🫥なぜ誰にも頼れなかったのか。過去のトラウマと、舞い込んできた贈り物。
こんな状態になるまで、どうして我慢してしまったのか。そこにはいくつもの理由がありました。
クーは幼少期、体がとても弱く、胃腸炎、大腸炎、初発白内障、胆汁鬱滞症、膿皮症、脂肪腫、外耳炎、ストルバイト結晶尿、片側性停留睾丸、花粉・食物アレルギー、薬剤アレルギーと、何度も何度も病院に通い続けました。
薬剤アレルギーがあるため、処方された薬で逆に体調が悪化することも頻繁にありました。
そして、生まれつき腰回りも悪く、全速力で走れない。走ると捻挫してしまうことも多く、次第にあまり走らなくなっていきました。
そして、楽しみだったオフ会に参加したときに起きた咬傷事故。
大手術になり、あのときのトラウマは今でも忘れることができません。
「守ってあげられなかった自分」を、今でも許せないでいます。
私がクーを守らなければ、この子は生きていけないのだから。
どんなときも、その重みを一人で受け止めて頑張ってきました。
だから尚更、介護のことも誰かに任せることができないのだと思います。
病気のほとんどは幼少期からのもので、「いつ悪化するかもしれない」「いつ破裂するかもしれない」という恐怖とも、ずっと一人で戦って背負ってきました。
少しの変化も見逃さないように、できることは何でもして乗り越えてきた。
全て独学で勉強しながら、トレーニングも病気との闘いも、その都度自分で調べて解決して……時には獣医さんとぶつかることもたくさんありました。
東洋医学も西洋医学も使い分け、症状に合わせて専門医のいる病院へ連れて行く。
「できることは何でもやる。守ってあげられるのは私しかいないんだから」と。
きっと、その強い思いが介護になった今もずっと続いているのです。
「誰にも任せられない。だって、ずっと一人で守ってきたんだから」って……。
それが、私が逃げ出せない、抜け出せない一番の原因なんだなと思います。
今日も自分を許せないまま、抜け殻のように過ごしていたら、夫がクーを抱っこしてベランダに出てくれていたみたいです。
部屋に戻ってくるときに窓を開けたからなのか、私のところにケセランパセランがフワフワと飛んできて手の上で止まりました。
幸せを呼ぶ、ケセランパセラン。
私を見守ってくれている誰かからの、贈り物だったのかな。
少しだけ、心が解けて幸せな気持ちになりました。
ありがとう。
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