しばしのお暇。
ベッドサイドのライトだけを点けた薄暗い寝室で、寝つくまでの間、夫と生産性のない話をするのが、一日のなかで一番落ち着く時間。
話す内容はいつもくだらなくて、昨夜は「ターミネーター」と「ロボコップ」の違いについて一時間くらい喋っていました。
私が映画の内容をうろ覚えだっただけで、似て非なるどころか、全然別物でした。
どちらも主演俳優はシュワルツェネッガーだと思っていましたが違いました。
原因は解らないけれど、最近、体調不良。
統合失調症の脳みそは、少しの睡眠不足、少しの疲労、少しのストレスでも敏感に反応して「これ以上は無理だよ、頑張れないよ」のサインを出してきます。
私の場合、頭のなかがうるさい感じがする、光や音、文字などの頭に入ってくる情報の刺激で気持ちが悪くなる、などです。
これを無視して更に疲労を重ねると、確実に病状が悪化して、幻聴などが出てきてしまいます。
なのでしばらく休憩を取ることにしました。
私は専業主婦ですが、とりあえず三日間、家事を手抜きさせてもらうことにしました。
夕食は、いつものように品数を用意するのがきついので、麺類とルーものでお茶を濁すことに。
脳みそから「疲れたよ」のサインが出たら無理をしないこと。
これは二十年の闘病生活で私が学んだ、病状を悪化させないための鉄則です。
統合失調症に完治はないので上手に付き合っていくしかありません。
夫は、私の病気のことを完璧に理解してはいないけれど、対処は間違わないので、体調が悪い私に無理をさせません。
私が、夕食にバターチキンカレー(具材が少ないので普通のカレーより作るのが楽)とサラダ(野菜を切るだけ)しか作れなくても、文句は絶対言わない人です。
手間抜きの食事でも文句を言われない、という信頼があるので、安心して休めます。
私は今日、遠慮なく掃除洗濯をサボり、昼間は部屋を暗くして横になり、夕方になってからのろのろと夕食の準備をして、夫の帰りを待っています。
夫が帰宅すれば、食事を一緒に摂り、一緒に食器を片付け、お風呂を済ませて、寝る前にまた他愛ないおしゃべりの時間。
何日かかるか解らないけれど、疲弊した脳みそと身体に、エネルギーが戻ってくるのをゆっくりと待とうと思います。
それまでしばしの、お暇です。
