Epic Gravel Ride Fuji - 57km/924m up
一連のEpic Rideシリーズ、そのフィナーレは富士山の麓へ。
ニセコで180kmを走り、大分で由布岳を越え、最後はロードバイクをグラベルバイクに乗り替えて北富士演習場へ。
今回走ったのは57km、924m up。
富士山の北麓、山中湖と富士吉田の間に広がる北富士演習場は、限られた立入日に、定められた手続きを経てのみ入ることのできるフィールドです。
ゲートを抜けると、富士山の裾野と、どこまでも続く未舗装路。
締まった砂利道もあれば、荒れた路面もある。登りも下りもある。
東京からそれほど遠くない場所にありながら、普段のライドとはまったく違うスケールと静けさがあります。
この日は、そんな北富士演習場を舞台に、MAGNETの仲間たちとグラベルを走ってきました。
本日の名コンビ
今回のライドリーダーは、この人。

Photo: @chabeck
マッペさん。
そして撮影は、@chabeck さん。
MAGNETのライドではおなじみの名コンビです。
今回も走りながら、一日を写真に残してもらいました。
ちなみに参加者の中には、山中湖まで自走でやってきた強者も。
こちらは現地でライドするだけでも十分だと思っていたのですが、世の中には猛者がいるものです。
富士山は、いない
この日の天気は曇り。

時々、雨。
そして、霧。
せっかく富士山の麓まで来たのだから、どーんと富士山を拝みたい。
……ところなのですが。
見えない。
まったく見えない。
富士山はそこにいるはずなのに、完全に気配を消している。
少し残念。
でも、走っているうちに、これはこれで悪くないと思えてきました。
霧の向こうへ続く未舗装路。

その中へ少しずつ消えていくライダー。
晴れていれば雄大な景色が広がる場所が、この日はまったく別の表情を見せてくれた。
幻想的、という言葉が一番近いと思います。
走るたびに路面が変わる
北富士演習場の面白さは、景色だけではありません。
ひとことでグラベルと言っても、路面は場所によってまったく違う。
きれいに締まっていて気持ちよく走れるところもあれば、石が浮いていてラインを選ばされるところもある。

登りでは脚を使い、下りでは気を抜けない。
普通の舗装路なら、石や穴などに注意することはあっても、「道」そのものをそれほど意識せずに走れる。
でも、グラベルでは常に路面を見る。
どこを走るか。
タイヤをどの角度で接地させるか。
どのラインなら抜けられるか。
同じ自転車でも、ロードとはまったく違う面白さがあります。
そして、戦車
今回、北富士演習場らしさを最も感じた瞬間。
それは、
戦車に遭遇したこと。

Photo: @chabeck
普段のライドで、
「この先、戦車いるかも」
なんてことはまずありません。
霧の中をグラベルバイクで走っていたら、その先に戦車。
なかなか情報量が多い。
ここが単なる林道でも、普通のグラベルコースでもないことを、一番わかりやすく思い出させてくれる光景でした。
走ったあとは、山中湖へ
演習場を走り終えたら、山中湖畔へ。


Photo: @chabeck
そこでピクニック。

Photo: @chabeck

Photo: @chabeck
朝から霧の中を走り、荒れた路面を越え、戦車に遭遇して、最後は湖畔でみんなで座る。
ニセコとも、大分ともまったく違う。
これが今回のEpicでした。
三つのEpic Ride
ニセコは、走りごたえのある地形と大きな景色。
大分は、その土地とそこに集まる人たち。
そして富士は、場所そのものがEpicだったのだと思います。
同じEpic Rideという名前でも、内容はまったく違う。
それでも共通しているのは、一人ではなかなかやろうと思わないことを、仲間と一緒だからやってみようと思えること。
今回も、そんな一日でした。
これにて、ひとまずEpic Rideシリーズは終了。
……と言いたいところですが。
10月3日には、富士山をぐるっと一周するフジイチライドを開催します。
今度はグラベルではなく、富士山をロードバイクで一周。
まだ走るのか。
はい、走ります。
ネバー・ネバーエンディング・ストーリーである。
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