オイディプス王 02
gemini教えて! 西欧文明における「オイディプス王」の時代ごとの評価の変遷にコメントお願いします。|yosaburou
お前たちの悲しみは、それぞれの身にのみ降りかかる、
ただ一人のもの。
だが私の魂は、この国全体のために、
私自身のために、そしてお前たちのために、一度に泣いている!
[Verse]
だからこそ、お前たちは居眠りする王を叩き起こしたわけではない。
我が子どもたちよ、私はすでに幾多の涙を流し、
疲れ果てた思考の迷宮を、何度も彷徨ってきたのだ。
そうして悩み抜いた末、私はひと筋の希望を掴み、
それを実行に移した!
我が妻の弟、メノイケウスの息子クレオンを、
デルポイの聖堂、ピュティアのアポロンのもとへ派遣したのだ。
いかなる行い、いかなる言葉によって、この国を救えるかを問いに!
[Tempo Increases]
そして今、彼が旅立ってからの日数を数えては、
どうしているだろうかと、胸を揉まれている。
あまりにも遅い、これほど長く帰らぬとは、奇妙極まりない。
だが、彼が帰還したその時には、
神が告げられたことのすべてを私が実行に移さねば、
それこそ私は、卑劣な人間というものだ!
[Priest: Baritone, Recitative]
王よ、あなたの言葉は実に見事なタイミングだ。
まさに今、あなたがそう語る最中に、
歓声がクレオンの帰還を告げている!
[Oedipus: Tenor, Powerful]
おお、守護神アポロンよ!
彼の晴れやかな表情が、
彼がもたらす喜ばしい報せの予兆でありますように!
[Priest: Baritone]
私の推測では、吉報に違いありません。
さもなければ、その頭に、
実をたわわにつけた月桂樹の冠など戴いてはいないでしょう。
[Oedipus: Tenor]
まもなく分かる、もう声が届く距離だ。
(クレオンが登場する)
[Oedipus: Tenor, Demanding]
我が義弟よ、メノイケウスの息子よ、
神の聖所から、一体どんな言葉を持ち帰ったのだ?
[Creon: Dramatic Baritone, Dignified]
吉報です!
たとえ耐え難き災いであっても、
正しい結末を見出せば、すべては善きことへと向かうのですから。
[Oedipus: Tenor]
その神託はどのように語られたのだ?
ここまでのあなたの言葉では、
確信も、恐怖も、抱くことはできない。
[Creon: Baritone]
もし、この民の前でその報せをお聞きになりたいのであれば、
今ここで、ただちにお話しいたしましょう。
あるいは、宮殿のなかへ共に入られますか。
[Oedipus: Tenor, Fortissimo]
皆の前で話すがよい!
私が背負っているこの苦痛の重荷は、
自分自身のためよりも、ここにいる我が民のためのものなのだから。
[Creon: Baritone, Dark & Solemn]
ならば、神が宣言されたことのすべてをご報告いたしましょう。
輝けるアポロン王は、我々に厳命されました。
この土地を蝕む「恐るべき汚れ(穢れ)」を根絶せよ、と。
国に深く根を張るその傷口を、これ以上匿ってはならぬ、と!
[Oedipus: Tenor, Anxious]
いかなる贖罪(罪滅ぼし)を求められているのだ?
一体、何が間違っていたというのだ?
[Creon: Baritone]
追放です。さもなくば、血をもって血を洗うこと。
その「殺人の血の汚れ」こそが、
我が国家の船を難破させている原因なのです!
[Oedipus: Tenor]
告発されたその悪党とは、一体誰のことなのだ?
[Creon: Baritone, Slow Orchestral Swell]
王よ、あなたがこの国の舵を握られるよりも前、
この土地を統治していた君主――それは、ライオス王です。
[Outro]
[Orchestra: Dramatic and Ominous Crescendo]
