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魂のトリセツ|あなたの感情は、あなたの声ではなかった

「どうして、あの一言だけが、こんなに刺さるんだろう」

その答えを、今日お渡しします。

結論から書きます。
あなたの感情のほとんどは、いま目の前で起きている出来事への反応ではありません。

上司のメールで、お腹がギュッとなる。
それは、上司への反応ではありません。
学校で先生に怒鳴られた日の、ちいさなあなたの「怖いよ、助けて」です。

子供の態度で、頭に血が上る。
それは、子供への反応ではありません。
妹ばかり可愛がられて寂しかった日の、「ずるい、私を愛して」です。

誰かの冷たい一言で、胸が締めつけられる。
それは、その人への反応ではありません。
お父さんに見てもらえなかった日の、「私を見て」です。

目の前の人は、犯人ではありません。
目の前の出来事も、原因ではありません。
それらは、ただの引き金です。

本当に泣いているのは、過去の、ちいさなあなた。
大人のあなたは、その泣き声を「今の怒り」だと思い込んでいただけなのです。

ここまでで、一枚目のウロコです。

感情デコーディング™ 創始者の、蘭生彩乃(らんしょうあやの)です。
なぜこう言い切れるのか。そして、今日の夜からできることを、ここから書きます。

ちいさなあなた(パープーちゃん)

あなたの心の奥に、何十年も、膝を抱えて座っている子がいます。
私はその子を、パープーちゃんと呼んでいます。

その子は、まだ終わっていません。
あの日、言えなかった言葉を、まだ持ったままです。

だから、似た場面が来るたびに、その子は立ち上がります。
上司の文面。子供の口ぶり。誰かの沈黙。
形は違っても、あの日と同じ匂いがすると、その子は泣きます。

そして私たちは、その泣き声を、自分の今の感情だと思い込みます。

ここが、入れ替わるところです。

感情を、抑えようとしなくていい。
感情を、正そうとしなくていい。
泣いている子の声を、聴いて、大人の言葉に翻訳してあげる。

それだけで、立場が変わります。
あなたは、感情に振り回される人から、感情を読む人になります。

「私は、悩んでいません」という方へ

ここまで読んで、自分の話ではないと感じた方もいらっしゃると思います。
怒りもない。不安もない。自分を責めてもいない。

その感覚は、正確です。演技ではありません。

ただ、こういうことが起きていることがあります。

人間関係は悪くないのに、ある一言だけで、後からぐったり疲れる。
冷静でいられるのに、特定の相手の前だけ、体が固くなる。
機嫌よく過ごせるのに、ふとした瞬間、胸の奥がざわつく。

悩みという名前がついていないだけで、記録は残っています。
泣き声が聞こえないのは、止まったからではなく、とても上手にしまわれているからです。

聞こえないほうが、生きやすい時期がありました。
それは賢い判断でした。責めるところは一つもありません。

二枚目のウロコ|お面の裏の、不幸の小銭

ここからは、少し痛い話になります。

苦しいのに、なぜ私たちは、その場所から動けないのか。
理由は、身も蓋もないほど単純です。

その苦しさで、小銭を稼いでいるからです。

「私は何も言えない、弱い立場です」というお面をかぶっているとき。
私たちは心の裏側で、相手を悪者の側に置いて、静かな優越感を受け取っています。

「これだけ私がボロボロになれば、あの人は後悔するはず」
「私が泣けば、お母さんは優しくしてくれる」

傷つくことで、相手を動かそうとする。
これが、お面の裏で作られている毒リンゴの味です。

もう一つのお面もあります。
「私は大丈夫です」という、強いお面です。

このお面をかぶっているときも、その子は泣きやんでいません。
泣き声を、上手にしまっているだけです。

ここまで読んで、胸がざわついたなら。
それは、悪いことではありません。気づきが始まった音です。

やることは、責めることではありません。
「あ、ここにいたのね」と、ただ認めることです。

認められた瞬間、手から毒リンゴが落ちます。

今夜、できること

読んで終わりにしないために、一つだけお渡しします。
三分あれば足ります。

一つ。
今日、心がざわついた瞬間を、一つだけ思い出してください。
大きな出来事でなくていいのです。ほんの一瞬でかまいません。
解決しようとしないでください。思い出すだけです。

二つ。
その瞬間に、こう聞いてみてください。

「これは、いま何歳の私が言っているのだろう」

考えて答えを出さなくて大丈夫です。
浮かんだ数字が、たいてい合っています。四歳。七歳。十二歳。

三つ。
浮かんだその歳の自分に、一言だけかけてください。

「気づかなくて、ごめんね」でもいい。
「ずっとそこにいたんだね」でもいい。
「もう大丈夫だよ」と言いたくなったら、言ってください。

それだけです。
消そうとしない。正そうとしない。ただ、いたことを認める。

これが、デコードの最初の一歩です。
今夜、あなたの中で、何かが一ミリ動いたなら。それはもう、始まっています。

最後に

もし今日、あなたの中の何かが、ほんの少しほどけたのなら。
それは、あなたが悪い人だったからではありません。

古いプログラムの声を、自分の声だと信じ込んでいただけです。
あるいは、何も聞こえないと思い込んでいただけかもしれません。

その設定は、変えられます。
あなたの性格は、変えなくていいのです。

もし、うまく言葉が出てこなかったなら

さきほどの三手で、浮かんだ歳の自分に、うまく声をかけられなかった方もいらっしゃると思います。

それも、よくあることです。
長いあいだ聞こえないようにしてきた声ほど、最初は出てきません。
出てこないのは、失敗ではなく、それだけ深くしまわれていたということです。

そういうときは、ひとりで掘らなくて大丈夫です。
一緒に見ていきます。

30分、お話を聞かせてください。売り込みはありません。
いまどのあたりにいらっしゃるのかを、一緒に確かめるだけの時間です。

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これからも、ご一緒に歩んでください。
ここで、灯りをつけて待っています。

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(C) Ayano Ransho / 幸せの教室 無断転載・AI学習転用禁止

愛と光と感謝を込めて
しあわせの道 家元
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蘭生 彩乃
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