【理学療法士のキャリア】早めのスキル獲得で最大の恩恵を受ける
🔷 はじめに
大学院で公衆衛生学や疫学を学び、健康的な社会の実現を目指している理学療法士のジローです。
今回は、私の経験をもとに「早めのスキル獲得がもたらすメリット」についてお話しします。
🔷 バンドに夢中だった青春時代
40代の方なら共感してもらえるかもしれませんが、私が中学・高校生だった頃はバンドブームの真っ只中でした。私もその流れに乗り、ギターにどっぷりハマっていました。

通っていたのは進学校でしたが、勉強よりもギターの練習を優先。結果として、成績は下がり「勉強ができない奴」として有名になってしまいました。しかし、高校3年の文化祭では、大活躍することができました。
🔷 20年経った今も活きるスキル
社会人になり、仕事や家事に追われる日々。ギターを弾く時間はほとんど取れなくなりました。それでも、たまに「ギターが弾ける」と聞きつけた人から演奏の依頼を受けることがあります。
もちろんプロ並みではありませんが、若い頃に身につけた技術が残っているおかげで、渡された楽譜くらいは問題なく弾けます。時には複数のバンドを掛け持ちすることも。
「早い時期に習得したスキルは、何年経っても役に立つ」ということを実感しました。
🔷 6年目で大学院へ進学
理学療法士としてのキャリアを考えたとき、「臨床研究をしたい」「学会で活躍したい」という思いがありました。しかし、当時の先輩からは「まだ早い」「まずは院内の仕事を覚えてから」といった助言を受けました。
しかし、5年目で受験し6年目からは大学院で学び始めました。
若いうちから大学院に飛び込むことで、
基礎知識があるため、新しいことを吸収しやすい
知識をアップデートしながら成長できる
後輩指導にも活かせる
早めの昇格につながる
といった多くのメリットを享受できました。
早く昇格すると、その分長く手当(給与)を得られます。
(実際に、大学院が修了した時には、数人の先輩を飛び越えて「副主任」に上げていただきました)
また、役職がつくことで病院の代表として会議に出席する機会も増え、さらなるキャリアアップにつながりました。
🔷スキル獲得のタイミングは?
「いつ新しいスキルを身につけるか」「いつ本気で努力するか」
迷うこともあると思いますが、私は 「できるだけ早い時期にチャレンジする」 ことをおすすめします。
なぜなら、
若いうちの挑戦は、もし方向が違っていても修正しやすい
早くスキルを身につけるほど、その恩恵を長く受けられる
からです。
「いつかやろう」と思っているなら、今がそのタイミングかもしれません。
この話が、スキル獲得の時期を迷っている方に届けば嬉しいです。
✒️筆者紹介
理学療法士/修士(リハビリテーション学・公衆衛生学)
回復期リハビリ病院では病棟主任・教育主任を歴任。脳卒中後の機能回復と栄養管理の臨床・研究に携わる。
リハビリテーション医学の科学的根拠を追求すべく、大学院にてリハビリテーション学の修士号を取得。さらに、臨床研究・疫学・統計解析の実力を体系的に習得するため、公衆衛生学修士(MPH)を取得し、医療データの分析にも軸足を置く。
現在は、 医療リアルワールドデータ活用人材プロジェクト 東京大学履修コースで、医療の現場から得られる大規模データを用いた実証研究に取り組む。
臨床と疫学をつなぐ視点から、介入効果の可視化と医療政策への応用を目指している。臨床現場を離れ、医療研究開発センターのプロジェクトマネージャーとして新たな挑戦を始める。
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