私の毎日を変えた500秒
今回はたかっちさんの企画500note祭りに参加させていただきます。
今回は、「500秒」をテーマに書きたいと思います。
500秒。
私にとって、この数字は特別な意味があります。
我が家の洗濯機は、
8分強、500秒位で、すすぎから脱水へと切り替わります。
「カタッ」という音を立てて止まり、
水が排水溝へ向けて流れ、脱水開始の「ウィーン」と音が変わるその瞬間は、私にとって掃除の大詰めを知らせる合図。
タイマーをかけているわけではありません。
この音を聞くと、
「もうひと仕事、済ませてしまおう」
そんな気持ちになります。
不思議なもので、終わりが見えると力が出るものです。
洗濯機が背中を押してくれているような気がします。
風呂場の排水溝の髪の毛を取り、
花瓶の水を替えると、
花もどこかほっとしたように見えます。
ついでにベランダに出て、
土の乾き具合を確かめながら植物に水をあげる。
朝の空気を吸う、そのひとときも好きです。
あと少し。
洗濯が終わるまでの、わずかな時間。
この500秒が終わる頃には、
部屋も、そして気持ちも、少し整っています。
整った気持ちで、次の500秒、洗濯物を干す作業へ向かう。
毎日、「時間がない」と思うこともあります。
500秒あれば、できることは意外とたくさんあります。
「時間がない」ではなく、「500秒ある」。
そう思うようになってから、自然と体が動くようになりました。
実は以前、「30分イッポンショウブ!」という曲を作ったことがあります。
洗濯機のスイッチを押したらスタート。
ブザーが鳴るまでの時間で家事を進める、自分だけの小さなチャレンジです。
30分という大きな枠組みの中に、この濃密な500秒が組み込まれていると、より充実した時間を過ごしている感覚になります。
そんな遊び心も加わって、家事の時間が楽しくなりました。
小さな幸せ、ぷちふく〜。
500秒は、何か大きなことを成し遂げる時間ではないかもしれません。
小さなことを積み重ねるには、きっと十分な時間なのだと思います。
私の毎日は、そんな500秒の積み重ねでできているように思えます。
たかっちさんの企画のおかげで、自分にとっての『500』を見つめ直す良いきっかけをいただきました。
素敵な企画をありがとうございました。
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