイントをまとめると、

・データをブロックという単位で記録する
・ブロックが順番につながっていく
・複数のコンピューターで記録を共有する
・過去の記録を書き換えにくい
・暗号資産だけでなくNFTなどにも利用されている
・処理速度や手数料などの課題もある

ということです。

私自身、最初は「ブロックチェーン」という言葉を見ただけで難しそうだと感じていました。

でも、一つずつ意味を知っていくと、

「だからWeb3では、こういうことができるのか」

と少しずつつながってきました。

Web3をすべて一度に理解する必要はありません。

知らない言葉をひとつずつ知っていく。

それだけでも、ニュースや新しいサービスを見る目は少しずつ変わっていくと思います。

次回予告|デジタルの絵が売れる「NFT」って何?

ブロックチェーンについて知ると、次に気になるのが「NFT」です。

「ネットの画像ならコピーできるのに、どうして売れるの?」

「NFTを買うと、何を持っていることになるの?」

「普通のデジタル画像とは何が違うの?」

私も最初は、ここがよく分かりませんでした。

次回は、

「デジタルの絵が売れるってどういうこと?」

という初心者目線の疑問から、NFTと普通の画像の違いをやさしく解説します。


📚 この記事は「Web3を10分で学ぶ|初心者向けやさしい用語解説」にまとめています。
Web3・ブロックチェーン・NFTなどを、初心者向けに順番に学べます。

ご注意

この記事は、Web3やブロックチェーンについて初心者向けに分かりやすく紹介することを目的としたもので、特定の暗号資産の購入や投資を推奨するものではありません。

暗号資産には価格変動などのリスクがあります。実際にサービスの利用や取引を行う場合は、公式サイトなどで最新情報を確認し、ご自身で内容を十分に理解したうえで判断してください。

※記事内容は執筆時点の情報をもとにしています。サービス内容や制度などは変更される場合があります。


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