【ちょっと待って!】味が薄いからって、すぐ醤油を足してませんか?
「味が薄いから醤油を足そう」
これ、実は失敗しやすいです。
元飲食店店長の僕なら、まず「水分が多くないか?」を確認します。
「えっ、薄いなら醤油を足すんじゃないの?」
そう思いますよね。
もちろん醤油を足すのがダメなわけではありませんが、「薄い=醤油が足りない」と決めつけるのはちょっと危険です。
味が薄く感じる原因は「水分」かも
例えば醤油大さじ1は約15ml。
同じ15mlの醤油でも、料理に残っている水分が300mlなのか500mlなのかで、味の濃さは変わります。
しかも煮物は、火にかけている間に水分がどんどん減ります。
つまり、途中で「ちょっと薄いな」と思って醤油を足してしまうと、そのあと煮詰まったときに、
「あれ?今度はしょっぱすぎる……」
なんてことが起きます。
料理って、意外とここが落とし穴なんです。
肉じゃがを作るとき、こんなことありませんか?
夕方、「今日は肉じゃがにしよう!」と準備開始。
レシピには「水300ml・醤油大さじ2」と書いてあります。
でも家族4人分だから、
「じゃがいも、もう1個入れちゃおう」
「玉ねぎも余ってるし、入れちゃえ!」
と具材を増やす。
さらに、
「具材が浸からないと不安だな」
と水も少し追加。
そして15分くらい煮て、味見。
「……あれ?なんか薄い」
ここで醤油を追加。
「うん、これなら大丈夫!」
と思って火を止めます。
ところが、そのあとご飯をよそったり、食卓を準備したりしている間にも、肉じゃがは余熱で少しずつ煮詰まります。
そして食卓で一口。
「……あれ?今度は濃い!」
これ、ありませんか?
この場合、最初から醤油が足りなかったとは限りません。
具材や水を増やしたことで、一時的に味が薄く感じていただけかもしれません。
だから僕なら、まず少し煮詰めます。
そして、もう一度味見。
それでも薄かったら、醤油を少しずつ足します。
この「すぐ足さない」が大事です。
味付け上手は「足す前」に考える
料理が薄いとき、
「何を足そう?」
と考える前に、
「なんで薄いんだろう?」
と考えてみてください。
食材が多い?
水分が多い?
まだ煮詰まってない?
原因が分かれば、必要以上に調味料を入れずに済みます。
「薄い=醤油!」ではなく、まず料理の状態を見る。
これだけ覚えておいてください。
今日の煮物で、ぜひ試してみてください🍳
「私、薄かったらすぐ醤油足してた……」と思った方は、保存して次の料理で試してみてください!
そして、「この料理の味付けがいつも決まらない!」という料理があれば、コメントで教えてください。
元飲食店店長のシンが、家庭料理で使える味付けのコツを分かりやすく紹介していきます。
