5WhysとQAP
なぜなぜ分析(5Whys)とQAPを比較してみよう.
なぜなぜ分析(5 Whys)
なぜなぜ分析(5 Whys)の考え方は,「問題に対して「なぜ?」を繰り返すことで,根本原因に到達する」というものだ.
なぜなぜ分析の強みは,シンプルで,現場で使いやすいことだ.
一方,限界は,原因が単線的(1本の鎖)になりやすいことである.
しかし,実際には,単一原因だけでなく,複数原因,構造的原因,価値のズレが絡むことが多い.したがって,なぜなぜ分析では,複合的な原因に到達できないという限界がある.
QAPで見た5Whysの再解釈
なぜなぜ分析をQAPの視点で見れば,P(プロセス)に沿った因果追跡である.
なぜなぜ分析は,A(構造)を十分に見ないだけでなく,Q(品質)はほぼ扱わないのである.QとAを見ないから,視野が狭いのである.
逆に言えば,Pしか見ないなぜなぜ分析を,QとAも見るなぜなぜ分析に拡張できる可能性があるともいえる.
それは,「なぜ?」に対して,Q・A・Pのどの不整合かを必ず分類することである.
例

まとめ
根本原因は1つではなく「Q・A・Pの交差点」にある
なぜなぜ分析は,QAP不整合の探索過程として再定義できる
なぜなぜ分析はQAPによって拡張され,単線的な因果追跡から,多次元の不整合構造分析へと進化する.単線的な因果追跡を,多次元(Q・A・P)に拡張できる.なぜなぜ分析はQAPで再構成でき,“より構造的で漏れの少ない原因分析”ができる
参考
TPSとQAP https://note.com/re_blogroom/n/nd620f24eb54b
品質,構造,プロセス https://note.com/re_blogroom/n/n56dddbc0272a
