セキセイインコと過ごした30年。その 魅力・性格・病気・別れまで【体験談】
セキセイインコを30年間飼ってきた体験からその魅力・性格の違い・
病気への向き合い方、そしてお別れまでをお話しします。
小さな羽音とともに過ごした日々は、すべてが人生の宝物。
これからセキセイインコをお迎えする方、長く一緒に過ごしている方の胸に少しでも響いてくれたら嬉しいです。
🌸 目次
セキセイインコの魅力|カラフルな羽と個性的な性格
セキセイインコとの暮らし|毎日が色づく大切な時間
インコがくれた縁と絆|“インコ仲間”がくれた出会い
小さな体の病気と看病|専門病院の少なさと看病の日々
お別れと感謝|虹の橋の向こうでも
まとめ|セキセイインコが教えてくれた“癒し”と”愛情”
セキセイインコの魅力とは?カラフルな羽と
個性的な性格
セキセイインコの魅力は、まずなんといっても多彩なカラー。
原種のグリーンは生命力を感じさせ、ルチノーの黄色は
光のようにやわらか。
ブルーやハルクインの子は、まるでキャンディのように明るく華やかです。

そしてもう一つの魅力は、個性豊かな性格。
人懐っこくおしゃべりが得意な子(主に男の子)、
自由気ままなツンデレタイプ(主に女の子)、そして控えめで静かに
寄り添う子など。
30年一緒にいて思うのは、「インコはちゃんと感情を持っている」
ということ。
落ち込んだときに指に乗って嘴で涙をぬぐおうとしてくれたあの瞬間、
どんなに心が救われたことか。
セキセイインコとの暮らし|毎日が色づく
大切な時間
ピチピチ、チチチ。朝の目覚ましより確かな、愛鳥のさえずりで
始まる一日。
ケージを開けると一目散に肩へ飛んできて、耳元で「かまって!」と
おしゃべり。
色々な芸をする子も多く、うちにはおもちゃの周りをバックしながら
くるくる回る通称「ムーンウォーク」をする芸達者なインコがいて
毎日笑わせてもらいました。
笑えるインコあるあるをいくつかあげるならば
雑誌を読んでいると端っこを小さな嘴で「カジカジ」とチェックされ、
パソコン作業中はキーボードの上をトコトコ、
いつのまにか見知らぬ画面になっていて冷や汗をかいたり。
名前を呼んだら、なぜか無言でフンだけ置いていく。
そんなお茶目な彼らに時にアタフタしつつも、時に頬が緩む毎日。
そして一生懸命羽繕いをする姿や、ウトウト居眠りする姿は
最高の癒やしとなります。
インコがつないだ縁と絆|“インコ仲間”が
くれた出会い
インコを飼っている人同士は不思議とすぐに仲良くなれます。
「うちの子はこんな性格で」「それ、うちも!」
そんな会話で盛り上がりる楽しい時間。
そして病気の事や生活習慣のことなど尽きない心配事も
仲間と共有して『うちだけじゃない』と何度心が救われたことか・・・。
不安を分かち合い、情報を交換し合うことで一人じゃないという安心が
明日からのインコとの暮らしを支えてくれます。

余談ですが実は私、インコ仲間のつながりがきっかけで結婚しました。
お互いの“うちの子”の話をしているうちに距離が縮まり、
気づけば人生のパートナーに。
今では夫婦でインコたちの声に囲まれながら、笑い合い、時には泣いたり
しながら楽しく、にぎやかな日々を送っています。
小さな体の病気と看病|専門病院の少なさと
看病の日々
セキセイインコを長く飼っていると、どうしても病気という大きな壁に
ぶつかります。体が小さいため、わずかな不調でもあっという間に
命に関わることもあります。
そして直面するのが、小鳥専門の動物病院がまだ少ないという現実。
ベストな治療を求めて片道何時間もかけて遠方へ通院する飼い主さんも
少なくありません。
しかも、治療費は犬猫と変わらない、あるいはそれ以上にかかることもしばしばです。

薬の投与一つとっても一苦労です。
セキセイインコは体がわずか30~40グラムほどしかなく、少しの量でも負担になります。薬を飲ませるにも口を開けてくれなかったり、すぐに吐き出してしまったり。
シリンジ(注射器型のスポイト)を使って、そっとくちばしの端から一滴ずつ垂らすように与えるのですが、緊張で手が震えることも・・・
そして、看病による飼い主の心労は想像をはるかに超えます。
これは飼い主としては失格だと自覚しているのですが
看病の期間が長くなり、仕事にも行けなくなってしまった
経験もあります。無力な自分に打ちひしがれて悲しくて情けなくて・・・
それでも、懸命に精一杯生きようとする愛鳥の姿から
命の尊さや切なさ、そして強さを教えられました。
お別れと感謝|虹の橋の向こうでも
お別れの朝、小さな体を包みながら「ありがとう」とだけつぶやき、
もう動くことのない小さな姿を見てただただ涙が止まらない。
けれど、その悲しみの中に「この子と出会えてよかった」という
ありがとうの気持ちもありました。

ペットロスは、すぐに癒えるものではありません。
だって小さな体でたくさんの愛情をくれた存在を失うのだから
簡単に気持ちを整理できないのは当然のこと。
無理に気持ちを切り替えようとせず、泣いたり思い出したりしながら
少しずつ日常を取り戻していくことが大切だと思います。
あの子たちがくれた温もりや、数えきれない思い出は確かに心の中に
生き続けます。
悲しみの中にも笑顔だった日々を思い出せるようになったとき、
ちょっとずつ前へ進む力になってくれるのだと思います。
まとめ|セキセイインコと過ごす愛しい日々
セキセイインコと暮らすことは、決して簡単ではありません。
愛情が大きいほど心配事も増え、同時に生活に掛かってくる重さも
増して行きます。
でも、その小さな命が教えてくれることは計り知れないほど大きい。
笑顔も、涙も、ぜんぶが愛おしい時間です。
これからインコを迎える方へ――
どうか、この小さな命を家族の一員として、たっぷりの愛情で包んであげてください。
インコは言葉こそ話せなくても、あなたの声や気持ちをちゃんと
感じ取っています。
毎日の「ピッ」という声も、羽ばたきも、すべてが心の交流のしるし。
一緒に過ごす時間を大切にして笑顔とやさしさのある暮らしを積み重ねていけばきっとその愛は何倍にもなって返ってくるはずです!
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