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ピエール=オーギュスト・ルノワール / メトロポリタン美術館
自分に許可を出す
「これをしたら何て言われるかな?」
「怒られないかな?」
何をするにも、まずその言葉が頭に浮かぶ。それが本当に苦痛でした。
だからいつまでたっても幸せという気持ちにならない。
私はようやく自分に許可を出すことが出来たのです。
「もう、いいよ。」と。
誰かにそう言ってほしかった。
誰かに、もう我慢しなくていいよ、もう充分だよ。と言ってほしかった。
でも、誰も言ってくれないのですよね、自分以外は。
私は「もう、いいよ」と自分で自分に許可を出した後に、
亡くなった母を思い出しました。
もし母が生きていて、「こんなことを言われた。」と言ったら、何て言うでしょうか。
気の強い母のこと。目を丸くしてビックリして、
「すぐに帰ってらっしゃい!」といったに違いありません。
これ以上、無理をして我慢することは、
私を大切に育ててくれた母を侮辱することになる。
そうだよね、ママ。
もう休んでもいいよね。
そう思ったら、私の中の小さい女の子が、ツーッと涙を流したような気がします。
