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カルヴァン『キリスト教綱要』を読む・第1篇第4章

サブタイトル:この知識は一部分無知により、一部分悪意により、あるいは揉み消され、あるいは腐敗させられている

カルヴァンは、人は誰でも神についての概念をもっているのに、それにもかかわらず、世の中には不信心、偽善、偶像崇拝があふれていると義憤をあらわにする。とくに「偶像崇拝」は当初より、カルヴァンの激しい攻撃対象(もしくは批判対象)とされる。神のみを信頼しなければならないという。(ルターの「信仰義認説」(Sola fide)に基づく、聖書を基本とした福音主義的信仰の精神に当たるか。)

我々は神を知っているのに、ふだんはこれを無視している。ほとんど気に留めていない。そのくせいざとなると、「神様、神様」と一生懸命拝んでいる。

カルヴァンとしては、本当の信仰がないことに憤りを感じているようである。

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