50歳、電話や相談内容を忘れないために。録音を文字と要約にするPlaudを調べた
電話で大切な説明を聞いたあと、「あの部分は何と言っていたのだろう」と迷うことがあります。
その場では分かったつもりでも、時間がたつと細かい数字や条件、次に行うことが曖昧になります。
メモを取ろうとすると話を聞くことに集中できず、録音だけ残しても、あとから長い音声を聞き直すのは大変です。
そこでAIボイスレコーダーの「Plaud(プラウド)」でした。
Plaudは、音声を録音し、アプリへ転送して文字起こしや要約を作るための機器です。
私はPlaudを使い込んだ経験があるわけではありません。今回は購入を勧めるだけの記事にせず、公式情報を確認しながら、「どんなことができるのか」「自分の仕事づくりに合うのか」「注意点は何か」を整理します。
Plaudでできること
Plaud Noteは、対面での会話とスマートフォン通話の録音に対応しています。
録音した音声はPlaud Appへ転送し、文字起こしや要約を生成できます。公式サポートによると、文字起こしは日本語を含む112言語以上に対応しています。
ただし、現在は1つの録音につき、基本的に1つの言語での文字起こしです。日本語と英語などが混在すると、精度が下がる可能性があります。
私が気になった5つの使い方
1.電話で聞いた内容をあとから確認する
役所、学校、仕事先、サービス窓口などへ電話すると、日時、金額、必要書類、担当部署など、多くの情報が一度に出てきます。
Plaud Noteには、対面録音と通話録音の2つのモードがあります。公式サポートでは、通話録音時は本体をスマートフォンの背面へ取り付け、通話録音モードにして使うと案内されています。
録音があれば、記憶だけに頼らず、聞き逃した部分を確認できます。さらに文字起こしを使えば、音声を最初から聞き直すより、必要な言葉を探しやすくなりそうです。
ただし、通話中にイヤフォンやヘッドフォンを使用すると、Plaud Noteの仕組み上、通話録音はできません。
2.長い相談内容から「次にすること」を整理する
相談や打ち合わせのあとに本当に必要なのは、きれいな全文ではなく、次のような情報かもしれません。
決まったこと
確認が必要なこと
誰が何をするのか
期限はいつか
次に連絡する相手
Plaudには文字起こしだけでなく、AIによる要約機能があります。
ただし、AIの要約では数字、固有名詞、条件などが誤って整理される可能性があります。大切な内容は必ず元の音声と照合し、要約だけを根拠に判断しないことが必要です。
3.思いついたことを音声で残す
机に座って文章を書こうとすると、何も思いつかない日があります。
一方、歩いているときや移動中には、noteの題名や仕事の案が浮かぶことがあります。
そのときに短く話して残し、あとで文字にできれば、白紙から文章を始める負担を減らせそうです。
私が考えている「話すだけで資料にするサービス」でも、音声を次のような形へ整理する流れを考えています。
音声を録る
文字起こしを作る
大切な部分を選ぶ
ChatGPTなどで構成案を作る
人が確認して資料に仕上げる
Plaudだけで完成資料ができるわけではありませんが、最初の音声を文字に変える部分を助ける道具にはなりそうです。
4.月300分から試せる
公式サポートによると、Plaudデバイスをアカウントへ連携すると、Starterプランが有効になり、毎月300分の文字起こし枠を利用できます。追加の有料サブスクリプションは必須ではありません。
300分は5時間です。
毎月数回の相談や短いメモから試すなら、まず自分がどの程度使うかを確認できます。
ただし、未使用分は翌月へ繰り越されません。文字起こしをやり直す場合も分数を消費し、処理後にファイルを削除しても使用した分数は戻りません。
録音量が多い場合は、有料プランや追加時間の費用も含めて考える必要があります。
5.録音を残す責任も生まれる
録音できることと、自由に録音してよいことは同じではありません。
相手との会話を録音するときは、目的を説明して同意を得るのが基本です。会社や施設には独自の録音・情報管理ルールがある場合もあります。
特に医療や介護の場面では、患者さんや利用者さんの氏名、病歴、住所など、重要な個人情報が含まれる可能性があります。
私は理学療法士ですが、業務上の会話を個人判断で録音し、外部サービスへ保存する使い方は勧めません。勤務先の規程、本人の同意、情報の保存先や削除方法を確認できない場合は、録音しない判断が必要です。
Plaudが向いていそうな人
調べた範囲では、次のような人に合いそうです。
電話や打ち合わせの内容を聞き返すことが多い人
長い音声から要点と次の行動を整理したい人
手書きメモより、話して考えを残したい人
note、議事録、報告書などの下書きを音声から作りたい人
毎月の文字起こし時間を管理しながら使える人
一方、次のような人は慎重に考えたほうがよさそうです。
録音相手の同意や勤務先の許可を確認できない人
AIの文字起こしや要約を確認せず、そのまま使いたい人
複数言語が頻繁に混在する会話を扱う人
通話時にイヤフォンを使う必要がある人
たまに短いメモを取るだけで、スマートフォンの録音機能で足りる人
購入前に確認したい5項目
私なら、購入ボタンを押す前に次の5つを確認します。
対面録音と通話録音のどちらを多く使うか
1か月に何分くらい文字起こしをするか
本体価格と、有料プランを使う場合の総額
録音データをどこへ保存し、いつ削除するか
相手の同意や職場のルールを守れるか
本体価格、キャンペーン、同梱品、AIプランの料金は変わる可能性があります。購入時は、広告リンク先に表示される最新情報を確認してください。
私なら最初にこう試す
購入した場合、最初から大切な相談や長時間の会議には使いません。
まず自分一人で、noteに書きたい内容を3分ほど話して録音します。
そして、次の順番で確認します。
日本語がどの程度正しく文字になったか
固有名詞や数字に間違いがないか
要約で大切な内容が抜けていないか
修正にどれくらい時間がかかったか
普通に手入力するより楽だったか
これなら、誰かの個人情報を扱わずに、録音・転送・文字起こし・要約までの流れを確認できます。
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道具を買う前に、使い道を一つ決める
新しいAI機器を見ると、「これがあれば仕事が楽になるかもしれない」と期待します。
しかし、購入しただけで仕事が完成するわけではありません。
私の場合は、Plaudの使い道を「音声を記録すること」だけで終わらせず、「文字にして、確認して、資料の下書きへつなげること」に置きたいと思います。
録音する。
文字にする。
要点を選ぶ。
自分で確かめる。
読み手に伝わる形へ直す。
この流れに本当に役立つのか、購入するなら小さな音声から確かめます。
みなさんが音声から残したいのは、「電話の記録」「仕事の議事録」「自分のアイデア」のどれですか?
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50代から新しいことを始めたい人にもチェックしやすい内容です。
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