パソコンゲーム回顧録 第5回〜X68000の「スペースハリアー」
1988年。再就職の為、卒業校に最終学歴証明書を取りにクルマを走らせていた。
自宅から距離があったのでちょっとしたドライブ気分。
のどかな田舎の風景。時代はバブル期。日本が一番豊かな時代。勤めていた地元のクルマ関係の仕事に嫌気がさして転職を考えていた。激務だったせいか毎日誰か辞めているという噂まであった。
久しぶりの母校。対応してくれた先生方は知らない顔ばかりだった。少し談笑して書類を受け取り帰路につく。
途中にJoshinがあったので何げに寄った。特に目的もなく。平日だったので人は少なかった。
店内を見渡していたらX68000の展示で「スペースハリアー」が試遊できるようになっていた。
おお…。これが。

噂には聞いていたけど初めて触れる瞬間。プレイしてみた。これは凄いな…。と驚いた。しばらく遊んで移植の完成度の凄さを感じてクルマに乗り込み再就職が上手くいったら記念にX68000を買おうと思った。

その後、無事に合格しX68000と専用モニターを購入。両方で2割引きで買えて45万くらいだったかな。今の紙幣価値だといくらになるんだろう?

スペハリは満足いく出来だったものの完全移植ではなかった。ただ当時の移植としては最上級のものだったし、個人的には地上物を破壊しやすく爽快感はアーケード版より上かも
早速、いつも遊んでた中学時代のメンバーで遊んだ。8ビットパソコンマニアのMはX68の付属ソフトが凄いと力説していた。NECなら全部別売りで何万円も掛かるとか。
我が家はテレビでファミコン、逆のスペースに置いたX68で同時にゲームが出来る環境になった。ファミスタ対戦時に「源平討魔伝」の阿弥陀婆のセリフがツッコミになってよくみんなで笑った。
ある日、新しく就職した職場の先輩が「ロクハチ持ってんの?」と聞いてきた。ソフトを沢山持っているので寮に遊びに来る?というお誘いだった。入社して仲良くなった1つ下と2つ下の3人で会社帰りに遊びに行った。
新生活がまたスタートしたときに記念に買ったX68000。ファミコン全盛期の時代に次元の違うゲームができることにわくわくが止まらなかった。

