銀紙頭に巻くの夜その9byクソカワクズピコ
ジョバンネルラは会計を終え、領収書を貰い、店を後にする。領収書は提出するところなどは特に無い。ジョバンネルラは仕事をしていないのだから。
貰っておいて利用する。それがジョバンネルラのやり方だった。
歩きながら(あっ店の名前なんだったかな、まあいいや、スピナちゃんの店と覚えておこう…キントーンでも呼ぶか…)などと瞬時に考える。
するとスマホが鳴った。クルッテールからだ。
「ジョバさん、息してる?どやった?あの子。スピナちゃん」
「え、ああ、サイコーですよ!」思い出しただけでも高揚するジョバンネルラ。
「スピナちゃんと連絡先交換しようとしたがだめだった。」ジョバンネルラが言うと
「ああ、わいね知ってるよ、あの子の本名。玄 可愛代っていうのよ。くろかわよ」
「珍しい名前ですね」
「九州やって。源氏名、かわよちゃんでええがな言うてんけど本名は使えへんって。」
「いやぁ、さすがクルさんから紹介されたとんだ美魔女よ、すごいハンドテクニックですね。」
「でしょう?あの子のハンドテクは狂ってる!わいも、そこら辺の施術詳しいからよう分かるのよ、指圧。今度いっしょに行きましょう」
「ぜひとも!あっクルさん!響ボトルありがとう!」
思い出したようにお礼をいって電話を終えた。
くろかわよ(玄可愛代)これがスピナの本名だった。
(さて、今日泊まるところを探さないとな。金が4万残ってる。)
「キントーン!」
ジョバンネルラはキントーンを呼んだ。
キントーンは直ぐにやってきた。
「およびで?」
ジョバンネルラはキントーンに命令した。
「お前、女ナンパしてこい」
次章に、つづく
