AIに仕事を奪われない人が毎日やっている「1日15分」の判断力トレーニング
この記事は、「AIが進化するたびに自分の仕事がなくなるんじゃないか」と不安を感じている人のための記事です。
正直に言う。
正直に言う。
AIに仕事を奪われるかどうかを決めるのは、AIの性能じゃない。
あなたの「判断の仕方」だ。
多くの人が「新しいツールを覚えなきゃ」「プロンプトを極めなきゃ」と焦っている。
それ自体は悪くない。でも、それだけだと、いつまでも追いつけない側に回り続ける。
AIに仕事を奪われにくい人は、特別な才能があるわけでも、若いわけでもない。
ただ、毎日15分だけ、ある習慣を続けている。
消えていく仕事と、残り続ける仕事
「自分の仕事はAIに代替されるのか」
この問い自体が、少しズレている。
仕事が消えるのではなく、「判断を他人、またはAIに預けている部分」が消えていく。
指示通りに作業する、正解を探す、前例をなぞる。こうした部分は、どんどんAIの得意領域になっている。
一方で、何を問題として定義するか、どの情報を信じてどれを捨てるか、人間関係や組織の力学を踏まえてどう動くか、失敗したときにどう立て直すか。こうした「構造を見る力」だけが、残り続ける。
AIに仕事を奪われない人は、この力を意識的に鍛え続けている。
1日15分でやっていること
特別なことはしていない。
まず、今日の仕事の中で「自分しか判断できなかったこと」を1つだけ書く。会議で決まったこと、AIに聞いて出てきた案、上司の指示。その中から、自分の頭で考えて決めた部分を1つ拾う。「この資料の順番を変えた」程度の小さなことでいい。
続けていくと、自分の仕事の中で代替されにくい部分が、少しずつ見えてくる。
次に、AIに聞いた答えを、そのまま使わない。数分だけ使って、その答えが正しいか正しくないか、自分の言葉で理由を付け加える。「この提案は現場のこの制約を無視している」というツッコミができるかどうかが、分かれ目になる。
最後に、明日の自分に問いを1つだけ残す。答えは出さなくていい。問いを持ち続けることが、判断の質をゆっくり変えていく。
これを合わせて、だいたい15分。スマホのメモでもノートでも構わない。続けることだけが重要だ。
なぜ15分なのか
長時間の勉強や、派手なスキルアップではない。
忙しい日でも、疲れている日でも、続けられる量にしている。
習慣は、正しいことより続けられることの方が強い。15分なら、罪悪感なく毎日できる。毎日できれば、1ヶ月後には自分の判断の傾向が見えてくる。
逆に、週末にまとめて勉強する人や、流行のツールを追い続ける人は、知識は増えても判断の筋肉がつきにくい。
明日、ひとつだけやるなら
AI時代に必要なのは、AIより賢くなることではない。
AIを道具として使いこなしながら、自分は何を大切にして判断するかを、明確にしておくことだ。
今日の仕事を振り返って、「自分しか判断できなかったこと」を1つだけ書いてみてほしい。
優しいまま、壊れない。
関連記事
▼ 一人で画面に向かう孤立を脱し、半径5メートルの対話から客観視を得るために
仲間がいないと、たどり着けない世界がある
https://note.com/quiet_emu2080/n/n7f82e4d646bb
▼ テキスト中心のAI時代だからこそ、ツールに使われず「編集長」として判断し続けるために
AIを使い続けた3年間の正直な記録
https://note.com/quiet_emu2080/n/n8a9843349c9a
▼ 提示された答えを鵜呑みにせず、現場の構造を見極めて最適な判断を下すために
PMおじさんが、指原莉乃から学んだマネジメント論
https://note.com/quiet_emu2080/n/n6f7b6c4c7c67
▼ マガジン|人物で読む、長期残存価値シリーズ
https://note.com/quiet_emu2080/m/me8d794a161df
▼ マガジン|現場PMの実践ノート
https://note.com/quiet_emu2080/m/mb3eda5b30688
問題は、人ではない。
構造が、人をそう動かしている。
だから構造が見えた瞬間、人は少しだけ、自分を許せる。
人を責めるより、構造を見る。今日も、少し優しくなれる。
©shiraco|PMPおじさんの実践ノート @NoteCcm42090
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!