1回じゃ、わからない。
呼吸はどうやって吐くの。
ずっとそう思ってた。
「力が入ってるよ」
「深呼吸した方がいいよ」
そう言われ続けて、もう何年も経つ。
言われた通りにやってみる。
でも、思うようにできない。
いやいや、吸って吐いてるでしょ。 生きてるんだから。
そう投げやりになってた笑
私は、効果的に吐けた時の感覚が、全くわからなかった。
肋骨のまわりが、コルセットで固定されているみたいに硬くて。
これはもう、どうにもできないことだと思ってた。
ユミコアを通して、骨や筋肉、可動域のこと。
いろんな視点をもらって、自分のからだで試してきた。
それでも「これが吐けたときの感覚だよ」って、 触って教えてもらうことだけはできなかった。
そんなとき、対面クラスを受けられるチャンスがきた。
呼吸クラスを受けてみて、動きは難しいことはなくて。
とにかく、吐くことに集中する時間だった。
トレーナーさんにアジャストしてもらったとき。
【あれ? これか?】
肋骨が、フニャっとして。
グーッと下がっていく感覚があった。
私の肋骨って、こんなに動くの? 半信半疑だった。
「少しわかったでしょ?鳥肌たった!!」
そう言ってもらえて、「これか!!!」と共有できたことが、 たまらなく嬉しかった。
この感覚を分かち合えるって、こんなに嬉しいんだ。
あの、肋骨がグーッと下がる感覚。 鳥肌が立った、あの一瞬。
この感覚を、忘れたくない。
しっかり呼吸できた後は、首や肩、デコルテのあたりがふっと楽になる。
逆に詰まってくると、巻き肩だし、肩こりもひどくなる。
私の得意技は、体に力を入れること笑。 これがいつも邪魔してくる。
今は、何度か呼吸をして、やっと数回できる程度。
これを続けて、 1回でも多く「できた」を経験したいと思う。
ほんの少しの感覚を頼りに、
今まで全くわからなかったんだから、これはかなりの進歩だ。
ほんと忘れたくない・・・。
腸もみも、きっと同じ。
腸もみの仕事をしているといつも思う。
私が肋骨の動きを知らなかったように、 自分のお腹の"いい状態"を知らないお客様も、たくさんいるはず。
1回や2回受けただけじゃ、わからない。
いい状態を、まだ知らないだけ。
だから、続けて欲しいし私は続けていく。
