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サマソニはロックおじさん世代から遠ざかっているのか?&サマソニ2025 1日目参戦レポ!!

こんにちは。

今年も幕張メッセとマリンスタジアムで開催された「SUMMER SONIC」、通称サマソニに行ってきました。
ただ、いつもは2日間しっかりと行くのですが、今年は1日目のみ参戦しました。
なぜか? それは2日目に好きなアーティストまたは知っているアーティストが1組もいなかったからです。
今までこういうことはありませんでした。何かしら知っていたり、聴いてみたいアーティストが最低2組ぐらいはいてサマソニを楽しんでいました。今回だけがそうなのか、あるいは私のようなロック世代に対して、今後はこのように遠ざかる傾向にあるのかも考えてみたいと思います。

また、いつものように1日目の参戦レポと良かった点、気になった点を書いてみたいと思います。
以下のような構成でいきます。

1. サマソニはロックおじさん世代から遠ざかっているのか?
2. サマソニ1日目参戦レポ
3. サマソニで良かったこと、気になったこと

メッセ側会場


1. サマソニはロックおじさん世代から遠ざかっているのか?

今年のサマソニが終わって考えること、または考えさせられること、それは観たいアーティストが年々少なくなっていることです。特に今年の2日目は観たいアーティスト、さらには知っているアーティストがほとんどいなかったため、チケットを購入しません(できません)でした。
これは、私たち50、60代世代だけのことなのか、または私のようなロックファンの世代だけなのか、はたまた運営側のラインナップがとんがっているためなのか、少し原因を考えてみたいと思います。
まず、2日目の主だったラインアップとジャンルをみてみたいと思います。

はじめに1番大きなマリンスタジアムから。

<マリンスタジアム
Mrs. GREEN APPLE
J01(男性アイドルグループ)
BE:FIRST(男性アイドルグループ)
J BALVIN(男性シンガー、ラテン、アーバン)
CAMILA CABELLO(シンガー)
aespa(K-POP、女性アイドルグループ)
Alicia Keys(シンガー)

まず、Mrs. GREEN APPLEです。このバンドは観たかったですが、かなり開催寸前に決まったことと、演奏時間が11時から、と、とんでもなく早すぎて行けないことから諦めました。
その後、アイドルグループが2組続いて、ラテンアーバン系のシンガー、そして欧米では人気の女性シンガーが2名、K-POPのアイドルグループという、サマソニでは近年めずらしいラインアップになっていました。
2日目にはバンド系はまったくいません。サマソニ、さらにはマリンスタジアムはバンド系で盛り上がるフェスではなかったのでしょうか?
そう昔を懐かしむおじさんが古いのかもしれませんが、我々50代、60代のロックファンには縁遠いフェスになってしまったのがよくわかると思います。

次にメッセ側で一番大きなマウンテンステージを見てみましょう。

<マウンテンステージ>
INI(男性アイドルグループ)
MAZZEL(男性アイドルグループ)
KATSEYE(女性アイドルグループ)
TINASHE(女性シンガー)
AI(シンガー)
JORJA SMITH(イギリスR&Bシンガー)
21 SAVAGE(ラッパー)
優里(シンガー)

こちらもロックバンドは皆無です。もしかしてサマソニ2日間のうち1日はNO ROCK MUSICで行く方針でも出ているのでしょうか。
以上のように、今年のサマーソニック2025の2日目はアイドルグループとポップシンガーのみとなっていました。
これでは我々のような昔からロックミュージックを聴いている世代というか、ジャンルのオーディエンスには参戦する意味がありません。

さて、もう少し突っ込んで、それでは、なぜ主催者であるCREATIVE MANがこのようなラインアップを編成したのかを考えてみたいと思います。

以下のような理由を挙げてみました。
(1) ロックファンが減っている、またはロックファンの世代が高齢化している
(2) 若者をサマソニに呼ぶために若者に人気のアイドルグループをラインアップしている
(3) ロックではなく欧米で売れているシンガー系に主軸を移行している
(4) 円安で比較的フィーの高い大物ロックバンドを呼べなくなった

もしかしたら、(1)から(4)全部かもしれません。ただ、ここでCREATIVE MANに考えてほしいのは、(1)の我々高齢ロック世代が一番お金を持っているということです。
サマソニのチケットの値段は1日通常券で22000円、プラチナチケットで33000円、と、とても若い人が気軽に買えるような値段ではありません。
こうした価格帯を普通に購入できるのは我々50代、60代のロック世代なのです。
若者をターゲットにするのであれば、もっと若者が買えるような価格設定にする必要があります。そのあたりの戦略が矛盾していると思います。

CREATIVE MANが取るべき戦略は、1日の最後のヘッドライナーには確実に我々ロックおじさん世代がうなるようなレジェンドロッカーや人気バンドをブッキングして、それ以外は若者向けのアイドルでもポップシンガーでもヒップホップでも入れていけばよいのです。もちろん若手バンドが入る分には大歓迎です。

2. サマソニ1日目参戦レポ

今回のサマソニは暑さ対策もあり16時ごろから観戦スタートしました。いつものように、まずメッセ側入口でリストバンドを交換した後にメッセ内のプラチナラウンジでビールを飲みながら、ラウンジに併設したテラスからマウンテンステージを観ることにしました。

1)  HYDE

アーティストはHYDE、あのラルクのハイドです。ハイドのソロのステージは、とにかくゴリゴリのメタル、持ち前のスター性もあり、観客を煽りながらのハイビートはなかなか心地よかったですね。また最後にお決まりの「GLAMOROUS SKY」を演ってくれたことも良かったです。

続いて、シャトルバスに乗ってマリンスタジアム側に移動します。そして、ここで少し時間があったのでフェス飯を買ってラウンジで早い夕食。今回は台湾食をいただきました。

HYDE


2) Official髭男dism

そして、ここからはマリンステージで2組。まずは今回、6年ぶりにサマソニ出演、しかも、昨年エントリーしながら病気で出れなかった「Official髭男dism」、通称ヒゲダンです。
ヒゲダンのステージは、とにかく全ての楽曲のクオリティーが高いため、そこにライブのグルーヴ感が合わさり、かなり雰囲気の良いライブだったと思います。
マリンに詰めかけた満員のフェス客もみなノリが良かった。ある意味、最高のステージだったと思います。またトリ前ということもあり、長すぎずにコンパクトにまとまったヒット曲満載のステージは盛り上がること必至ですよね。

ヒゲダン


3) FALL OUT BOY

続いて、今回1日目のヘッドライナーとして登場したのがアメリカ出身のノリの良いロックバンド、FALL OUT BOYです。
このFALL OUT BOYのステージは前半中盤までほぼ完璧でした。割とデビューしてから盛り上がっていた頃のノリの良いベスト曲を並べたセットリストで、私のような初期からのファンは最高のテンションになっていました。
ただ後半、あまりの暑さで汗がしたり落ちていたからか、ピアノの速弾きが滑って弾けずにイントロのテイクをミスって繰り返すシーンが見られました。フェスということもあり、それもまた観客は余興と盛り上がっていました。FALL OUT BOYの後半は、どちらかというと最近の曲が多かったような気がします。前半の最高の盛りあがりに比べると、少しトーンが普通レベルになった感はありましたね。でも最後はデビューした年に出した曲で締めていました。ライブ全体は悪くはなかったのですが、私のような初期ファンにとっては前半があまりに最高すぎたので、後半部分は少しだるかったような気がします。

FALLOUT BOY


4) AI & JUJU

そして、その後マリンの隣に設営されたビーチステージに移動。そこでは、なんとAIとJUJUのコラボステージという、結構レアなステージが始まっていました。そして、何をやるのかと思ったら、AIとJUJUによる90年代R&Bナンバーメドレーという、かなりレアなセットリスト。ただレアすぎて知らない曲が多いw
そして、終盤に、なんとスチャダラパーが登場して、あの小沢健二の「今夜はブギー・バック」を全員でやり始めて、これはレア感満載で良かった!
そして、最後はAIとJUJUの「Story」のディエットという、すごいセットリストでした。これは観て良かったと思いました。

AI&JUJU


3. サマソニで良かったこと、気になったこと

1) 良かったこと

まずサマソニ1日目に行って「良かった点」です。
今回もプラチナチケットで行ったのですが、プラチナチケットユーザーの利便性は安定してきたかなと思いました。ラウンジの使い方、すぐに来るプラチナ向けのシャトルバス、プラチナ向けのトイレは今回はマリンの方しか利用していませんが、女性の方もそれほど待ち時間はなかったよう。
そして、今回からマリンステージでスタンドにプラチナ用の着席シートエリアができていました。これは非常に得点高い改善だと思います。マリンのプラチナは今までアリーナしかなかったので、座って長い時間観たい人にこのスタンド着席シートはマストですね。
また、今回ラストに行った夜のビーチステージが結構涼しくて気持ちよかったです。ビーチステージのこの時間帯(21時すぎ)を上手く活用すると、暑さ対策にはうってつけかなと思いました。

ビーチステージ


2) 気になったこと

次に気になったことです。いくつかありますので箇条書きにします。
(1) timetableが重なりすぎで同じジャンルのアーティストが観れない
(2) 相変わらずシャトルバスの終わりが早すぎる
(3) マリンスタジアムの昼の部は酷すぎる

(1) timetableが重なりすぎで同じジャンルのアーティストが観れない

この疑問は、実は前から思っていたのですが、今回、特にそうでした。サマソニの場合、行った方はわかりますが、会場がメッセとマリンスタジアムと大きく2つの場所に分かれています。そして、この2つの間をシャトルバス(10分くらい)で定期往復しています。
こうしたことから、メッセとマリンで好きなアーティストのステージ時間が重なっていると両方半分ずつ観ることができずに、どちらかを捨てることになります。これがサマソニの特徴となっています。
ところが、例えば私のようにバンド系が好きな人間の場合、1日目で観たかったアーティストは次の10組でした。

YUNGBLUD
ウルフルズ
HYDE
BLOC PARTY
BAND-MAID
OFFICIAL髭男dism
BABYMETAL
FALLOUT BOY
Chilli Beans.
AI&JUJUバンド

このうち、私が観ることができたのが、わずか4組です。これは私の好きなアーティストが同じ16時以降の時間にかたまっていたこともあります。これってどうなんでしょう?
大抵のフェスを観にくる人は、同じジャンルのアーティストを順番に観たがるのでは、と思っています。つまり、バンド系が好きな人はバンド系を順番に、歌ものが好きな人は、そうしたグループを順番に観ていくのではと。
もし、もう少し近い場所にステージがあれば、全部を少しづつ観ることもできます。全部マリンスタジアムで、あるいは全部メッセ側でやってくれれば、全部少しづつ観ることもできるはずです。
観たいバンドが10組あってもtime tableとロケーションの問題で、そのうち4組しか観られないっておかしいと思います。

これに対して解決策はあるのか?と思うかもしれませんが、解決策はあります。
それは、このメッセとマリンスタジアムという2つのロケーションであれば、例えば、マリンとビーチをバンド専門にして、それ以外のジャンルをメッセに集めるのです。

運営側としては、たぶんビッグネームをメッセとマリンに分けることによって人流を分散したいとか、サマソニ来ている人は色々なジャンルを観てほしい、などの考えがあるとは思いますが、よりユーザー目線に立てば、同じジャンルを同じ場所で連続してくれたほうが、ユーザーの満足感はもっと上がると思います。
今回の1日目の私の満足感は10組中4組しか観れないこともあって40%でした。

(2) 相変わらずシャトルバスの終わりが早すぎる

1日目最後にビーチステージのJUJU&AIが22時前に終わって、それから帰ろうとすると、シャトルバスが最終22時前で終了となっていました。このシャトルバスが早く終わる問題は、昨年も同様で、今年も改善されていませんでした。大勢のビーチステージの観客が疲れた体で30分歩いて帰路に着くことを運営側は理解しているのでしょうか。
せめて、シャトルバスの終了時間を30分遅くして22時半にすることで、ビーチステージを最後まで観たファンはだいぶ救われると思います。

(3) マリンスタジアムの昼の部は酷すぎる

我々も当初、もう少し早い時間から観たいアーティストもいましたが、その日も40度近い天気予報だったため、早い時間からの参戦をあきらめました
このようにサマソニ、特にマリンスタジアムの場合は屋外であるため、気温上昇を観客がもろに受けることから、観客とアーティストにかなり無理を強いていると思います。
この真夏サマソニの昼問題に対しては、マリンスタジアムの場合、スタートを遅くしたらどうかと思います。メッセは屋内なので、朝早くからスタートして、マリンスタジアムは16時あたりからのスタートにするのが常識的、あるいは最近の酷暑に合わせた改善ではないでしょうか。
またはサマソニの時期をずらして、秋ソニ、春ソニ、あるいは冬ソニにすることも一つのアイデアです。何も一番気温の高い時期にやることはないのでは?
そういえば、砂漠フェスのコーチェラとか、4月にやっていますよね。サマソニ、そろそろ時期変えた方が良いと思います。

以上、サマソニ2025についてでした。

それでは。


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