見出し画像

2025年8月記録

 国別のsteamレビューが見えるようになって、日本人のレビューは辛いといういつもの話題が盛り上がっている今日この頃。

 プレイヤー目線でのレビューの目的としては、購入を検討している人への情報提供と、次回作もこの調子で頼みますよという応援と、俺様の名文に酔いしれろという自己顕示の3つくらいだと思いますが、私は主に2つ目と3つ目の目線で書いているので、イマイチだと思ったらレビューしない派閥=低評価レビューを出した事が無いです。
 推しのゲーム開発者が居るようなレベルのゲーマーだと恐らく似た対応になっていると思いますが、いわゆる「Not for me」で済ませる事無かれ主義でもあり、自分の低評価レビューでモチベーションを下げてしまって、開発から身を引いてしまう事態は避けたいという防衛本能でもありそう。

 例えばSIRENの初代は当時友人宅で軽く触って絶対に受け入れられないなと思ったんですけど、システムが親切になったSIREN2はドハマりして、そこからSIREN初代に戻って面白さを理解出来ました。そういう事ってあるじゃないですか。
 自分の低評価レビューによって、そういう機会が永遠に失われてしまう可能性が有ると思うと、ちょっと低評価付ける気にならなくなるんですよね。というタイプの優柔不断です。

 まあ結局色んな考えの人が色んな考えでレビューを書くので、日本人は辛口だという事を踏まえて、低評価レビューに心をやられすぎないでくださいと願うばかりでした。




魔法少女ノ魔女裁判

 絵が可愛いという理由だけでウォッチリストに入れてた。

 ちょっとした魔法を使える少女達が監獄みたいな場所に集められて殺し合いのゲームをやってもらいます的な始まり方の、まあ珍しくもないデスゲームものではあると思う。
 ただし誰かを殺さなければいけないルールも殺す利点も無くて、魔法を使える副作用でみんな殺人衝動が高まりやすいので、うっかり殺人事件が起きちゃったら犯人を見つけてみんなで処刑しましょうね、という流れ。
 何も起きなければそれに越したことは無いんですけど、まあ当然事件は起きるので疑心暗鬼を楽しんでいきましょう。

 自分の趣味嗜好としては、推しが酷い死に方しても構わないタイプなので、特に忌避感なく楽しめました。公式サイトで予告されている通り、あなたの推しは恐らく確実に死ぬので、何があったとしてもそれだけは受け入れられないぞって思うなら、敬遠しておいた方がいいのかもしれません。
 でも我々がデスゲーム物に期待する要素は揃っているように感じるので、気楽にお勧めできるゲームの一つとしてストックしたいくらいには満足できました。なおデスゲーム物のゲームって、たぶんシークレットゲームくらいしか経験してないんですけどね。

 難易度感としては、推理物と考えるとやや難しく、ディベート物と考えると、まあ適正かなというレベルです。むしろ推理で先に真実に辿り着いてしまうと、主人公の思考を通り過ぎて噛み合わなくなるので、あんまり考えすぎない方が良いかも。これはバランス調整が難しい所でしょうね。
 『かまいたちの夜』みたいに、割とどんなタイミングでも犯人を指摘できるのって、現代だとほとんど見かけないですよね。フルボイスで出す為に分岐を増やすのが難しいとか、演出の作り込みが大変とか、主に製作コストの問題だろうとは思うんですけど、そういうインタラクティブって名作の条件だとも思う。『Detroit: Become Human』みたいに自分の選択で物語が大きく変わっていくタイプ。今作はクラファンで出資してもらって作っていたから、なおさらそういう無茶は出来なかったって事情もあるんでしょうね。
 プレイヤーは最高のゲームを遊べるなら何年でも待てるけど、製作者は何年もかけてたら生活が立ち行かない問題。ままならない物です。話がそれました。

 魔法という要素があるので一般常識が通じないトリックが多いですが、そんなん想像できないよ~、というレベルの物は無かったと思う(有栖川アリスと森博嗣に育てられたミステリー民並みの感想)。
 裁判パートは時間制限もあるのでそれなりの推理が必要だけど、ほとんどの所は総当たりしても時間切れの心配は無さそう。
(ネタバレだけど、時間切れにならないと回収できない専用スチルもあるので、むしろスルスルクリアすると回収が面倒だったりした。)

 一つ裁判システムに物申すと、ゲームの仕様上しかたないけど、裁判中は正解を引くまで何度も同じ供述を繰り返すロボットみたいになるので、なんかもっとうまく出来ないもんかなー、とは思いました。意義あり!するまで1分くらい待たされて、選択ミスったらまた1分くらい待って、のループはちょっとテンポ悪すぎんよ~。

 でもまあキャラクターとストーリーと盛り上がり所での音楽は花丸あげたいレベルで良かったので、大変満足です。キャラ可愛いじゃんって思って、その子が可愛そうな死に方をするのが見たいなと思ったらもう間違いなく買いです。
 私の推しはノアちゃんです!死に方が綺麗でした!

うーん、かわいい!

 強欲な事を言うと、ルート分岐が有れば今年一番レベルで大絶賛でした。出来れば3ルート、いや5ルートでも10ルートでも有れば嬉しいなって思ってます。
 魔女裁判の面白い設定として、必ずしも殺人犯を処刑する必要が無い(そもそも管理側もたぶん犯人を把握しきれていない)ので、上手に誘導出来れば好きな子を処刑出来るはずなんですよね。
 でも今作は正解を引かないとBADENDで即終了の一本道ストーリーなので、本来のルートと違う人物を処刑した後も続いていく監禁生活も、本編と同じレベルで作り込んで欲しかった。
 せっかくキャラが良いので、色んな状況で色んな立場での考え方を深堀りして頂きたい。そんなに作り込んでたら完成しないでしょって怒られちゃいそう。
 DLCでも良いし、別作品で主人公を変えてIFルートを作り直したって良いんだ!それくらい好きなんだよー、終わらないでくれよー。
 『魔法少女ノ因習村』とかいう続編なのか過去編なのか全く別作品なのか分からないゲームを製作中らしいので、まずは続報に期待です。

ところでダンガンロンパとか逆転裁判とかは未プレイなんですけど、たぶんこういうゲームなんでしょ?(偏見)


Fate/Grand Order

 10周年記念配信を見て第2部第7章に着手しました。
 期間内にEx冠位戴冠したかったので、6.5章を飛ばしてます。良い子は順番にプレイしよう。

 6章から5年くらい期間を開けてのプレイですが、そこは特に問題にならなかったと思う。そのころまではイベントも真面目にこなしていて、各クラスにレベル100のサーバントが居たり、優秀な星5礼装を完凸してたり、当時の人権キャラたちは今も相変わらず強かったので、思考停止のバフ盛り宝具連打で大体解決出来ました。

 ぶっちゃけFGOはメインストーリーを読む以外のモチベーションが低くて、それに引っ張られて休止していたので、もう戦闘はとにかく楽してプレイしていくぞ!
 どうせ金も素材も余ってるんだし、イベントも頑張らなくていいからな!
 12月の終章までに、6.5章と奏章1,2,3,4だけをやるんだ!
 でも冠位戴冠戦だけは頑張ろうな!たぶん終章で必要っぽいから!

そんなプランで無理せず進めて参ります。

 ストーリーについては、うーん。
 ディノスの高潔さは人類が目指すべき一つの到達点だと思うけど、包容力が高すぎるというか他者と戦う選択肢が事実上存在しなかった事の悪い面を強調した話だったように思う。現代社会は戦争は駄目だって壊れたラジオみたいに繰り返してるけど、戦争という手段を選べないディノスという種族が絶滅する展開を今の世界に発信して、みんなどう思ってるんだろうね。
 我が事として考えるともちろん誰とも争いたくは無いし、負の感情を向けられるだけですくみあがるんだけど、そういう手段を「選べない」事と「選ばない」事は、全く違う意味があるし、7章のテーマもそういう事だと理解した。

 我々地球人類は戦争して資源を奪わなければ生き残れない時代を長く経験してきた為に、進化の過程で他者への攻撃性を常設してしまっているように思う。これは現代社会では良く無い方向に発露する場合が多くて、だからこそディノスの生態が理想的だと思うのだろうけど、そもそも抗う意思を持てない種族は必ずいつか滅ぶのだ。
 それは『アルマゲドン』のような隕石の衝突かもしれないし、『エイリアン』のような未知の生物かもしれないが、いずれの場合もディノスは一切の対策をせずに受け入れて、そのまま滅びるのだろう。

 翻って我々の未来はどうだろうか。
 地球温暖化に端を発して、多数の生物の絶滅や異常気象など惑星に多くのダメージを与えて生活しているが、仮に100年後には地球が人類の住めない惑星になってしまうぞと結論が出たところで、何らかの手段を講じて生き残る未来しか想像できない。もちろん多数の被害は出るし人口は大いに減少するだろう、他国を搾取して生き延びようとする国が出てきて第三次世界大戦がはじまるかもしれない。しかしそうした大災害の背景では、日差しのエネルギーを軽減する措置か、生存可能な区域を地下に作り出すような方針で誰かが成功して、なんやかんやでそれなりの人数が生き残ることでしょう。

 そうして数百年後か数千年後かには宇宙へ進出して、恒星のエネルギーを食いつぶして文明を広げながら、現代科学では不可能とされる宇宙の滅亡さえ乗り越える日が来るのかもしれないと思うわけです。
 こういう人類の文明は、ディノスの文明と比べて幼稚なのかもしれないし、わがままなのかもしれない。それゆえに結果として世界を滅ぼしてしまう日が来るのかもしれない。でも科学の進歩とともに様々な問題への対抗策も進化するはずなので、どちらがより長く生きながらえる文明なのかは、その時が来るまで誰にもわからないんだよな。

 みたいな事に思いを馳せつつ、最後の異聞帯を切除しました。

 というわけで奏章プロローグまで終わって冠位戴冠戦も無事ミッションコンプリートしているので、6.5章に戻ります。
 7章でも結構話題が出てきたので本当に飛ばすべきじゃ無かった。これからの諸君も気を付けるのだぞ。


Shadow Corridor 2 雨ノ四葩 DLC

 敵から隠れたり撃退したりしながら、勾玉を5個集めてゴールに駆け込むゲーム。敵が何種類かいて、それぞれの特性を覚えて上手い事対応する必要がある。
 真のエンディングを見るために最高難易度で全ステージクリアが必要で、これが近年なかなか見ないレベルで難しくて素晴らしかったです。

 今月になって突然DLCが追加されたので、サクッと遊びました。
 だいたい1年ぶりのプレイだったけど、150時間も戦ったゲームの経験はそうそうゼロになったりしませんね。

 ステージと敵の追加はともかく、カルタの追加が大変ありがたい。
 色々と新しい可能性の見えるカルタ達で夢が広がります。
 シャッフルだけでも無限に遊べるので、ヒマに任せてボチボチ遊んでいきます。


ステラ―コード

 宇宙好きの為のSFノベルゲーム

 衛星通信に関する研究をしている大学生が、なんだか通信が不調だから原因を調査してみると、謎のオブジェクトを発見してしまい、そこから様々な研究をしたり冒険をしたりする話。
 個人的なイメージは『シュタインズ・ゲート』と『ぼくらのよあけ』の中間くらいな感じ。何がと言われるとよくわかんないけど、そういうイメージの物語でした。
 『ぼくらのよあけ』は知っていますか?現代ジュヴナイル漫画の最高傑作ですよ。短いからサクッと買って繰り返し読んでよね!シュタゲは言うに及ばず!

 このゲームの賛否両論ありそうなポイントとして、物語の随所でクイズがあって、入手した資料から該当する図、または文章を選択して答えるんですけど、かなり学校教育感があるので苦手な人はやる気無くしてリタイアしちゃいそうな印象がありました。資料を全部見たら答えその物みたいな内容が書いてあるので、そんなに難しくは無いし、上の『まのさば』ほどには発想の飛躍みたいなものも必要ありません。
 だからまずは挑戦してみてください。主人公も頑張って考えてるんだからさ。でも無理だと思ったらサクッとヒントか答えを見ちゃってください。
 自分の熱量と相談して良きようにプレイしましょう。最後まで読み切る事が第一目標です。

 出てくる知識もなかなか深いので、これもブレーキポイントかもしれません。理系大学を出るか、宇宙系の物語にそこそこ触れていれば、耳にしたことは有るでしょうってくらいのレベル帯なので、大部分のプレイヤーは良く分からないと思います。それはもう特に気にせずに、よく分からない物だなという感想で先に進んじゃってOK。これらのクイズは物語を100%理解する為には必須でしょうけれど、あなたが普段触れている映画やゲームを100%理解しなければ気が済まない性質で無いなら気にする必要は無いです。

 このゲームの根っこにある熱意は、宇宙の未知に関する考察をしてもらって、宇宙って面白いんだぞって事をプレイヤーに伝えたいというアレですよね。

 正直言って宇宙に対する挑戦っていうだけでもう評価しちゃう派閥なのですけど、「あまりに巨大すぎる未知の世界に、ちっぽけな人類が一歩踏み込む」という根源的な共通のテーマが好きなのかな。『OuterWilds』とか『インターステラー』とかも良いよね。

 さすがにこれらの作品と同じレベルの出来栄えだと言うつもりはありませんが、より強く直接的にプレイヤーに宇宙の楽しみ方を語り掛ける作品として、唯一無二であったと感じました。そういうジュヴナイル的な、走り出したくなる衝動を大事にしたいおじさんでした。


 ところで話は変わりますけど、近年のゲーム作品は恋愛要素薄くなってませんか?

 FFシリーズも10を筆頭に7,8,9,あたりはイチャイチャ要素を感じましたが、12以降では恋愛はおまけレベルで、どちらかというと仲間達との友情ばかりを推してるように感じます。特定の異性に対する愛情は有るけど、それはそれとして仲間たちと旅の目的を果たすぞ!という使命感が強すぎるというか、恋愛にうつつを抜かしていないというか。

 昔からこっちの方が好みなので大歓迎なんですけど、これも一つの時代の流れなのか、単に自分がそういう作品を無意識に避けてしまっているのでしょうか?

 本作も主人公の周りは女性ばかりで、そういうフラグを感じる場面はいくつかある物の、いやらしさを感じないレベルで使命感に没頭してくれました。むしろこっちが主人公に惚れてまうわ、精神的イケメン野郎がよぉ。


インスタント・アナスタシア

 推しの個人開発者の新作、相変わらず発売ペースが早い
 宇宙船ホラーゲーム、リソース管理系

 とある災害発生中の宇宙船に飛び込み、生存者を救助するゲーム。
 ストーリー面はまだまだ謎だらけなので省略。同じ作者の全部のゲームで共通の世界観を構成しており、ほとんど何が起こっているか不明です。今後もどこまで明らかになるか分からん状態だけど、オカルティックSFな意味不明理論を楽しめるなら全部プレイして考察してみてね。

 システムとしては、同じ作者の『ヘビードリーム』という無料ゲームのリメイクっぽい。アイテムを集めて、敵を回避して、壊れた機械を修理して、生存者を見つけて、脱出する。
 ただし敵は基本的に透明で、周囲の空間への影響を見て位置を判断する必要がある。例えば付近のモニターの表示に異常が出たり、表示される気温が下がっていたり、電灯が消えたりする。また、宇宙船自体にもガタが来ていて、酸素供給が絶たれていたり、電力自体が来ない区画があったりして、救助活動の大きな枷となっている。さらに敵との接触時に減少するライフやSAN値にも注意が必要でどちらかが0になるとゲームオーバー。

 周囲の環境と自分の状態とアイテムの残量を随時チェックしながら、マップを埋めて要救助者を探す、並列作業ゲームって感じ。
 プレイ感は結構唯一無二なんだけど、強いて言うなら『ShadowCorridor』の系列に近いかも。
 敵の移動速度は遅いので、追いかけられて絶望するような場面はほとんどありませんが、狭い通路が多くて行く手を塞がれる場面は多いです。
 また敵の接触判定が見た目より結構広いので、それに慣れるまでが大変でした。

 ここのゲームの一番好きなポイントは、最高難易度が軒並み常軌を逸している所です。
 今作も敵に触れた瞬間に死ぬモードがあって、初見時には「こんなの本当にクリア可能なのか?」っていう感情が湧くんですけど、何度も繰り返して仕様の理解が進むと、なんやかんやで運が良ければクリア出来そうだなってレベルに仕上がってくる、丁度ギリギリなんとかなりそうなレベル設定がお上手です。

 ちなみにこういうゲームの高難易度実績を何故やるのかというと、作者の想定する終わりに辿り着く為です。最近はあまり見なくなりましたけど、100%コンプリート後に真のエンディングが解放される事が多かった時代のゲーマーなので、好きなゲームは出来る事を全部やっておきたいという考えを持っています。『星のカービィ64』とか『キングダムハーツ』みたいなパターン。

 自主的に何かを縛って難易度を上げようとまでは思わないので、ようするに高難易度ゲームが好きというよりはコンプリート厨というか、指示待ち人間なのかもしれない。
 それはそれとして高難度のゲームには胸が躍りますけど、それは俺以外誰も出来ないでしょっていう優越感に浸る目的のような気がしてる。
 あるいは今後プレイするゲームで楽をする為に経験値を積んでおきたいという気持ちが少しあるかも。誰に披露するつもりは無くとも、自分はゲームが出来るというアイデンティティを抱えて生きているので、ある種の修行のような心持ちで挑んでいます。たいよろ。



プレイ中

・Lorelei and the Laser Eyes
・Demon's Soul


いいなと思ったら応援しよう!