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2024年リリースで気に入った曲と2025年の展望 by Izumi

皆さん、こんにちは、Prog ProjectのIzumiです。

年が明けてから随分経ってしまいましたが、せっかくProg ProjectメンバーのTateがnoteアカウントを作ってくれましたし、2024年にリリースされた中で気に入った曲と2025年の展望を私なりに書いてみようかと思います。

2024年に気に入った曲については、1月に 私のXアカウント に投稿したものを再編集しました。私のことをご存知の方はわかっているかと思いますが、普段「プログメタル」ばかりに拘って聴いているわけではないので、取り上げるアーティストのジャンルが若干あちこちにバラけています。広く浅くふんわりと聴いている私の好みがどんなものなのか、また1つでも気に入ったアーティストを見つけてもらえたら幸いです。

2024年リリースで気に入った曲11選(順不同)

1. SLIFT – Ilion(SLIFT「Ilion」収録)

フランスのサイケデリックロック・バンド SLIFT。ギターもドラムも肉感的なパワーで叩きつけるようにドカンドカンと押してくる、とてもかっこいい曲。無茶苦茶ラフに見えて実は隙のないスリリングな演奏が良いですね。

2. 長谷川白紙 & KID FRESINO – 行つてしまつた(長谷川白紙「魔法学校」収録)

長谷川白紙によるヒップホップ・アーティスト KID FRESINOとのコラボ曲。過去にもこの2人の共同制作は何回か行われており、今回もジャジーでエキセントリックな白紙とFRESINOのラップが良い化学反応を起こしています。しかし白紙が出す曲はいつも新たな発見があって驚かされます。MVの映像に良く合った、山を駆け上るようなリズムがとても心地いい。

3. AZURE - Sky Sailing // Beyond The Bloom // Wilt (AZURE「Fym」収録)

クラシックなプログレを基に現代の感覚を取り入れて見事に昇華させたイギリスのAZURE。彼らは植松伸夫など日本のゲーム音楽が好きなようで、なるほどRPGのようなストーリー性のある曲の影響元はこの辺なのかと。この曲は組曲ということで良いのか、シアトリカルな展開がとても面白い。

4. DEVIN TOWNSEND – PowerNerd(DEVIN TOWNSEND「PowerNerd」収録)

ここのところアンビエントやちょっと落ち着いた作品ばかり出していたDevin Townsendですが、久しぶりにストレートでわかりやすいハードナンバーを出してきました。悪く言うと器用貧乏で色んな作風を持っているDevinですが、なんだかんだ言っても根っこはJUDAS PRIESTを愛するメタルヘッズなんだなーと思います。

5. WEATHER SYSTEMS – Untouchable Part 3(WEATHER SYSTEMS「Ocean Without A Shore」収録)

イギリスのオルタナ系プログ・バンドANATHEMAが活動休止になり、中心メンバーであるCavanagh兄弟の兄Danielが始動したプロジェクト WEATHER SYSTEMS。弟がいないのでANATHEMAを名乗らなかったのか、しかし発表された音楽は完全にかつてのANATHEMAそのものでした。天まで届いていきそうな澄んだ美しいメロディ、アトモスフェリックなギターの音色… 素晴らしい!

6. BLOOD INCANTATION – The Stargate(BLOOD INCANTATION「Ablosute Elsewhere」収録)

プログ耳にも聴けるブルータル・デスと話題のBLOOD INCANTATIONがついに、ど・プログレをバリバリ意識したアルバムを作ってきました。ブルータル・デスから展開するDavid Gilmourばりのギターメロ、荘厳に挿入されるゲスト参加のTANGERINE DREAMのシンセ、聴き進めるほどに新たな音の扉が開く摩訶不思議な世界!素晴らしすぎて言葉を失いました!

7. MONO – Oath(MONO「Oath」収録)

最近は日本国外での活動の方が多く、日本国内でのライブを観るのが若干難しくなってしまったMONO。オーケストラとのコラボレーションがとても美しいノイズを奏でている本作。この手の音楽は完全にMONOの専売特許と言っても良いかも。先日、念願叶い、25周年ライブで初めて彼らのライブを観ることができ、感激でした。

8. VOLA – Cannibal(VOLA「Friend Of A Phantom」収録)

デンマークのプログメタル・バンドVOLA。美しいメロディとダークなヘヴィさを併せ持つのが彼らの魅力ですが、この曲はIN FLAMESのAndersがゲスト参加。Andersのデス声のアクセントがいい感じです。激しくないメロウな曲(今回のアルバム収録だと “Glass Mannequin” など)も良いものがあるので、未聴の方はぜひチェックを。

9. ERRA – Cure(ERRA「Cure」収録)

アメリカのメタルコア・バンド ERRA。他のメタルコア系のバンドに比べて覚えやすいメロディが多いので日本でも人気。この曲もサビのメロディがキャッチーで口ずさみたくなります。冒頭の肉感的な細かく刻むギターリフがとてもかっこいいですね!

10. ANTONY KALUGIN – Cassiopeia(ANTONY KALUGIN「Constellations」収録)

ウクライナのKARFAGENを率いるAntony Kaluginのソロ。喜多郎やDEEP FORESTといった80〜90年代のシンセ主体のニューエイジ・ミュージックが好きな方には是非とも聴いていただきたいシンセのインスト作品!宇宙的な音楽の世界が広がります。

11. OU – 蘇醒 Frailty(OU「蘇醒 II: Frailty」収録)

1stアルバム発表時から注目を集めていた中国のプログメタル・バンド OUの2作目はDevin Townsendをゲストに迎えて発表されました。無茶苦茶Devinっぽい曲も良いけど、やっぱり彼ららしさが出ている、この透き通ったヴォーカルの神秘的な曲はとても個性的で良いと思います!

2024年は、他にもOPETHやWHEEL、FROST*、日本ではEVRAAKなど素晴らしい作品がリリースされていました。いつものことですが、後から「うわー、こんなに良い作品が出ていたんだ!」と気づくことも多いので、なるべく多くの音源に触れるようにしたいですね。

2025年の展望

今年は早速DREAM THEATERの新作が話題になっていますが、大変気に入って聴き込んでいます。
最近、私が耳を惹かれたのはアメリカのバンド NEURAL GLITCH。インダストリアル、ブレイクコア、パワーメタルなどなどを取り込んだ、カオスなごちゃ混ぜ感が面白いバンドでした。
また、日本のバンド 六合のニューアルバムも素晴らしかったです。
メタルコアでは、イギリスのARCHITECTSの新作が注目されていますね。
STEVEN WILSONのソロアルバムも大注目、聴き逃せません。

そして私的に大変楽しみなのが、DEVIN TOWNSENDが数年かけてやっと完成させたシンフォニー作品「The Moth」!いよいよ3月にオーケストラとのスペシャル公演で初お披露目となり、その後フィジカルでの発表となるようです。
私、そのオランダでのスペシャル公演を見に行ってきますので、その時はレポートさせていただきます!

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