【海外競馬鑑賞】英・サンダウン競馬場│Sandown Racecourse
推奨度:★★★☆☆
サンダウン競馬場は、ロンドン中心部からのアクセスに優れ、英国競馬を手軽に楽しめる点が大きな魅力である。スタンドからはコース全体を見渡しやすく、緩やかな傾斜のスタンドや横長のコースレイアウトにより、レースの展開を一望できる視認性にも優れている。
また、パドックでは三角形のおにぎり型レイアウトから馬を多角的に観察でき、レース前後には馬や騎手の導線が観客のすぐ近くを通るため、ホースマンたちが競馬に挑む様子を肌で感じられるのも大きな魅力である。
🐎競馬場概要
19世紀末にヨーロッパ初の「完全に囲われた競馬観戦専用の有料施設(パークコース)」として誕生し、平地競走(サラブレッド)とナショナルハント競走(障害競走)の両方を開催している。革新的な取り組みを積極的に採用してきたことで知られ、イギリスの競馬ファンから「最優秀競馬場」に選ばれることも多い。代表的な競走には、夏に行われるエクリプスステークス(平地競走)、冬に行われるティングルクリークチェイスやトルワースハードル(いずれも障害競走)がある。
所在地: Esher, Surrey, UK
開催日数: 23日(2025)
HP: Sandown Park Racecourse | The Jockey Club
🚝ロンドンからのアクセス
アクセス詳細:King's Crossから約1時間
(Victoria:Underground Line) King's Cross St. Pancras > Vauxhall 約11分
(South Western Railway) Vauxhall > Esher 約25分
(Walk) Esher > Sandown Racecourse 約15分
🐎当日の感想(2025/7/5 Eclipse Stakes(G1))
■競馬場全体
規模感:★★★☆☆ JRA福島・小倉競馬場等のローカル開催場未満
雰囲気:★★★☆☆
年数回のG1開催日であるため、あらゆるところで混雑を見せ大いににぎわっていた。一方で特筆するような盛り上がりは特になく、華やかさもユニークさもそこそこ。
■各施設
パドック:★★★★☆
珍しい「おにぎり型(三角形)」のレイアウトを特徴としている。三角形のパドックは視認性に優れ、観客が馬を複数方向から間近に観察できる設計となっている。若干の違和感はあるものの、名物ともいえる。
スタンド:★★★☆☆
スタンドは緩やかな傾斜ながら、基本的にコース全体を見渡しやすい視界が確保されている。ただし、スタンド下部の座席では、場内に設置されたブックメーカーのブースや構造物が視界を遮ることがあり、場所によってはゴール前の見え方に差が生じる場合がある。他のG1開催競馬場と比べるとコンパクトな造りであるため、パドックやその他場内施設への動線はスムーズで移動しやすいのも特徴である。
本馬場:★★★☆☆
横長の造りで奥行きがそれほどなく、スタンドからコース全体を見渡しやすい視認性に優れたレイアウトとなっており、観客がレース全体を楽しめる設計である。最大の特徴はゴール前に上り坂が設けられている点であり、この坂により最後の攻防が厳しくなり、スタミナや粘り強さが試される展開になりやすい。

📸当日の写真















🎯最後に
サンダウン競馬場はアクセスの良さが最大の魅力であり、ロンドン中心部からの交通利便性に優れている。パドック以外には目立った施設的特徴はないため、大きなレースが開催される日に訪れるのがお勧めである。ただし、普段からでも手軽に英国競馬の雰囲気を味わえる競馬場である。
レース前後の馬の導線が観客の導線のすぐ横を通るため、馬や騎手などホースマンが競馬に向き合う姿を間近で感じられる点が大きな魅力である。
