俊英達の領域
これは高校時代の学年テストの話だ
クラス1の秀才くんにダメ元で
「300円やるで(やるから)カンニングさせてくれねぇ?」と交渉してみた。
すると秀才くんは今まで見せた事の無い満面の笑みで快諾してくれて
サクッとネゴシエーションコンプリート。チョロいわ。
秀才くんの席は私の右斜め前でチラチラと回答用紙を見せてくれ、私はそれを必死に丸写しにした。
そしてテスト結果発表当日
貼り出された順位表を確認しに行くと
私は学年10位へと大躍進していた。
周りにいたクラスメイト達から
「伊東が10位じゃねぇか!」
「え?!伊東くん凄~い!」
などとキラキラして眩しすぎる尊敬の眼差しが浴びせられた。
‥あぁ、これが秀才くんサイドから視える世界なんだな‥
‥愚民の皆さん‥さあ‥ひれ伏すのです‥
しかし担任どもが「あの伊東がこんな点数を取れるはずがない!」と不正を疑い
学年10位なのに再試験を受けさせられました。
ご愛読ありがとうございました。
まんまる先生の次回作にご期待ください。
