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3回目って、何を話すんだっけ

ひょんなことから、友人夫婦とディナーに行くことになった。

旦那さんはオーストラリア人。
来週の旅行までに、もう少し英会話を練習してから会う予定だったので、急な前倒しである。

きっかけは、うちの近くの焼肉屋さん。

友人がインスタで見つけて、オーストラリアにいる時から、

「こんなお店が近くにあるなんていいなー」

と言っていた。

それなら行ってみようか、という流れになった。

あと数日あれば、もう少し準備できた気がする。
いや、数日増えたところで、突然ペラペラになるわけでもない気もする。

そんなことを考えながら、筋トレ中の脳内シミュレーションが止まらない。

スクワットしながら、

How have you been?

腹筋しながら、

Do you like Japanese food?

もはや筋トレなのか英会話なのかわからない。

でも、ふと気づいた。

「外国人と何を話せばいいんだろう」ではなく、

“3回目くらいの知人と何を話すんだっけ?”

を、私は忘れている。

これ、日本人相手でも意外と難しい。

初対面なら自己紹介がある。
仲良しなら近況報告がある。

でも“3回目”は絶妙だ。

まだお互いを深く知らない。
だけど、初対面ほどの緊張感もない。

たぶん必要なのは、
面白い話でも、流暢な英語でもなくて、

「一緒に焼肉を食べながら、少し会話する」

くらいの感覚なんだと思う。

しかも焼肉は偉大だ。

会話が止まっても、

「これ美味しい」

で成立する。

網を見つめる時間すら、自然な間になる。

英会話初心者に、焼肉は優しい。

最近やっている英検の勉強も、無駄ではない気がしてきた。

難しい文章は作れなくても、

Really?
Nice!
I see!

だけで、意外と会話っぽくなる。

まずは、
“完璧に話す”
じゃなく、

“相手に興味を持って質問する”

くらいでいいのかもしれない。

とりあえず今夜も、筋トレしながら1人シミュレーションは続く。

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