耳を澄まして

ちいさな子ども達が
走り回る
楽しそうにはしゃいで
遊んでいる

ピンと張った空気の中で
硬い床を
小さな足が叩く

ざわつきが押し寄せる

『子どもだから』という
この魔法
許しに使うのはもったいない

きっと
静寂を楽しむ道が
ここにもあるはず

一緒にやってみよう

瞼の裏は何色かみてみたら


何かが聞こえる

グラウンドで遊ぶ声
紙が擦れる音
エアコンの風の音
私の鼓動


静寂にも音がある


まんまるな目で
弾けるような満面の笑み


その顔はまるで
人類はじめて何かを見つけた
小さな発明家




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