Sly Stoneの記憶:ファンキーなサウンドの衝撃とBlack Geniusの重荷
お久しぶりです!
ここ最近、少し「お休み」が多かったので、もしかしたら誰も気にしていないかな…と思いつつも、それでも「誰か一人でも気にしてくれる人がいたら嬉しいな」という気持ちで、久しぶりに記事を書いています。
さて、先週、偉大な2人のミュージシャンがこの世を去りました。
2人とは、Sly Stone(スライ・ストーン)とBrian Wilson(ブライアン・ウィルソン)です。
長い間、洋楽(特にロック)を聴き続けていると、やはりどこかで彼らの楽曲に触れ、その類まれな才能に魅せられてきた方も多いのではないでしょうか。
この記事では私の記憶の中にある、Sly Stoneの音楽のことを書きたいと思います。
Sly Stone(Sly & The Family Stone / スライ&ザ・ファミリー・ストーン)と聞いて、私がまず思い出すのは、この曲です。
Sly & The Family Stone - I Want to Take You Higher (Live 1973)
この曲は「Stand!」のB面の曲でしたが、1970年に米国Billboard Hot100チャートでは38位に、米国Billboard R&Bチャートでは24位となりました。
カヴァーも多くのバンドやミュージシャンがしており、Ike & Tina Turner(名義)のヴァージョンで、Billboard Hot100チャートで34位に、R&Bチャートでは25位となっています。
そのほか、Kool & the Gang、The Jackson 5、Duran Duran、Tesla、Hanson、Totoといったバンドがカヴァーしています。
また、Jeff Beck、Tina Turner、Prince、Beck、Hansonなどのバンドやミュージシャンもこの曲をライブでカヴァーしています。
この曲は、私は多分、映画『Woodstock(ウッドストック)』で知ったのではないかと思います。
特にSly Stone(Sly & The Family Stone)というと、私的にはこの曲の方が強い印象です。
Sly & The Family Stone - Thank You (Falettinme Be Mice Elf Agin)
一度聴いたら忘れられないファンキーなベースラインは、まるで『ソウル・トレイン』で人々が踊っている情景が目に浮かぶような、とてもカッコいい曲です。
タイトルは「thank you for letting me be myself again」をMondegreen(モンデグリーン:聞き間違い)にした綴りで、今でいう「空耳」的な解釈がされています。音に厚みがあり、コーラスも印象深い、魅力的な一曲です。
この曲は、Billboard Soulチャートで年間5位、Billboard Hot 100チャートでは19位を記録しました。
ただ、私はSly & The Family Stoneについてあまり詳しくないのですが、なぜか、彼らの音楽に少し怖いような印象を受けたため、深くは聴き込みませんでした。
とはいえ、その後もSly & The Family Stoneのサウンドが気に入っていたのか、Jesse Johnsonのシングル「Crazay (featuring Sly Stone)」をすぐに買いに向かいます。
Jesse Johnson Feat Sly Stone - Crazay
Jesse Johnsonは、Princeの映画『Purple Rain』でライバルバンドとして登場していた、実在のバンドでもあるMorris DayのThe TImeのリードギタリストでした。
特に、Morris DayのThe TImeがものすごく好きだったわけでもなく、Jesse Johnsonも、Sly Stoneもそこそこ認知してるくらいでしたが、「曲、いいよね」みたいなノリで、シングルを買って、こっそり聴いたりもしたことがあります。
ここまで書いた私は、映画『Woodstock(ウッドストック)』で特に印象的だったのがJimi HendrixとThe Whoであったことを思い出しましたが、『Woodstock』には、再び、少し怖いと感じる部分もあったなと振り返っています。
Sly Stoneは、サンフランシスコからロサンゼルスにかけてのサイケデリックムーブメントや、「ロック界のJ.D.サリンジャー」と称される影響力、さらに公民権運動的な背景など、多岐にわたる要素を背負っていました。
Jimi HendrixがThe ExperienceからBand of Gypsysへと移行したように、Sly Stoneもまた、自身のバンドから数人の白人メンバーを脱退させています。
売れるということは、様々な大変なことも伴うのだと感じます。
Sly StoneがJ.D.サリンジャーに例えられるのは、このあたりの事情からかもと感じました。
Sly Stoneは、90年代から2006年まで、1993年のRock and Roll Hall of Fame(ロックの殿堂)でのセレモニーに姿を現したのみで、その頃はホームレスとして生活していたという悲しい事実にを知り、かなりの衝撃を受けました。
その後はフェスティバル出演やツアーも行いますが、途中でいなくなるなど、演奏もままならない状態だったようでしたが、徐々に活動を広げます。
2017年には彼のドキュメンタリー映画が公開され、2024年までには本の執筆なども完成、さらに2025年には、新たなドキュメンタリー映画が2月にDisney+ Huluで配信されたり、YouTubeのSly & The Family Stoneで新しい映像が更新されるなど、盛り上がりを見せていましたが、今回の訃報となってしまいました。
SLY LIVES! aka The Burden of Black Genius : Official Trailer 2025 - Hulu
もう一人のBrian Wilson(ブライアン・ウィルソン)さんについては、別の記事で詳しく書く予定です。
今回は久しぶりの執筆なので、これで終わりにします。
次回予告は先に書きましたが、Brian Wilson(ブライアン・ウィルソン)さんについての記事を公開する予定です。
現在執筆中の記事では、日本公演が決まったあのバンドのことや、これまで予定していた記事の執筆も引き続き進めていきます。また、いくつか記事の題材もメモしているので、いずれそれらも書ければと思っています。
最後に…メンバーシップも始めました。(とはいえ、毎回書いているものの、実際には多分無理かもしれません)
ご清聴ありがとうございました!
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