てくてく散歩帖〜奥出雲編DAY1〜
2026年6月某日
【訪れた場所】
米子🚗①金屋子神社🚗②姫のそばゆかり庵🚶③稲田神社🚗④鉄の歴史博物館🚗⑤菅谷たたら山内🚗三刀屋

以前、吉備・出雲・能義を巡る旅をしました。
その旅を通して、この地域は「鉄(製鉄・流通)」と深く結びついていることを知り、さらに日本古来の鉄づくり「たたら製鉄」に興味を持ちました。
そこで今回は、「たたら製鉄」の里・奥出雲を巡ります。
行きたい場所が公共交通機関では巡りにくかったため、今回はレンタカーを利用しました。
今回は「てくてく(徒歩)」少なめの旅です。
①金屋子神社
安来市広瀬町西比田にあります金屋子神社は1200社ある金屋子神社の総本宮です。
金屋子神は播磨の国から鉄づくりを伝えるため白鷺にのり、この地黒田の森にある桂の木に降り、鉄づくりを広められました。
たたら場のみならず鉄を生業とする人々からの信仰があります。




参道脇に鉧(鉄の塊)などが奉納されており、さすが鉄の神さまですね。
不純物の少ない砂鉄と木炭を高温で燃焼させできるのが鉧で鉧の一部が玉鋼で日本刀などになるようです。
鉧ができる過程で砂鉄に含まれていた不純物が流れ固まったものが鉄滓で鉄分はほぼ含まれていないらしい。
ここまで運ぶのもすごい労力です。
近くに奥宮もあるようですが、かなり激しい雨が降っていたため今回は断念しました。
②姫のそば ゆかり庵
当初の計画では二日目に訪れる予定でしたが、今日行きたかったお店が臨時休業されていましたので予定変更しこちらに。
稲田神社社務所で営業されています。
神社近くの畑で栽培された蕎麦や米、野菜を使用されています。
蕎麦は在来種である「横田小そば」。
激しい雨が降ってましたが、駐車場は満車でした。
しばし駐車場が空くのを待って、入店。
おにぎりも食べたくなり御膳を注文。
お腹いっぱいになり、縁側から見える雨の風景と雨音に癒されました。

③稲田神社
ゆかり庵さんをでるとすぐに神社があります。
こちらは素戔嗚尊の正妻櫛名田比売を祀る神社です。
この神社の周りには櫛名田比売のゆかりの場所がありますが、今回は見送ります。
次回お天気に恵まれた日にとっておきます。

④鉄の歴史博物館
里山を走りますと突如風景が変わり、町屋敷が見えました。町屋敷の道を少し上がると鉄の歴史博物館があります。
こちらで製鉄の一連の流れがわかる映像や資料を観ることができます。
村下さんと呼ばれるリーダーが指揮をとりその技術は口伝で次の村下さんへ代々受け継がれていく。
製鉄には大量の砂鉄と木炭も必要で、たたら周辺にさそれらの役割を担っている人々も生活をし、村や町に。



⑤菅谷たたら山内
山内とは高殿などの製鉄施設や事務所、従事している人の居住が一緒になっている集落のことのようです。
受付をするとガイドさんがついてくれて各場所の説明をしていただきました。
高殿に入ると冷んやりした空気で火を扱うので天井は高く、中央に鈩があり空気を送る装置がついてます。
吹子も最初は人力で行っていたが、風車を利用し送るようになったようです。
この日風車跡の発掘調査で空気を送る管を掘り起こされており観ることが出来ました。
たたらは湿気対策が必須で桂の木も水をよく吸うのもあり近くに植えられているとの説明を受けました。
赤く色づいた桂の木も見てみたいですね。
村下坂という村下さんした通れない坂も見ることができました。
給与はお米だったようで米倉などもありました。
職場と住居が一緒になった集落でどんな生活を送っていたのでしょうか。
私ならちょっと息苦しさを感じるかもしれません💦




閉館時間が迫ってきたので退場しホテルに向かうのですが、この後まさかの反対方向の高速に乗ってしまい広島まで激しい雨の中走ることになるのでした、、、。
奥出雲内の宿泊が満室で三刀屋まで引き返し本日終えました。
明日も雨予報、せめて小雨でお願いします。
