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【アーティスト=この5枚】私のオススメするマイク・オールドフィールド!


はい!マイク・オールドフィールドです!


正直に言うと、ここ最近はめっきり聴かなくなっちゃいました...汗

少し丁寧に言い換えると、1991年に出た13作目の「Heaven's Open」以降のアルバムは聴いていません。ただ、調べてみるとアルバムは全部で26作品も出ているんですね(2025年現在)・・・つまり、私はマイク・オールドフィールド(以下、MO)の作品の半分しか聴いていないことになるんですね・・・ヤバイです!


このMOという人は、私をプログレの世界に誘ってくれた高校時唯一の友人Tくんのフェイバリット・アーティストです(でした・・・?)

リアルタイムでは6作目の「QE2」が出たばかりくらいだったので、Tくんと一緒に聴いていたのは初期の3部作が中心でした。初期3部作とは、簡単に言うと、アルバム1枚で1曲というのがMOのスタンダードな考え方で、私は3枚目の「Ommadawn」がいちばん好きでした!


Tubular Bells(1973年)
Hergest Ridge(1974年)
Ommadawn(1975年)

Tublar Bells<1st>/Hergest Ridge<2nd>/Ommadawn<3rd>


アルバム通してインスト1曲なんて、現在の令和時代のスピード感では退屈そうに聞こえるでしょうけど、安心してください!1980年代でもその感覚は同じでした...笑


ただ、実際に覚悟して聴いてみると、すっごく良いんです!展開があって、テンポや抑揚が適切に変化して、それでいて全体が統一感のある旋律が貫かれていて・・・。意外と、一度も聞いたことがない人ほど、「あ、けっこういいね」と思っちゃうんじゃないかと割と確信的に思います。

どんな人もちゃんと聴けば好きになる!…ちょっとだけそう思うのには理由があって、私は大学生の時にレコード屋さんでバイトしていた時期があって、街の中心地にあるヤマハのビルの1Fだったんですが、当時、MOのアルバムを売ったヤマハレコードshopとして日本一になったと本部からわざわざ偉い人が褒めに来られたことがあります。(レコード店舗の店長は知らなかったです笑)

これ、いかにも80年代風の風潮がもたらしたラッキーなところがあって、当時、街中ではわりとオシャレなカフェ店舗が増えていたんです。そのオーナーさんとか店長さんとかが、“お店で流すBGM”探しによく来てたんです。「なんかいいのないっすか?」て聞かれて、どんなのがいいか伺うと「あまり聞いたことがないようなものがいい」と言われるので、このMOの初期3部作を順番に視聴させて見てたんです。概ね、どれかを買ってくださってました。当時はYMOのおかげで、わりとテクノPOPが人気で、シンセ系とかENOのアンビニエント系とか、インスト曲系はオシャレな人たちにはよく聞く音楽のひとつだったんです。なのでそれと全然違う感じのものを・・・というときにはMOはピッタリだったようです。覚えてますもん、本部から来た偉いさんに呼ばれて「レコード会社の人から尋ねられたんだけど、なんでこのお店だと、この人のレコードはよく売れるの?そもそもMOってどんな人?」みたいな...笑


私の中でMOに心奪われたのは8作目の「Crisis」(1983年)。そう、多くの人とおそらく同じ、「Moonlight Shadow」の大ヒットです!


それでは、私の好きなMOの5枚をご紹介します。


①Crisis(1983年)


5作目の「Platinum」から、Vo.入りの曲が入り出したのですが、その路線の最初のヒット曲ですね!ただし、ヒットしたのはヨーロッパ全土で、米国以外です笑

このアルバムの収録曲をあげると

<A面>

1.Crisis


<B面>

1.Moonlight Shadow(Vocal:Maggie Reilly)

2.In High Places(Vocal:Jon Anderson)

3.Foreign Affair(Vocal:Maggie Reilly)

4.Taurus3

5.Shadow on the Wall(Vocal:Roger Chapman)


とウタもの4曲を3人のヴォーカリストが歌うというものです。前作でHall&Oatsのカバー曲をやって、そこそこ評判がよかったもんだから、思い切って、ウタものをうんと増やすアルバムづくりを試してみようという感じですね、多分。インスト曲ばっかしのLPはなかなかセールスが伸びなかったのかもしれないですね。

この1曲の大ヒットでマギー・ライリーの澄んだ声と確かな歌唱力は一気に認知されることになりましたし、私にとっては、それまで個人的な評価が芳しくなかったYESのジョン・アンダーソンも、さすがに良いヴォーカリストだなぁ、とあらためて見直しましたし、元ファミリーのロジャー・チャップマンもバンドの時よりもハスキーなしわがれ声が魅力的で、ファミリーをもう一度聞き直すきっかけになりました(結果、やはりあまり好きに離れませんでしたが)


②Discovery(1984年)

<Tracks>

1.To France(Vocal:Maggie Reilly)

2.Poison Arrows(Vocal:Barry Palmer)

3.Crystal Gazing(Vocal:Maggie Reilly)

4.Tricks of the Light(Vocal:Maggie Reilly/Barry Palmer)

5.Discovery(Vocal:Barry Palmer)

6.Talk About Your Life(Vocal:Maggie Reilly)

7.Saved by a Bell(Vocal:Barry Palmer)

8.The Lake


このアルバムからCDを買い出したと思います。まだ1枚3,000円とかする時代です笑。前作で欧州中で有名になったマギ・ライリーとドイツのプログレバンドのVo.のバリー・パーマーが交互にヴォーカルをとる構成のアルバムです。なんといっても名曲「To France」ですね。おそらく、MOの作ったウタものの中で私が最も好きな曲です・・・あ、次作収録のNorth Pointと同率ですね…汗

CrisisとこのDiscoveryは全編にわたって、ドラムをSimon Phillipsが叩いています。この2枚がMOの中で圧倒的に好きな理由は曲の良さもさることながら、演奏の素晴らしさも挙げられます。ウタものですが、紛れもなくプログレです!


③Islamnds(1987年)


<Tracks>

1.The Wind Chimes (Part One and Part Two)

2.Island(Vocal;Bonnie Tayler)

3.Flying Start(Vocal:Kevin Ayers)

4.North Point(Vocal:Anita Hegerland)

5.Magic Touch(Vocal:Max Bacon)

6.The Time Has Come(Vocal:Anita Hegerland)

7.When the Night's on Fire(Vocal:Anita Hegerland)


前作と前前作で一躍有名になったマギー・ライリーはソロアルバムの制作のために、このアルバムには参加していませんが、強力なヴォーカリスト陣によるバラエティ豊かなアルバムとなっています。女性のダミ声の第一人者ボニー・タイラーの「Island」は、本人にとっても久々のヒットのようで、以降、彼女のライヴでも必ず披露されるレパートリーとなっています。「Flying Start」にはMOの恩人の一人とも言えるケヴィン・エアーズが歌ってます。朴訥な牧歌的な雰囲気がなんとも言えないです。そして私がMOのウタものの中でもTo Franceと双璧と思っている名曲「North Point」を歌うのは当時のMOのG.F.アニタ・へジャーランドです。マギー・ライリーをもっと濾過したような澄んだ声が特徴です。このアルバムでウタもののアレンジとしては究極のアレンジに到達したのではないかと思っています。


④Earthmoving(1989年)


<Tracks>

1.Holy(Vocal:Adrian Belew)

2.Hostage(Vocal:Max Bacon)

3.Far Country(Vocal:Mark Williamson)

4.Innocent(Vocal:Anita Hegerland)

5.Runaway Son(Vocal:Chris Thompson)

6.See The Light(Vocal:Chris Thompson)

7.Blue Night(Vocal:Maggie Reilly)

8.Nothing But/Bridge to Paradise(Vocal:Carol Kenyon/Max Bacon)


なんと、ついにアルバムからインスト曲がなくなりました...笑

おそらくはレコード会社から売れるものをとの強い要請があったと思われます・・・ヴォーカリスト陣はエイドリアン・ブリューの初登場に加えて、アニタにマックス・ベーコンさらにマギー・ライリー復帰とまぁ手堅い感じですが・・・なんとも笑

前作でかなり洗練された究極ウタものサウンドと思われましたが、このアルバムは全編、シンセ中心のMO一人作業です。レコード会社から強烈に要求されたと思われるコマーシャルな内容のアルバム制作が、多分、MO本人はあまり面白くなかったんでしょう・・・レコード会社との契約ではあと2枚アルバムを作ることになっていたのですが、次作のAMAROKはなんと、60分1曲のみのCDとなりました。・・・・・そして翌年の1月1日、レコード会社とMOは契約を切りました...笑・・・Virginとの最後のアルバムは契約後の発売となりました。ははは・・・潔いですね〜この自らの能力に対する圧倒的な信頼・・・見習いたいものです。


⑤Heaven's Open(1991年)


前作Amarokで、60分1曲という(しかも、途中でEditしづらい一気呵成な)曲展開でレコード会社virginへの残契約2枚のうちの1枚を作ったMOは、最後の1枚としてヴォーカルアルバムスタイルとして制作する選択をとりました。ただし、このアルバムでのヴォーカリストは、これまで絶対に選択しなかったMO自分自身です...笑 しかもアーティスト名をMike OldfieldからMichael Oldfieldに変更しました・・・笑えます!

収録曲は


<Tracks>

1.Make Make

2.No Dream

3.Mr.Shame

4.Gimme Back

5.Heaven's Open

6.Music from the Balcony


の全6曲で、最後の1曲が20分くらいのインストという構成です。このアルバム、ヴォーカルをこれまで頑なに拒んでいたMO自身がとっていたりvirgin最後の契約消化アルバムということもあり、結構、やっつけ仕事のように思えますが、実はちょっと面白いと私は思っています。

というのも、実は私のiPhoneのミュージックに唯一このアルバムからピックアップしているこのアルバムの表題曲において、ドラム/SimonPhillips、ベース/Dave Levy、そしてハモンドオルガン奏者としてMickSimmondsというフォーピースバンド構成を採用しているため、この1曲だけは妙な一体感があるんです。果たして、アルバム全体としては一般的な印象としてはどうなんでしょう?タイコがほぼプログラミングだったと思いますが、アルバム全編の内容はプログレハードみたいな、つまりアメリカのバンドぽいサウンドだった記憶で、私自身はあまり好きになれなかったです。ただ、そんじょそこらのアメリカンプログレに比べると格段に曲も演奏も優れていると私は思います!ぶっちゃけ、RUSHのほとんどのアルバムより出来は良いという意見を多くのRUSHファンと戦わせたいものだと思います...笑

サウンドをいかにも“売れて欲しそうな”アメリカンなものに仕上げている時点で、強烈にvirginの意向を皮肉っている感じがして、面白いと思ったものです。



冒頭で、実は最近はあまりMOを聴いていないと告白(?)しましたが、イントロを聴くだけで、ほとんどの曲は思い出してしまいます。このメモを書きながら思い返したアルバムの中で、Heaven's Openをもう一度、聞き直してみたいと思いました。MOのヴォーカルはそんなに期待していないのですが、あのアルバムのバンドサウンドは、今こそ、聴きたいサウンドに近いのではないかと・・・。


私の脳細胞が元気なうちに、再度、聴き込んでみるアルバムとしてピックアップしておきましょう!その感想を、またメモできるうちにしなければなんて・・・しばらくは張り詰めた気分でいたいと思います...(陽水さん、お元気ですかぁ〜)笑

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