臀部(でんぶ)です 言えぬ恥じらい 乙女なの【タメにならない話をしよう】
こんにちは、ランディです。
先日、救急搬送されたことは(僕の)記憶に新しいところですが、あの記事には書いていない裏話もありまして。
これね。
で、搬送中の救急隊員の方も、病院の先生も、事あるごとに「どこか痛むところはないですか?」と聞いてくれるんです。
正直、出血している右ひじはズキズキ痛むし、肩や足首も腫れて痛い。
ていうか地面にしこたま打ち付けてるんで全身が痛い。
でも、それ以上に痛い箇所がひとつ。
ケツが痛え。
ストレッチャーに乗せられて救急車に搬送されたときも、そのまま病院のベッドの上に乗せられたときも、
健やかなるときも、病めるときも、
ケツが痛え。
僕が乗せられたストレッチャーは、クッション性の無いプラ系素材のシート。公園にあるベンチの素材、と言えば分かりやすいかしら。
ちょっと座ったり寝転んだりする分にはいいんでしょうけど、仰向けになって全身をガッチリ固定され、首も(頭が揺れないように)器具で固定されているので、モゾモゾ身をよじることもできません。
すると、どうなるか?
尾てい骨に自重が掛かり、ケツがめっちゃ痛い。
痛いけど、ピクリとも身動きできない。
「大丈夫ですか?痛い箇所はありませんか?」
救急隊のさわやかイケメンなお兄さんが聞いてくれます。
分かってる。彼が聞いてるのはそういう事じゃないって。
でも痛い。救急車がガタンと揺れるたび、ケツバットの痛みが骨身に響く。
言えない…「痛いのはケ…臀部(でんぶ)です。」だなんて。
自分の中の乙女心が叫んでる。
I can't say,KETSU!
ようやく病院に搬送され、助かった…と思ったのもつかの間、僕の身体はストレッチャーごとベッドの上に乗せられました。
頭を打っている可能性があるので、CTが終わるまでこのまま固定されるようです。
ああ…レクター博士…僕はいま、貴方と同じように全身を拘束されています。
あなたも「ケツ痛ってえなぁ…」と思いながらクラリスが面会に来るのを今か今かと待ってたんでしょうか。
ようやくCTが終わり、これでケツバットから解放されると思いきや、そのまま出血した腕の洗浄と縫合が始まりました。
「水をかけるんで結構滲みますよ、痛ければ言ってくださいね。」
若くて可愛いらしい看護師さんが優しく声を掛けてくれます。
分かってる。彼女が聞いてるのもそういう事じゃない。
傷口の洗浄も、麻酔注射も、患部の縫合もきっと痛かったんだと思います。
でも僕は、なによりケツが痛かった。
術後、先生が「痛む個所はありませんか?」と聞いてくれました。
「あの…お尻が…痛くて…」
「お尻?」
「はい…シートが…硬くて…」
「ああ!」
ようやく僕の身体の下から、ストレッチャーが引き抜かれました。
柔らかい…ベッドってこんなに柔らかかったんだ…柔よく剛を制す…いや、これいま関係ねえな…。
結果的に、傷口や手術の痛みはケツの痛みでかき消されていたので、ある意味よかったのではないでしょうか。
いやあ、ケツ果論とはいえ、こんなケツ末になるだなんて。
事件が解ケツするまで分かりませんでしたね。
ケツ構毛だらけ、猫灰だらけ。
おあとがよろしいようで。
それでは、また。
ご機嫌よう。
この記事は「#エッセイしりとりコンテスト」でasa | 1ミリ前身の記録さんから回ってきたバトンを引き継いで書いたものです。
asaさんの記事タイトルが「で」で終わっているため、なんか「で」で始まることば…うん、臀部(でんぶ)や!と相成りました。
ハイそこ!「なんでやねん」というツッコミはコメント欄でね!
企画は8月31日まで開催中ですが、臨死体験した奴から回ってきたバトンなんてマジもんの不幸の手紙なので、このリレーのアンカーは僕が務めるということにします。
素敵な企画を行ってくれたマイキーさん、バトンを回していただいたasaさん、ありがとうございました!!
この記事で一生分のケツという単語をタイピングしたランディさんが古民家に移り住んだ一部始終が1冊のマガジンになりました。
古民家リフォームの疑問をプリっと解ケツ!
