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【Netflixドラマ感想】「モンスター:エド•ゲインの物語」

これまでに観たドラマ作品の中でも「不気味さ」では群を抜いていたと思う。

実話をベースに構成されているというこのドラマだが、主人公エドの狂気とエドを囲む人たちの常軌を逸した思想は現実社会とは激しく乖離していて、こんなことが身のまわりで起こるはずがないと誰もが思うのではないだろうか。

エド・ゲインはアメリカのウィスコンシン州で生まれ育った殺人犯で、その猟奇性から悪名を轟かせた人物だ。殺害したのは知人女性2人とされているが、実際にはもっと多くの人を殺めたのではないかと言われている。しかし統合失調症を患っているということで無罪になり精神病院に収容されて、その病院で77年の生涯を終えている。

エドの数々の猟奇的な行いと精神を病んだ彼の人間性は、ヒッチコックの名作『サイコ』や1992年にアカデミー賞を主要5部門で受賞した『羊たちの沈黙』など、数々の映画でキャラクター設定の際に参考とされている。

このドラマでエドを演じたチャーリー•ハナムは実在のエドに風貌が似ている。そう見えるようにメークなどで仕上げているに違いないが、元々の感じがよく似ているように思う。

エドの繊細な部分、猟奇的な部分のコントラストを見事に演じ分けていたのが印象的。囁くような小さな声で話すエドは他人からはとても犯罪など起こせるような人物には見えない。でも悪事に手を染める時にも至って冷静に手を汚していく。そういうところが不気味さを感じさせる要因であろう。

性的・暴力的な描写が多々含まれているので、そういうのが苦手という人にはお勧めできない作品です。

逆にホラー好きには人気が出そうな一作かもしれない。

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