The Smashing Pumpkins、来日記念と『Aghori Mhori Mei』アルバム・レビュー
すっかり遅くなりましたが、本当はもっと前に予定していたThe Smashing Pumpkins『Aghori Mhori Mei』アルバムのレビューをします。
『Aghori Mhori Mei』は、The Smashing Pumpkins の通算13枚目のスタジオアルバムとなり、前作の『ATUM』は『Machina/The Machines of God』の続編のロックオペラの第3幕の最終章にあたり、33曲2時間18分という壮大なスケールでしたが、『Aghori Mhori Mei』は45分・10曲というコンパクトな構成です。
YouTubeに公開された予告動画では、以下のようなメッセージが確認できます。
Billy Corgan(ティーザー動画から抜粋)
「僕たちは36年間、このロックンロールというゲームをプレイしてきた。最初の曲は何なのか、最初の声明はどうあるべきか、その一瞬で他の人に判断させなければならなかった。僕たちは、このアルバムの正しい聴き方は“完全なる作品群”としてだと感じた。10曲、約45分。自分たちが成し遂げたことは、自分たちが目指したことなのか、あの元の位置に戻せたのかどうか。このアルバムで再び故郷に帰ることができたかどうか、ファンに判断してもらいたい」
AGHORI MHORI MEI - LISTEN NOW
The Smashing Pumpkins(以下スマパン)のファンとして、この件について長い間考えていましたが、最近公式サイトを見ていたところ、サイン入り限定『Aghori Mhori Mei』が販売されているのを見つけ、「これは資料になる」と思って購入し、そこからこの記事を書くことにしました。
私は長年のスマパン・ファンですが、たとえば1994年、オリジナルメンバーによる日本公演に行きました。ちょうど『Siamese Dream』と『Mellon Collie And The Infinite Sadness』の間の時期で、この後、ライブでキーボードを演奏していたサポートメンバーの Jonathan Melvoin が1996年7月に亡くなり、ドラムの Jimmy Chamberlin(ジミー・チェンバレン)も解雇されます。
こうした90年代のグランジブーム最盛期のライブを観られたのは、良い思い出です。しかし、まさかその後、D'arcy Wretzky(ダーシー・レッキー)にも悲しい出来事が起こり、私たちの前から姿を消してしまうとは思いませんでした。
1998年の武道館での一日限りのコンサートは、D'arcy が Billy Corgan に「武道館で演奏したい」と希望したことで実現したものでした。あのとき行かなかったことが、いちばん悔やまれます。ただ、もし観ていたとしても、そこにいた D'arcy は、私がよくMTVで見ていた、美しく知的で素敵だった D'arcy ではなかったかもしれない──そういうことにしておきます。
そして、2000年の国内での解散コンサート、Melissa Auf der Maur(メリッサ・オフ・ダ・マー)が参加した武道館と国際フォーラムの公演にも行きました。それでも、どうしても気持ちは晴れず、スマパンのホームであるシカゴの Metro で12月2日に行われたラストライブに行こうとも考えました。ただ、その日は誰もが行きたいと思うはずですし、私はそもそもシカゴに行ったことがなかったため、ヨーロッパでの最後の公演となるロンドンの Wembley Arena(11月3日)を選びました。過去に訪れたロンドンだったこともあり、記念に近い気持ちでチケットを手にしました。
チケットは Ticketmaster から購入しました。Ticketmaster は当時からやや割高との評判でしたが、現地の人間ではない私にとって、トラブルを避けるためには価格よりも確実さが重要でした。その判断は正しかったようで、チケットは無事に日本の私の手元に届きました。

こうして、スマパンは解散しましたが、2001年に『Rotten Apples (The Smashing Pumpkins – Greatest Hits)』をリリースします。私はこのアルバムを本当によく聴きました。特に最終トラックの「Untitled」は、今でも名曲だと思っています。
この曲の価値が、世間にはあまり伝わっていないのかもしれませんが、「Untitled」は解散前の最後のスタジオ録音であり、「また会おうねという特別な歌」なのだそうです。
当時は深く考えずに聴いていたのかもしれませんが、今思えば、あの曲のエンディングのギターソロを聴きながら、私はきっと「いつかまた会える」とどこかで待っていたのかもしれません。
結果として、スマパンは無事に再結成されました。
とはいえ、残念なことに、スマパンはあの時のメンバーでのスマパンではありませんでした。しかし再結成後も幾つものアルバムを発表し、スマパンは歩み続け、「また会おうね」ということで、私がスマパンに会えたのは、あの2013年のSUMMER SONIC でした。
そうです、今も語られるサマソニの「ミスチル地蔵」の翌日。幕張でのマウンテンステージでスマパンに再会しました。
補足として「ミスチル地蔵」とは、SUMMER SONIC 2013 の Osakaで、Mr.Children のファンが微動だにしない様子(いわゆる「地蔵」)で鑑賞し、Billy Corganを悲しませ、泣いてしまったという衝撃的な出来事です。
あのショックな出来事は当日のSNSですぐに拡散されます。(「前座を見に来てくれてありがとう」とBillyが言ったとのことでした)
翌日の千葉・幕張のマウンテンステージにスマパンが登場、私はアリーナのスタンディングでステージ近くの左側にいたため、この日の中央の様子は把握できませんでした。
後になって、幕張にも多少「地蔵」と呼ばれる観客がいたと聞きました。Billy のMCでは「日本、俺ももう46歳だから何度も来れないけど、いいのか?」というようなことをずらずらと、相当ご立腹な様子が窺え、私はそのMCの不穏な雰囲気に「これはまずいかな」という困惑した気持ちになりました。
ただ、私的にはパフォーマンス自体はそれほど気にならず、最終的に日程が終了した後、この出来事は大きな問題となりました。
ミスチル地蔵とは、ミスターチルドレンのライブを最前列で観たいがために、その前のアクト(今回はスマッシング・パンプキンズ)の演奏時から最前列を陣取るファンのことを指す。ミスチルが登場するまではボンヤリと立ちすくんだり、その場に座り込むなどする姿が見られたことから、ネット上で”地蔵”と揶揄されてきた。
今回の大阪でのライブに参加したリスナーの声をまとめたNAVERまとめ記事によると、「サマソニで前の方でシート敷いて座って場所取ってるとか予想を遙かに越える行動をとるミスチルファンがいっぱいいるとは…」「スマパン始まっても前方のお客さんずっと棒立ちで、さすがにビリーも怒っちゃって、”Thank you for the warm reception. “(温かい歓待をありがとう)って皮肉なジョークを言ってた。悲しかった」と、場所取りをしている人々の行動に驚く声もあった。
週刊誌に取り上げられ方の方がかなりショッキングだったかもしれないです。
この出来事以降、スマパンのライブを国内で観ることもなく、ネット越しにその様子を追うだけとなります。
『Aghori Mhori Mei』は、この出来事から11年後の2024年にリリースされました。しかし、私の中では今もこの出来事が強く残っており、前置きとして書かずにはいられませんでした。この流れを整理しない限り、『Aghori Mhori Mei』のレビューを書く気持ちにはなれなかったと思います。

『Aghori Mhori Mei』のリリース時に投稿されたメンバーごとのメッセージの動画です。しっかりショート動画で拡散希望という感じでしょうか。
James Iha(ティーザー動画から抜粋)
「いい気分だよ。バンドのオリジナルメンバーと、一緒にステージに立って演奏するのは自然な感覚。自転車に乗る感覚みたいにね。バンドの良い生まれ変わりだし、まだパワーとエネルギーに溢れてる。僕たちは、ビリーが書く曲やバンドの演奏方法など、他のバンドとは常に違っていたと思う。曲のダイナミクス、ヘビーだったり、静かだったり、その中間も、いろんなスタイルをカバーしているし、独特のサウンドを持っているんだ」
James Iha on the new album and The Smashing Pumpkins
James Ihaは解散以降、2018年にスマパンに復帰し、本作を含め4作品のスタジオアルバムに参加してきました。
Jimmy Chamberlin(ティーザー動画から抜粋)
「文化はアナログ体験の方向に向かっていると思う。人生のデジタル化は、もう十分に為されており、若者は日々ますますアナログ的で直感的な体験を求めている。再び人間らしさを感じたいと。非常にエキサイティングな時期なんだ。僕たちは30年以上一緒にやってるが、それぞれ非常に異なる人間で、その違いや一貫性の無さが、音楽をエキサイティングなものにする。3人がそれぞれ強烈な個性をもっている。それが強力なポイントであり、それを音楽的に文化的に証明するため、僕たちは全力を尽くしたい」
AGHORI MHORI MEI available this Friday
Jimmy Chamberlinは再結成当初に参加していましたが、その後は流動的になりましたが、今回の意気込み語るメッセージです。
以上で、今回はようやくオリジナルメンバーでのアルバムでツアーということになりました。D'arcy の参加はありませんでした。※1
『Aghori Mhori Mei』
1. Edin
THE SMASHING PUMPKINS - EDIN (Visualizer)
静かなギターの音から始まる爆音。この爆音こそがスマパンのセオリーであり、今回はこれまでにない重厚なオープニングを展開しています。スマパンの「1979」や「Tonight,Tonight」のような軽やかで可愛らしいポップなヒット曲と、この激しい爆音との対比こそがバンドの特徴であり、要と言えるでしょう。
この曲は、一言で表現するなら「ギターサウンド」。発言通りの「オールドスクール」なヘヴィ路線の楽曲で、絡み合うギターのリフや巧みなリフレインが印象的です。まさにBillyの言葉通り、原点回帰を感じさせる一曲です。
タイトルの「Edin」は最初、「人類最初の楽園」をイメージさせますが、歌詞からはそうではなく、「Edin」は女性を指しています。
「彼女はファウルを犯し、彼女の炎の一撃は彼らを飲み込み、墓を電波で変容させる(Edin fouls in our wake Her flames engulf in one take Transmuting graves via radio wave)」
という描写から、まるで魔女や呪術師のような人物像が浮かび上がります。そんな神秘的な世界が広がる楽曲。
2. Pentagrams
THE SMASHING PUMPKINS - PENTAGRAMS (Visualizer)
静かなアルペジオのイントロから、歪んだギターの音の「動」が始まり、そしてドラマチックに昇華される。オリジナルメンバーで演奏している姿が目に浮かびそうな、公約通りの原点回帰な曲。バッキングヴォーカルにD'arcyの歌声でもあれば、泣いてしまうかもしれません。「スマパンの悲劇」の一つであり、残酷ながらも、『Gish』を重ねて聴きたくなるような曲です。
3. Sighommi
THE SMASHING PUMPKINS - SIGHOMMI (Visualizer)
Billy Corganが作詞・作曲・プロデュースを手掛けた本作。発音は「Sigh-OH-me」。タイトルの意味はさまざまで解釈されるが、アルバムのファースト・シングルとして、キャッチーでアップテンポなヘヴィロック曲に仕上がっている。軽快なリズムに加え、歪んだギターリフがスマパンらしさを際立たせている。
『Machina/The Machines of God』時代を彷彿とさせるヘヴィな路線で、スケールを活用したダイナミックな展開が印象的。その上昇感と疾走感が楽曲全体の魅力を一層引き立てている。
この曲について、米国のBPM (Beats Per Minute) 誌では「chromatic in its Deftones-like power※2(Deftonesのような力強さを持つクロマティック)」と評価されている。また、サバスに通じる力強さとも評されるなど、多くの賛辞を集めている。
※2 引用元 : https://en.wikipedia.org/wiki/Sighommi またクロマティックは「半音階的な」とあります。
4. Pentecost
ピアノのイントロから、そして静かに徐々に始まるバラード曲。心地よく流れるストリングスに寄り添うように滑らかに響くのは、スマパンファンならわかるBillyの「優しい」方の歌声。
歌詞からはBilly独自の世界観が感じられる。幾度となく別れを告げてきた二人にある苦しさ、嘘、そして痛みの存在と不在の対比など、謎めいた過去に思いを馳せる夜想曲(ノクターン)になっているのかもしれない。
5. War Dreams Of Itself
「Zero」のような激しく断続的な音が印象的なラウドな曲。「Oh, Babylon, Babylon!」と、けたたましい叫び声は、音楽における抵抗や解放の象徴として「Babylon」は、描かれることもありますが、国として栄え滅亡した古代文明の地でもあるります。
歌詞はいくつかのポイントの言葉を2回繰り返すので、つい「大事なことは2回言う」という言葉を連想させますが、「Six-six-cicada」というフレーズなどは、「セミが6つ6つ」なので合計で「12」なのか、あるいは「6つ」を連呼しているだけなのかは、謎が広がります。この「セミ」が何を意味するのか、それとも幻惑な空間なのか、考えさせられます。
I'm awakened
I'm awakened
I'm awake
私は覚醒した
私は覚醒した
私は目覚めている
謎だらけの歌詞と格闘しながら聴くこの曲は、アナログ盤の場合、A sideの最後に位置する。次のSideへレコードの盤面を返すという作業があるが、曲の余韻によっては、それによって次のSideへの期待感が高まり、早く盤面を返したくなります。
6. Who Goes There
B sideの最初の曲は元気なミドルテンポな曲。スマパンの90年代の軽いセンスのポップなサウンドが蘇るという感じの、キラキラ度が高く、ドラマチック。歌詞は神の啓示なのか、1枚のポストカードに書かれた「いい天気」と「望めば綺麗な景色を見える」という希望。
So I found
A postcard from the cross
Said, "Hey, hi, how are you?
The weather's fine
If you like, there comes a view"
そう、僕は見つけた
十字架からのポストカードはこう言った
「やあ、元気かい?
いい天気だよ
君が望むなら、景色が見えるよ」
7. 999
ヘヴィでベースラインが印象的な、疾走感と壮大さを感じる楽曲です。歪んだギターの音が唸りながら幾重にも絡み合い、竜巻のように天に登っていくようなイメージです。
歌詞も一段と難解で複雑、比喩的かつ抽象的な表現で、日本語に直しても全てがわかるとは思えません。タイトルの「999」が「666」に関連があるのかどうかといった点や、「Milk such blood」の意味など、昔からスマパンについては対訳をあまり見なかったので、今でも言葉の響きや並びなどを感覚的に捉え、他の音と合わせて曲を判断しています。
私の中では、『Aghori Mhori Mei』のB sideでクライマックス・一番の盛り上がり曲かと思います。
8. Goeth The Fall
アコースティックサウンドで、ポップで明るい「1979」のような、可愛らしい曲。The Smashing Pumpkinsのファンには、このような軽快なポップソングを好む人が多いのではないかと思います。歌詞は例えば「willow」と「pillow」のように韻を踏んでおり、テンポが良く楽しい雰囲気です。
What's better than a willow
To go and make you sad
Leaves silver on our pillow
9. Sicarus
曲は一転し、歪んだギターリフと激しいドラムの応酬が、まさに互角の戦いを繰り広げます。こうしたパワフルでテクニカルなドラムサウンドも、スマパンの大きな魅力です。特に、ドラマーであるジミーの手数の多さや連打は今も健在です。
10. Murnau
まるでロックオペラの最終章のような曲。 流れるようなストリングスに乗せて、ボーカルがゆっくりと一言一言を噛み締めるように歌います。
光の向こうに壮大な世界が開けるかのような感動。そして、まるで鳴り止まぬカーテンコールのようにも感じられる余韻があります。
全体を何度か通して聞くと、やはり「Pumpkins=Billy Corgan」という構図ばかりを考えて聞いてしまいますが、今回はオリジナルメンバーということで、他のメンバーの存在も欠かせない場面の断片を拾えば、バンドを感じ、スマパンの全貌が浮かびます。
「原点回帰」を果たした現在、新規ファンの間でどのような共通のイメージが形成されているのかはデータもないため不明ですが、最終的には「Pumpkins=Billy Corgan」という印象に留まるか否かは、スマパンのループの法則と言えるのかもしれません。
『Aghori Mhori Mei』は、前作のようなコンセプトアルバムほどに一貫した明確なテーマをもっているわけではありません。いくつかの楽曲にある程度の共通性が隠されているようにも感じられますし、シンプルにBilly Corganとオリジナルメンバーのあのスマパンらしい世界観が広がる作品となっていると思います。
個人的には、『Machina/The Machines of God』の時代や、『Mellon Collie and the Infinite Sadness』の雰囲気に近いものを感じます。
そしてジャケットも一見してこれまでのきらめく華やかさとはかわって、スピリチュアルな雰囲気をまとっているようにも見えます。
アルバムの楽曲は何度も何度も聴くうちに、ジワジワと心に染みていき、深く浸透し、やがて体内に広がっていくようです。 初期の頃のライブでは、どれだけ高速なギターを弾けるかを競うかのような、アヴァンギャルドでアグレッシヴなサウンドが特徴だったスマパン。
そんな「軽いグランジ・バンド」といった雰囲気から、とてもヘヴィーでドラマチック、疾走感と神秘的な世界観を持つ摩訶不思議なゴシックバンドへと変貌を遂げました。
それが『Aghori Mhori Mei』の音楽なのだと、 レビューをしながら聞き込み、書き終わった今。『Aghori Mhori Mei』をとても気に入りました。
[最終情報]
スマパンは7月以降、ヨーロッパ・ツアーを予定しています。
また、Billy Corganは新たなソロ・プロジェクト「Billy Corgan and The Machines of God(ビリー・コーガン・アンド・ザ・マシーンズ・オブ・ゴッド)」を発表しました。このプロジェクトは6月7日にスタートし、この4人組バンドは以前から発表されていたフェスティバル公演にも参加する予定です。
大変長い時間をまたいだレビューとなりましたが、今回の記事はこれで終わります。
ここまで書いた翌日に、まさかの12年越しのビッグニュース!
スマパンの来日公演が決定しました!!
ああ、本当に、待っていました!!
25年振りの武道館だけでなく、福岡・広島までという広範囲な日本縦断ツアー(東北・北海道までは残念)の開催が発表されました。
正直、悩んだり、体調不良になったり、風邪もひいてしまったりして、なんだかもう書けないかもしれないと思っていました。そんな時に飛び込んできたのが、このニュースです。
サマソニで見ていた、あの時のステージが今も思い出されます。何を言っているのだろうと思い、顔を見上げ、耳を疑い、目は思わずスクリーンに釘付けになっていました。そしてふと思い返せば、あの「JAPAN」という問いかけにすら反応しないオーディエンスは、何だったのか?
この時から、12年が経ちました。
正直、戻ってきてくれるとは思いませんでした。
次回予告はこれまで予定したものか、何か企画ものか、70年代もいいかもしれないと思いつつ、この先もまだまだ続けます。
最後にメンバーシップも始めていますが、やってません!(笑)
ご清聴ありがとうございました!
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