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ボサ・ノヴァを聴く

昨日の続きですが、あの後は暑い夏に涼しい気分にさせてくれるようにと
アントニオ・カルロス・ジョビンの”Wave”と“Tide“を聴きました。お洒落なジャケットですよね。これと“Stone Flower”はホントにオシャレジャケットで、飾っておくだけでもモテ度が上がるか気がします。(そもそもで家にレコードジャケットを飾るキザな奴が持てるかはいざ知らずですが笑)

内容についてもめちゃくちゃオシャレです。所謂ボサノヴァの曲、”Wave”やら“The Girl from Ipanema”(Tide)がそれぞれ乗っけから始まるのですが、所謂ジョアンジルベルトのシンプルなガットギターだけのものとは異なり、爽やかなピアノに、ほのかにのるリズム隊(ガットギター、ドラムス、ベース)、そして流麗なオーケストレーション。60年代後半に出たアルバムですが、70年代に流行った爽やか系のフージョンやバート・バカラックのイージーリスニング系に繋がるような音楽です。
まぁ、調べたら、なのですが、”Wave”のアレンジを担当したのがClaus Ogermannという方で、のちに涼しい系フュージョンの大名作である、ジョージベンソンの”Breezin’ ”のアレンジも担当してたらしいです。なるほど、合点がいくという感じです。

そういえば、何よりもこの”Wave”と”Tide”の2作、インスト物なんですよね(一部ボーカルもあり)。ボサノヴァのイメージってガットギターの調べに囁くような声で歌うボーカルなのですが、これは基本的にはピアノとガットギターがメインで鳴りつつも、それを包み込むように管弦楽、特に弦の柔らかな響きがのっているんです。
僕個人としてはシンプルなジョアン・ジルベルトのギターと歌声だけ、あるいはパリの雨の街を感じさせるような歌のナラ・レオンをよく聞いていたのですが、ふとこんな暑い日には、こういう本当にオシャレなジョビンのボサノヴァもいいかもしれませんね。冷房もつけずに窓を開けて、少し汗をかきながらも、時折吹く風に涼しみながら聴くにはもってこいです。

スカしてるな、と思われる気がしますが。

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