PM 第一歩

大学の専攻は化学工学。
当時から何も考えていなかったため、そのまま自分の専攻が生かせると聞かされてエンジニアリング業界(*)の会社に入社した。それが何かもわからぬままに。
(*エンジニアリング業界: 主に工場の設計/工事を行う業界。工場の運営は行わない。作り上げるまでがお仕事) 

その会社で研鑽を積んだ、いろいろな経験をした。特に大きな不満は無かった。10年もたつと自由に仕事できたし、部下もついて権限も持たせてもらえていた。
だけど、辞めた。15年働いた会社を辞めた。
このように書くと、大きな決断のように見えるが、本人的には軽い気持ちだったと思う。なぜ辞めたか、いろいろな理由があるが、大きな理由は、当時一緒に働いていた米国人から、会心の出来だった打合せの後に、

「一緒にうちの会社で働かないか?」

と言われたこと。この言葉で、自分はもっとやれるんだと思った。賃金の安い日本の会社に留まる必要もないのだと思った。この一言で「転職」という言葉が現実味を帯びたのだった。



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