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明治の残り音(のこりね)(7/4 完)


おしまい

ほぼ間に合わないと思って最後は下書きのままupしようと思っていましたが、幸運にも予期せぬ自由時間が取れて、何とか創作大賞の締切に間に合いました。

日露戦争の3年後に生まれ、日本の勃興を見て育ち、37歳(たぶん…)の年に敗戦。技術者として朝鮮にいたので家族を帰国させるため、自分はカムチャッカへ行ったそうです。数年後帰国し、日本を戦後の焼け野原から平成初期まで見てきた人でした。あの頃は怖くて話せなかったけれど、今、すごく一緒に呑みたい!
おじいちゃんの小さい頃は江戸時代を知ってる人がいたんでしょう?西洋化が一気に進んで根っからの薩摩人はどんな気持ちだったのかな?しょうちゃん(うちの次男、知的障害)みたいな人はどんな生活してたか分かる?戦争に負けて価値観がガラッと変わってどう思ったの?僕は次の世代に何を残していったらいいと思う?
聞きたいことがたくさんあります。

ちなみにこのおじいちゃんのお葬式で足が痺れた僕は、玉串奉奠の際、生まれたての子鹿のように前に進み出て親族一同の爆笑をかっさらったのでした。

母方の祖父の、今では残り香のような思い出でした。お付き合いいただきありがとうございました。

2年前に描いた父方の祖父母の、今ではサイダーの泡のような思い出エッセイはこちらです。




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