「熱帯夜」は未来のオニゴン・ナイト|シロクマ文芸部🐻❄️エッセイ
「熱帯夜」ってもう、文字を見ただけで暑い。
テレビで気象予報士さんが「今夜は熱帯夜です」って言った瞬間に、頭の中では熱川バナナワニ園を想像してて、頭上に熟れたバナナがぶら下がってる。
※イメージ
熱帯夜とは「夜間の最低気温が25℃以上だった夜のこと」を指すだけで湿度は関係ないらしいのに、「熱帯夜」という文字だけでもう、湿度80%のジトジトとベタベタを連れてくる。
良くない。
うん、字面がよくないのよ。
ならば、なにがいいのかな。
どんな言葉なら、湿度を感じない、25℃超えの夜を表現できるのか。
「超暑夜」、超新星みたい。
「激暑夜」、夜なのに日が出てそう。
「over25night」、 長い。
「O25N」、……何て読む?
DAIGOっぽく読んでみよう。
オニゴン。
ん……?
良くない?「オニゴン」
気象予報士の天達さんとか木原さんが、夕方の番組でこう言うの。
「今夜、関東では広い範囲でオニゴンが出現する見込みです。寝る前の水分補給と、冷房の使用をお願いします」
どうかな。
これなら、たぶん湿度はないよね。
しかもなんか、出てくるのがちょっと楽しみになりそうな気がするの。
例えば、関東地方の地図の上に、🌟マークじゃなくて🦎マークがついたりする。
※なぜかトカゲ
お茶の間では「お~!今夜はオニゴンくるね~!」って、ほら、会話も弾みそうなのよ。
しかも、「今夜は各地でオニゴン注意です。」
とか言われたら、多分家族で笑うよね。
「オニゴン、キタ━(゚∀゚)━!」みたいな。
どうかなこれ。
「熱帯夜」をやめて「オニゴン」。
暑い夜、みんなでワイワイと「今夜はオニゴン・ナイトかぁ……」なんて言ってる未来を、ちょっと見てみたい気がする。

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参加作品を集めたエッセイ集です🦆✨
