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「諦めてください」と医師に言われた。『カッコーの巣の上で』を見て蘇った半年間の入院生活

『カッコーの巣の上で』を見た。

名作だということは知っていた。

でも、見ている途中から、私は映画とは別のことを考えていた。

「これ、映画の中だけの話なのだろうか」

ロボトミー。

患者を管理し、自由を奪い、本人の意思よりも「管理する側の都合」が優先されていく。

もちろん、映画と私が入院していた病院が同じだと言うつもりはない。

それでも私は、映画を見ながら何度も病院での出来事を思い出した。

2025年6月から12月末まで。

私は半年ほど入院していた。

その半年間で、本当に信頼できたナースは2人。

医者は、0人だった。


「諦めてください。働かなくたっていいじゃないですか」

入院してから4か月ほど経った頃だった。

なぜ4か月も経ってからだったのかは分からないが、私はようやく医師から病状についての説明を受けた。

担当したのは、以前この病院の院長だった人物の息子にあたる医師だった。

そこで言われた言葉を、私は今でも覚えている。

「諦めてください! いいじゃないですか? 働かなくたって、おとなしくしてればいいんですよ」

私は毎日リハビリをしていた。

動かなかった身体を少しでも動かそうとしていた。

少しでもできることを増やそうとしていた。

そんな人間に向かって、

「諦めてください」

である。

私はさらに聞いた。

「自動車の運転はできますか?」

返事は早かった。

「無理。無理」

ほとんど間髪を入れずに言われた。

私はたまらず声を荒らげた。

4か月も経って、ようやく病状説明を受けたと思ったらこれである。

こちらは毎日のリハビリの中で、わずかでも希望を探している。

なぜ、そんな簡単に笑うように「無理」と言えるのだろう。


ここから先は、有料とさせてください。

普段の記事は、できるだけ多くの方に読んでもらいたいと思って書いています。

なので、途中から有料にすることには、正直かなり迷いました。

申し訳ない気持ちもあります。

ただ、この先は、私が半年間の入院生活で実際に見たこと、経験したことを、かなり踏み込んで書いています。

医師や看護師との出来事。

高齢の患者がどのように扱われていたのか。

薬をめぐって起きたこと。

そして、私が今でも「あれは何だったのだろう」と考えていること。

病院や医療に関する非常に込み入った内容でもあり、誰でも読める場所にすべてを公開することには迷いがありました。

そのため、ここから先は有料という形にさせていただきます。

ここまで読んでくださっただけでも、本当にありがとうございます。

もし、この先も読んでみようと思っていただけたら、続きを読んでいただけるとうれしいです。


病院を変えたら、「たぶんいけますよ」と言われた

12月末、私は退院した。

正月を挟み、すぐにこの病院で診てもらうのをやめた。

私の感覚では、

この病院を捨てた。

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