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科学と人間生活 第12回:太陽系の天体と潮汐 〜宇宙のリズムが織りなす四季の移ろいと海面の満ち引き〜

皆さん、こんにちは。全15回にわたってお届けしている「科学と人間生活」の講義も、いよいよ第12回を迎えました。

前回の第11回では、私たちの世界を彩る「光」と、見えない「電磁波」が社会をどのように支えているかについて学びました。私たちの目は、光の波長の違いを「色」として捉え、電波や赤外線といった光の仲間たちは、情報通信や医療などさまざまな分野で大活躍していましたね。

さて、今回から視点は一気に地球を飛び出し、はるか広大な宇宙へと向かいます。テーマは「太陽系の天体と潮汐」です。 私たちが暮らすこの地球は、広大な宇宙の中で孤独にぽつんと浮かんでいるわけではありません。巨大なエネルギーを放つ「太陽」を中心に、いくつもの惑星や衛星とともに「太陽系」という一つの大きな家族を形成し、互いに引力で影響を及ぼし合いながら絶妙なバランスで運動しています。 毎日太陽が東から昇って西に沈み、春から夏、秋、冬へと季節が移り変わること。夜空を見上げれば月の形が日々変化し、海に行けば満ち引きがあること。これら私たちが当たり前のように感じている身近な自然現象は、すべて地球や月、そして太陽が宇宙空間で繰り広げている壮大な「動き」の直接的な結果なのです。 今回は、太陽系の全体像から、地球と太陽・月が織りなす天体ショー、そして私たちのカレンダー(暦)や海の潮汐のメカニズムまで、宇宙の法則がどのように人間の生活と結びついているのかをじっくりと読み解いていきましょう。


1. 太陽系を構成する個性豊かな天体たち

私たちの地球が属する「太陽系」は、自ら光り輝く恒星である「太陽」の強大な引力にとらわれ、その周りを一定の周期で回る(公転する)天体の集団です。 太陽系には、地球を含む8つの「惑星」が存在します。太陽に近い順から、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星ですね。これらの惑星は、その大きさや内部の構造によって、大きく二つのグループに分けられます。

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